大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

福島県産コメ 今年初の出荷停止

2012-10-28 10:30:00 | 原子力関係
福島県産コメ 今年初の出荷停止より転載
産経新聞 10月25日(木)20時36分配信
 政府は25日、福島県須賀川市の一部地区のコシヒカリから国の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたとして、同地区で今年産出されたコメの出荷停止を指示した。今年収穫されたコメの出荷停止は初めて。

 基準値を超えたのは旧西袋村地区の農家1戸が生産した320袋のうち1袋。1キロ当たり110ベクレルのセシウムが検出された。検査段階のため、流通はしていない。

 福島県は今後、同地区で生産されたコメの保管や出荷などの状況を農家ごとに把握する「管理計画」を策定。再度、全量全袋検査などを行い、安全性が確認されれば、出荷停止の措置を解除される。

福島原発と精神病

2012-10-28 10:17:22 | 原子力関係
福島県の気違いを紹介します!とても珍しい方です!月に一回訪問してあげてください!とてもためになります!
信夫山ネコの憂うつというブロガーです!かなり悪質なネコです!ネズミとりかゴキブリホイホイで退治したいです!

朝日新聞10/10「自主避難への理解」は事実が隠された「印象操作」記事

数日おきに福島攻撃の放射脳デマが出て、うっと~しい毎日だにゃ。でも一つ一つ除染しなくちゃならない。

「福島に残った人」が大きらいで、「自主避難」が大好きな朝日新聞、マイタウンみつばちの目「自主避難への理解」は、典型的な福島攻撃記事だった。10月10日の福島ローカル版「コラム」なのだが、こんなヤツだった。
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000131210090001
自主避難への理解 2012年10月10日 朝日新聞

「こういう人たちが、県外で風評被害をまき散らしているんです」
県総合計画の見直しで、県が各地で開いている地域懇談会で出た発言だ。総合計画審議会委員の一人が、母子だけで自主避難している人についてそう言い放った。
「経済的にも余裕がある人たちです」「正しい知識をもってもらいたい」

二重生活の出費に耐えられる、という点では「余裕がある」かもしれない。だが、取材した限り、出費を切り詰め、ギリギリの生活を続けている家庭が大半だ。前向きに新天地で暮らす人たちがいる半面、「風評被害をまき散らす」どころか、いじめや嫌がらせを恐れ、「福島から来た」とも言えず、身を隠すように暮らし、福島を思って涙する。そんな人も多い。

県総合計画は来年度から8年間、復興計画も含めて県の施策の指針となる。この委員がどの程度、見直しにかかわるか知らないが、県は人選をもう少し考えた方がいい。(西村隆次)


と言うわけで、「反原発」は大騒ぎ、鬼の首とったようにツイートしまくっていたにゃ(早川尊師なんかも「拡散」しまくっていたようだにゃ)。「福島県の役人が自主避難した人たちを公然と非難」とか、「福島県民の分断を深める気だ」とかね。にゃははは、委員の大方は役人じゃなく別の職業があるし、福島県民が一致して「自主避難」する位なら、わたしゃ「分断」で結構、幸せだよ。だいたい県民だの都民だのが一致している気持悪い県なんてあるんか~?東京って全員石原さん支持なわけ?これってイギリスの植民地支配の手法は「分断統治」だった!とかいう、インテリ様の知識ひけらかしかにゃ?確かに福島は原発については東京の植民地みたいなもんだったがね~、おれらの福島県は、無知蒙昧の遅れた未開人の土地で、だから「意識が高い」東京に分断支配されているって言いたいわけ?この「分断」ってコトバ聞くと、とにかくこの言葉を福島に適用する精神に、宗主国的「高め目線」が感じられてムカツクにゃ。ま、ど~でもい~よ、偉い偉い。でも「自主避難」やめて帰ってくる人は歓迎だにゃ。こっちの方向で「分断」やめたってい~んじゃね?

あ~話がずれっちまったにゃ~。

しかしこの記事、何かすっきりしない文章だ。「前段」では件の委員氏は、ある特定の具体的な「こういう人たち」について言っているみたいなのに、「後段」まで読むと、「大半」の「自主避難者」について委員が言ったように見える。もちろん委員氏の言う「こういう人たち」は、「自主避難者一般」ととれないこともないが、「取材した限り、出費を切り詰め、ギリギリの生活を続けている家庭が大半だ」と書く西村記者は、まさか「大半」の「自主避難者」を知ってはいない。彼が取材した中の「大半」だ。下手すると、委員氏が具体的なある「自主避難者」について言った、これに対し西村記者も別な具体的な「自主避難者」について書いただけ、かもしれない。だとすれば委員も記者も、「自主避難者」とは「一般的に」あるいは「多くは」はたまた「全て」がこうだ、とは言っていない。何も関係ない二つの例が並列してあるだけで、一方の例はもう一方の例の「反証」にはならない。読み間違わないようにしよう。

なお、西村記者は確かに一人は取材している。
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000131201110001


こりゃ何かあるぞ、ということで、信夫山ネコの友猫、何でもつっこみたがる「武闘派ネコ」さんが、福島県庁の人に聞いた話はこうだ。

確かに委員の発言はあった。場所は白河市の「地域懇談会」。

ただし朝日新聞が書いていない「前段」があった。 

まず委員ではない懇談会参加者=ある農業団体の代表格の人(A氏とします)の発言があった。それは以下のようであった。

A氏が、関西のある県から「福島の産品およびその安全の取り組みについて話をしてほしい」と言われた。そこでその「他県」に出向いて、説明する機会を持った。A氏は最近の福島産品の、放射性物質検出値が低く、基準を下回っている物が多いことを説明し、「福島県の農家は、安全管理に頑張っています、応援してください」と話した。

ところがそこで一人の参加者から非常に厳しい意見が出た。「本当に大丈夫なのか、政府の基準値以下でもゼロではなく、安全ではない。そんなものをバラまいていいのか!」というような感じで、かなり感情的に反発されてしまった。そして何とその人は、福島県のある場所から母子で自主避難した人だった。

このA氏の話を受けてある委員が、「そういう話は自分もよく聞いている、自分の近所にも自主避難した人がいて、それは経済的に余裕がある人だった・・・」等と発言した。委員は「県外の人が理解してくれないと、皆さんのせっかくの努力が無駄になっちゃうんですよね、科学的に正しい知識をもって欲しい・・・」等とも発言した。


以上である。「伝聞の伝聞」なので、細かい内容の真偽に責任は持てない。もし確かめたかったら、県庁に電話で聞いてみれば教えてくれるよ、と「武闘派ネコ」さんは言っている。話のポイントは、やはり「委員は特定の人を指して発言した」のであり、「自主避難者一般、とか多くとか、全員が、風評被害を撒き散らしでいる」とは言っていないことだ。

朝日新聞さんよ、これで「県は人選をもう少し考えた方がいい」になるってことは、委員は「福島県産品は政府の基準値を下回っていても危険だ!ゼロベクレルじゃなきゃ嫌!」を理解する人に代えろってこと?バカ言えだにゃ。もう「宇宙のファンタジー」みたいな、わけわからん幻想のフクシマのこと書くのやめなよ、新聞なんだから。こんなの続けていると、いつかまた「謝罪」しなきゃならなくなるよ(子会社の「週刊朝日」が差別やって、橋本徹市長にボコられているにゃ)。


★「自主避難者」が「風評被害を撒き散らした」例
だいたいさ~、事実「自主避難者が県外で風評被害撒き散らしている」よ。代表はご存知、交錯員の「デマリン(竹野内真理氏=あ~「竹内まりや」さんに似ていてやだにゃ~)」。この方は関東から沖縄への「自主避難者」、プロフィールからすると「母子避難」でもある。デマリンの主張はこのブログでもいくつか書いたが、科学的根拠に乏しい。

この夏 竹野内真理氏の「エートス攻撃」祭りが暑苦しいにゃ
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-103.html
デマリン(竹野内真理氏)の渦 その後を追ったら「外人部隊」に戻った 田中康夫・川田龍平のエートス攻撃には呆れ
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-107.html

他にもネット上にたくさんあるが、これって「風評被害撒き散らし」でしょ。それに「翻訳家」で肥田氏とか矢ヶ崎氏と「共訳」した本売ってるし、自分が「通訳として横田夫妻にも同行取材し、めぐみちゃんの話に涙した私ですが」と言っているくらいだから、少なくともふつーの「お母さん」より「裕福」じゃないか?

札幌に「自主避難」した「子ども福島」関係者の「風評被害撒き散らし」はこちら。

中手聖一氏の「札幌テレビ」仰天番組&「週刊プレイボーイ」デマ記事に見える 「反原発正義軍」の次の作戦
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-92.html
米国から福島に「トモダチ作戦」 しかし中手聖一氏からは「福島で子どもの死者増加」というデマテロ
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-88.html
「葬列予報」と「子ども福島」 そして「自主避難者」への「補償」について
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-55.html
週刊文春デマ記事「自主避難者の子どもに甲状腺ガン」の最大の被害者は山下俊一氏にゃ (3/14追記あり)
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-73.html

「アカイハナ」氏も神奈川から大阪への「自主避難者」だった。
呆れた「葬列予報」の首謀者はpeacemakerhana アカイハナという人物
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-46.html

こういうのもあった。
沖縄ヘの「自主避難者」が青森の雪を「放射能が危険」と騒いだ 狂気が日本を潰す? しかし良識が巻き返したにゃ
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-70.html

まさに「こういう人たちが、県外で風評被害をまき散らしているんです」。

「委員」も福島県民だ。自主避難者の「風評被害撒き散らし」にはアタマに来ることもあるだろう。ましてこの懇談会では、「頑張っている農業関係者が、感情的に反発された」という、個別具体的な話だったのだ。朝日新聞は委員が「事実」および「感じたこと」を発言してはいけないと言うのか?クビなのか?これこそ「言論の封殺」じゃないの?

繰り返すが委員は「全ての自主避難者」とか「自主避難者一般」を非難したのではない。委員は具体的なある「自主避難者」について、「事実」を言って、彼(または彼女)の意見を言っただけだ。

「風評被害を撒き散らす」のは「自主避難者」の一部だ。一部の声がデカイ奴が、他の普通の人たちを差し置いてマスゴミやネットによって「代表」になってしまうのは、今回あまりにもよく見られていることだ。

信夫山ネコは福島をdisる「自主避難者」についてはアタマに来るが、そんなことしていない「自主避難者」を非難したことはない。「自主避難者」であろうとなかろうと、またノーベル文学賞だろうが、有名ミュージシャンだろうが、大学教授だろうが、外国人だろうが、福島をdisる輩にはアタマに来ているだけだ。「自主避難者」の多くは、むしろ武田師ら「反原発カルトの尊師たち」や「無料(フリー)ジャーナリスト」、マスゴミ等に騙された「被害者」だと思っている。もちろん「自主避難者は裏切り者だ」とか「自主避難者は帰ってこい」なんて思わない。他人の人生、その人が正しいと信じて選ぶしかないから、知ったこっちゃない。でも帰ってきた人がいたら、そりゃうれしいと思う。騒がず密かに。それだけ。

(10/24追記)
これは前回エントリーコメント欄にtotoさんからいただいていたが(ありがとうございます)、もうひとつ朝日新聞に「印象操作」と思われる記事があった。10月20日の「『移動教室にこそ予算を』福島・伊達の校長ら国に訴え」で、使用されている写真のキャプション=「『子どもたちは夏の暑い日でも全員、マスクをし、積算線量計のガラスバッチを胸に登校していました』。写真を見せながら国会議員らに訴える福島県伊達市立富野小学校の宍戸仙助校長」というものだが、この校長が見せている写真は、去年の夏であるという事実(=校長の説明)が抜けている、というもの。なおこの記事を書いたのは「例の」フクシマ支局本田雅和記者。なるほどこれでは、「福島では今年の夏もマスクで登校!キャー!子どもは全員避難させなさいっ!大馬鹿者!」とかなる可能性があるのだにゃ。

「平凡な食卓での会話」【備忘録】朝日新聞「情報の取捨選択とはこうするのだ」の事例
http://blog.livedoor.jp/toshiaki_ono/archives/51900144.html
に詳しいです。

まったく福島では新聞読んだりTV見たりするのが大変だにゃ(もちろんネットも)。でも何年か後には、日本で一番「メディア・リテラシーがある県民」になっているかもね~。


2012-10-23(20:49) : マスゴミ : コメント 69 : トラックバック 0

泊原発、再稼働求める=厳冬の停電「人命に関わる」-米倉経団連会長

2012-10-28 10:00:00 | 原子力関係
泊原発、再稼働求める=厳冬の停電「人命に関わる」-米倉経団連会長より転載
 経団連の米倉弘昌会長は23日、札幌市内で記者会見し、北海道電力泊原発について「厳冬期の停電は人命に関わる。そうした事態を絶対に引き起こしてはならない」と述べ、電力安定供給のために政府や原子力規制委員会に再稼働を強く求める考えを強調した。(2012/10/23-18:02)jiji.com

断層判断「不十分」=事前会合で専門家ら-大飯原発・規制委

2012-10-28 09:00:00 | 原子力関係
断層判断「不十分」=事前会合で専門家ら-大飯原発・規制委より転載

 関西電力大飯原発(福井県おおい町)の敷地内で、岩盤の亀裂(破砕帯)が活断層と連動する可能性が指摘されている問題で、原子力規制委員会が専門家らを集めて11月初めに行う現地調査の事前会合が23日、東京都内で開かれた。これまでの関電の調査や、旧原子力安全・保安院の審査が不十分だとの指摘が続出した。
 保安院や関電は敷地内の破砕帯について、含まれている岩石などから活動の時期が古く、動く可能性はないと判断していた。
 現地調査のメンバーで、産業技術総合研究所の重松紀生主任研究員は「飛躍があり、これだけで判断するのは難しい」と指摘。信州大の広内大助准教授も、破砕帯の上にある地層と同じ地層を広範囲に調べ、形成時期を把握する必要性があると訴えた。
 東洋大の渡辺満久教授は、原発周辺の熊川断層などが、関電の推定より長距離にわたって連動する可能性を挙げ、従来の判断に疑問を投げ掛けた。
 規制委の島崎邦彦委員も会合後、報道陣に「もう少しきちんと調査をしていれば、さらにはっきりと分かったはずだ」と述べ、これまでの調査が不十分だったとの認識を示した。(2012/10/23-21:06)jiji.com

福島第一原発観光地化計画

2012-10-28 06:35:51 | 原子力関係
公式チャンネルより転載


福島第一原発観光地化計画、それは読んで字のごとく、福島第一原発の事故跡地を「観光地化」する計画のことです。
 といっても、それは現在の事故跡地の話ではありません。この計画は、除染が十分に進み、一般市民が防護服なしに数百メートルの距離まで安全に近づけるようになった、事故から25年を経た未来の跡地を想定しています。2036年の福島第一原発跡地に、どのようにひとを集め、どのような施設を作り、なにを展示しなにを伝えるべきなのか、それをいまから検討しよう、そしてそのビジョンを中心に被災地の復興を考えようというのが、計画の主旨です。
 2012年の秋、株式会社ゲンロン代表の東浩紀の呼びかけのもと、主旨に賛同する経営者、社会学者、ジャーナリスト、建築家、美術家らが集まり、領域横断的なチームを結成しました。今後、そのチームを中心に、官民学の多方面、および被災地の方々と連携しつつ、書籍や展覧会のかたちで成果が発表されていく予定です。最終的には、民間発のユニークな復興案のひとつとして、現実の復興計画に活かされることを目的としています。
 事故と汚染の記憶が新しいいまの時点では、原発事故の観光地化などありえない、不謹慎だと感じられるかたもいるかもしれません。
 しかし、未来は必ずやって来ます。そして25年は短くない時間です。2011年のちょうど25年前、1986年に事故を起こしたチェルノブイリは、いまでは観光客を集め始めています。
 人間は好奇心の生き物です。福島第一原発事故の跡地も、時が経ち、除染が進み、悲劇の記憶が薄れれば、人々の好奇心の対象となる日が必ず来ます。けれども、この事故の大きさと、そのような悲劇に行き着いた戦後日本社会の愚かさは、決して忘れてはならない。それは「過ち」として、きちんと未来に伝え、そのうえで新しい日本を作っていかなければならない。だからこそ、私たちは、未来のあるときに必ずやってくるであろう「観光客」のため、どのような施設を作ればいいのか、どのように「フクシマ」の悲劇を伝えればよいのか、あらかじめ考えておくべきだと考えるのです。
 広島には原爆ドームがあります。しかし、あのドームもまた、のちに世界遺産に認定されることになるとは、1945年の日本人はだれも想像していませんでした。実際にドームは原爆投下の悲惨な記憶を想起させるから撤去してほしいのだと、そういった市民の意見も強かったのです。しかし、2012年のいま、あの広島のドームが撤去されたほうがよかったのだと、悲劇の記憶が無かったことにされたほうがよかったのだと、だれが思うでしょうか。私たちは、そのような「未来」を前提として、本当の復興を構想したいと考えています。
 福島は、日本は、「フクシマ」を、あの過ちを引き受けることなしに前に進むことはできません。福島第一原発観光地化計画は、その「責任」を引き受けるためのひとつの提案であるはずです。
 いま日本の政府は、まったくそのようなことを考えていません。だから私たちは、自分たちで、福島の未来について考えることにいたしました。
 みなさまのご理解、ご支援をお待ちしております。

福島第一観光地化計画発起人
東浩紀
2012年10月28日

浜岡原発:静岡県藤枝市 原発までの距離示す看板設置へ

2012-10-28 06:31:41 | 原子力関係

浜岡原発:静岡県藤枝市 原発までの距離示す看板設置へ
毎日新聞 2012年10月26日 19時39分(最終更新 10月26日 21時02分)より転載


浜岡原発からの距離を示す看板のデザイン原案=静岡県藤枝市提供
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中部電力浜岡原子力発電所=静岡県御前崎市で、本社ヘリから尾籠章裕撮影
拡大写真
 中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)から30キロ圏内に位置する同県藤枝市は26日、市内60カ所に11月から、浜岡原発までの直線距離や海抜を表示した看板(縦45センチ、横60センチ、アクリル板)を設置すると発表した。同市によると、周辺自治体で浜岡原発までの距離を示す看板設置は初めて。

 同市は面積の約4分の1にあたる地域が30キロ圏に位置し、市役所も浜岡原発3号機から約29.1キロにある。緊急防護措置区域(UPZ)が半径30キロ圏に新たに導入されるため、多くの市民から浜岡原発までの距離や海抜の問い合わせが相次いだ。このため、正しい情報を周知し地震発生時の避難に役立ててほしいと、設置を決めた。市役所や市内すべての小、中学校、JR藤枝駅などに掲げられる。

 北村正平市長は記者会見で「市民の安心のために意義がある」と述べた。【山本佳孝】

東海第2原発:「廃炉」「再稼働」、活発な意見出る--東海村議会聴取会 /茨城

2012-10-28 06:30:14 | 原子力関係
東海第2原発:「廃炉」「再稼働」、活発な意見出る--東海村議会聴取会 /茨城
毎日新聞 2012年10月27日 地方版より転載

 日本原子力発電東海第2原子力発電所(東海村)を巡り、再稼働中止や廃炉などを求める請願を審査している東海村議会原子力問題調査特別委員会(豊島寛一委員長)は25日、東海村白方の村研究交流プラザで意見聴取会を開催した。村内外から約300人が集まり、37人が発言した。

 各議員が請願審査の判断材料とするために行われたもの。豊島委員長が挙手をした人を指名する形で、村内在住・勤務者が3分間で意見を述べた。2時間半で全員が意見を述べることはできなかったが、「廃炉」「再稼働」の双方から活発な意見が出された。

 廃炉を訴える住民は「福島第1原発は暮らしを破壊し日常が奪われた」「原発問題は経済でもエネルギー問題でもなく、被ばくの問題」などと主張。一方、再稼働を主張する住民は「東海第2原発は福島第1原発のようにはならなかった。運転を継続してほしい」「(廃炉で)生活のレベルを落とすのは嫌」などと訴えた。

 意見聴取会は28日にも開かれる。村議会ホームページ(http://www.vill.tokai-gikai.jp/seigan_form.php)でも31日まで意見を募集している。【杣谷健太】

川内原発:アセス無効確認請求、却下の判決 地裁、原発反対団体に /鹿児島

2012-10-28 06:28:29 | 原子力関係
川内原発:アセス無効確認請求、却下の判決 地裁、原発反対団体に /鹿児島
毎日新聞 2012年10月24日 地方版より転載

 九州電力川内原発(薩摩川内市)の3号機増設に反対する市民団体のメンバーら65人が、九電を相手に環境影響評価(アセスメント)の無効確認と損害賠償を求めた訴訟で、鹿児島地裁は23日、無効確認請求を却下、損害賠償請求を棄却する判決を言い渡した。

 久保田浩史裁判長は判決理由で「原告に権利や法的利益の侵害は生じていない」などと述べた。

 訴状によると、九電は1、2号機が排出する温排水によって周辺海域の水温が1度高くなる範囲を「ほとんどが沖合2キロ内外」として虚偽に基づくアセスを実施。この際、2キロを超えた環境の異変を全く考慮しなかったのは違法で不当として、アセスの無効確認と原告1人当たり1万円の慰謝料の支払いを求めていた。

 原告は当初、アセスのやり直しを求めていたが、権限が経済産業省にあることから、今年4月訴えを変更し、アセスの無効確認を求めていた。

原子力推進官僚ずらり 規制庁が始動

2012-10-28 06:24:14 | 原子力関係
原子力推進官僚ずらり 規制庁が始動 中国新聞より転載

 原子力規制委員会の発足に合わせ、事務局として安全規制や危機管理の実務を担う原子力規制庁が20日から本格的に業務を始めた。しかし、幹部には経済産業省など原子力を推進する官庁の出身者らが名を連ね、早くも「規制行政の信頼回復には程遠い人事」との指摘が出ている。

 経産省審議官から、原発事故などに対応する緊急事態対策監になった安井正也
やすい・まさや
氏(54)。資源エネルギー庁原子力政策課長だった2004年、原発の使用済み燃料を地中廃棄する費用を試算したのに「試算は存在しない」との国会答弁を作成したとして、厳重注意処分を受けた人物だ。

 審議官3人のうち、文部科学省出身の名雪哲夫
なゆき・てつお
氏(53)は核燃料取扱主任者の資格を持ち、旧科学技術庁の原子力局に勤務した経験がある。桜田道夫
さくらだ・みちお
氏(53)は東大工学部原子力工学科卒で、エネ庁勤務が長い。住民訴訟に対し、国の立場で原発の安全性を主張した原子力発電訟務室長だったこともある。

 残る1人の山本哲也
やまもと・てつや
氏(52)は経産省原子力安全・保安院から。東京電力福島第1原発事故には首席統括安全審査官として対応した。文科省とともに米国が提供した原発周辺の放射線分布地図を放置した問題で今年6月、「情報が共有されず、住民の避難に活用されなかったのは誠に遺憾だ」と記者会見で謝罪した。

 規制庁ナンバー2の次長には、内閣官房原子力安全規制組織等改革準備室長として規制委や規制庁の設立に関わった森本英香
もりもと・ひでか
氏(55)が就いた。地球温暖化対策で原子力を重視してきた環境省が出身母体だ。

 このほか、初代長官には前警視総監の池田克彦
いけだ・かつひこ
氏(59)が就任。原子力地域安全総括官の黒木慶英
くろき・よしひで
氏(54)も警察庁出身だ。ともに警備部門の経験が長く危機管理への期待から起用されたが、市民団体関係者からは「デモの規制で本領を発揮するのでは」との皮肉も。

 黒木氏は改革準備室副室長として3日、滋賀県の原子力防災専門委員会に招かれた際、規制機関の在り方について「原子力に反対する人も入るのは、日本の場合、考えにくいのでは。一定の結論を導き出す議論ができるのか」と発言。委員から注意を受け、その場で陳謝したばかりだ。

 規制委や規制庁の設立経緯に詳しい海渡雄一
かいど・ゆういち
弁護士は「電力会社のとりこになった規制行政から脱却できる人事とは到底思えない。これで『原発は安全だ』『再稼働を』と言われても立地地域の住民は安心できないだろう」と話している。

復興予算に群がる大マスコミ】予算流用の実態をスクープしたNHKも“おいしい思い”

2012-10-28 06:15:05 | 原子力関係
シロアリ役人だけじゃないゾ 復興予算に群がる大マスコミ】予算流用の実態をスクープしたNHKも“おいしい思い”
2012/10/26 10:00日刊ゲンダイより転載

 先月、看板番組「NHKスペシャル」で復興予算流用問題を追及していたNHK。ところがこの公共放送も、復興予算の恩恵にあずかっている。総務省や外務省の予算が、子会社を通じてNHKにドッと流れているのだ。

 NHKに復興予算が流れている“カラクリ”はこうだ。
 総務省は昨年11月の復興補正予算に「海外への情報発信強化」の名目で、8億1000万円を計上した。復興の状況を各国に伝え、風評被害の拡大を防ぐというのが狙いだ。
 総務省はこのうち4億4000万円を、復興をテーマにした30分番組の制作費や多言語化、NHK国際放送を通じての放送費用にあてた。おいしい思いをしたのはNHKだ。
「番組の制作は、2月の公募で優れた企画を出した13の放送局・制作会社に依頼しました。制作費は1本200万~500万円。これとは別に、民放がすでに放送した29本のドキュメンタリー番組も購入しました。計42本を今年2月から10月にかけて、NHK国際放送を通じて世界約130の国と地域に放送した」(総務省情報通信振興課)
 番組の多言語化はNHKの子会社、「日本国際放送」が担当。これを放送するに当たり、親会社のNHKに費用を払った。番組を作らせた後は、NHKが丸儲けしたということだ。
 総務省は「『NHK』や『子会社』にいくら支払ったのかはお答えできません」と言うが、復興予算の使い道はすべてを明らかにすべきだ。この歯切れの悪さは何なのか。
 TV関係者は「NHKや子会社にかなりの予算が流れているのは確実」と言う。
「1本の制作費が仮に400万円としても13本で総額5200万円。番組購入もせいぜい1本数十万と推測されるので、こちらの総額は900万円ぐらいでしょう。公募の選定に関わった広告会社への手数料を差し引いても、3億円以上がNHK子会社とNHKに流れているのではないか。VTRの多言語化は大変ですが、NHKの子会社はノウハウがあり、お手のもの。他国への放送も、今ある機械で完成された番組を流すだけなので、経費はそれほどかかりません。今回の事業には、それなりの意味があると思いますが、額を聞くと“エエッ”と思いますね」(ある放送作家)
 この件について、NHKや子会社に詳細を聞いたが、「お調べします」と言ったきり、なしのつぶて。NHKが子会社を財布にしているのは広く知られた話だが、復興でも儲けているとは仰天だ。
 NHKは復興予算にたかるシロアリ官僚の実態をいち早く報じた。しかし、それは消費税法案が成立した後だった。オカシイと思ったら、この背景。しかも、NHKに流れたのは総務省がらみの予算だけではない。外務省からも怪しいカネが渡っているのだ。

木戸川にサケ遡上 サンプル捕獲、放射性物質を検査

2012-10-28 06:13:30 | 原子力関係
木戸川にサケ遡上 サンプル捕獲、放射性物質を検査
 楢葉町を流れる木戸川で26日、遡上(そじょう)したサケのサンプル捕獲が行われた。今年8月に同町が避難指示解除準備区域に再編されたことを受け、木戸川漁業協同組合が今後の事業再開に向けてサケの放射性物質濃度などを調べることを目的に実施した。
 木戸川へのサケの遡上数は例年約7万匹で、多い年には10万匹を超え、捕獲数は本州有数の規模を誇っていた。しかし東日本大震災で、組合事務所のある河口近くに設置していた「やな場」が津波で流された。放流とふ化事業も昨年以降は休止している。事故前に放流されたサケが戻り遡上が本格化したことから、今後の事業再開を探ろうとサンプル捕獲を行った。
 サンプル捕獲は11月いっぱいまで、4回に分けて実施する予定。捕獲したサケの切り身や卵は、町とアクアマリンふくしまで放射性物質の調査を行う。町によると、この日捕獲したサケの放射性物質検査では検出限界値未満だった。
(2012年10月27日 福島民友ニュース)

上田の野生キノコ 基準値下回るセシウム検出

2012-10-28 06:11:30 | 原子力関係
上田の野生キノコ 基準値下回るセシウム検出10月
27日信濃毎日より転載
 県林務部は26日、野生キノコの放射性物質検査で計3検体を調べ、上田市別所温泉で採取したハナイグチから1キログラム当たり19ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を下回っており、同部は上田市の野生キノコについて「出荷などの自粛要請はしない」としている。

 ハナイグチを採取した場所に近いところで採取したクリタケと、南佐久郡北相木村のマツタケは放射性セシウムを検出しなかった。

 いずれも25日に採取し、県環境保全研究所(長野市)で26日に調べた。

2012年10月27日掲載

山梨3市町村の野生キノコ出荷停止

2012-10-28 06:09:04 | 原子力関係
山梨3市町村の野生キノコ出荷停止
2012/10/26 19:50日経より転載

 政府は26日、国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムを検出したとして、山梨県富士吉田市、富士河口湖町、鳴沢村の野生キノコの出荷停止を県に指示した。厚生労働省によると、東電福島第1原発事故に伴う山梨県の農林水産物の出荷停止は初めて。市場には流通していない。

東京電力、全社員を福島県へ順次派遣し復興支援にあたる方針検討

2012-10-28 06:04:46 | 原子力関係
東京電力、全社員を福島県へ順次派遣し復興支援にあたる方針検討
フジテレビ系(FNN) 10月27日(土)19時42分配信より転載
東京電力が、全社員を福島県へ派遣し、復興支援にあたる方針を検討していることがわかった。
東京電力は、福島県の復興支援のため、2013年4月から、全社員およそ3万8,000人を福島県へ順次派遣し、年間延べ10万人態勢で支援に臨む方針を、11月に策定する中期経営計画に盛り込む方向で検討している。
また、福島第1原発事故で広がった放射性物質の除染活動のため、福島に駐在する社員を、現在の100人から、2013年秋までに300人に増やす支援強化策も検討している。
最終更新:10月27日(土)19時42分
本社も福島に移転しろ!