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北中城有志に特別賞 エイサーで東北を元気に

2017-03-23 08:40:41 | ニュース

北中城村の青年会の有志らで構成する「東北エイサープロジェクト」はこのほど、全国青年団協議会が主催する「全国地域青年『実践大賞』」の特別賞「全国青年OB県議の会奨励賞」を受賞した。

祝賀会が16日、北中城村中央公民館で開かれ、メンバーは、出席した新垣邦男村長ら村内の関係者と受賞を祝った。

東北視察研修活動報告会も併せて開かれ、防災に対する意識を高めた。


祝賀会でエイサーを披露する東北エイサープロジェクトのメンバー=16日、北中城村中央公民館

「東北エイサープロジェクト」は昨年8月に東日本大震災で被災した宮城県南三陸町と福島県新地町を訪れ、エイサーを披露して現地の住民を元気づけた。披露した後には鳴りやまない拍手と共に「アンコール」の声も響いたという。

震災直後から支援している村の有志「YORISOI隊」として被災地を訪問した青年会のメンバーが、住民から「エイサーが見てみたい」と聞いたことをきっかけに発足した。

活動費をイベントの出演によるカンパやオリジナルタオルの販売、企業121社からの寄付などで集めた。村内では、被災地で学んだことを各公民館で報告会を開いて還元する。

祝賀会では同プロジェクトの今年の活動として、村と岩手県葛巻町が姉妹町村となって30周年を迎えるのを前に、これまでなかった青年同士の交流を目的に、同町にエイサーを届ける予定であることが発表された。

同プロジェクトの金城光会長は「多くの人の協力があった。評価されてほっとしている。これからはいろんなところにエイサーを届けていきたい」と語り、笑顔を見せた。

 

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古酒飲み放題に、あの瓶踊りも! まさひろ酒造「蔵祭り」25・26日開催

2017-03-22 05:18:55 | ニュース

蔵祭りへの来場を呼び掛ける(左から)まさひろ酒造の祖慶かおりさん、新城満社長、棚原真千子さん

=21日、那覇市の沖縄タイムス社

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まさひろ酒造(沖縄県糸満市、新城満社長)が25、26の両日、同社の敷地内で第2回蔵祭りを開く。

時間は午前10時~午後6時で入場無料。

糸満漁港に臨時駐車場を設け、同社まで無料シャトルバスを運行する。

会場では500円で古酒が飲み放題。油分を残して濃厚な味わいに仕上げた7年古酒「粗濾過あらろか」(720ミリリットルで税込み3500円)を500本限定で販売する。人気商品を詰めた福袋は計200袋販売する。買い物金額2千円ごとに、5升かめやホテルペア宿泊券が当たる抽選会を実施する。

ほかに、「しゃかり」のライブ、工場見学、酒がめづくりの実演、社員や地域団体が頭に一升瓶を乗せる「瓶踊り」の披露もある。新城社長は「社員は朝のラジオ体操代わりに瓶踊りをしていて、一日で一番いい笑顔になる。これから全国に広めたいと思っている踊りです」と祭りへの来場を呼び掛けている。

問い合わせは同社、電話098(994)8080。



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2人乗り用「タンデム自転車」で世界一周旅行者 17日から沖縄周遊中

2017-03-22 05:10:48 | ニュース

サドルとペダルが複数ある2人乗り用「タンデム自転車」で世界一周旅行に挑戦しているフランス人のフローレンツ・アスキナジさん(33)とベルギー人のフローレンス・ニーさん(28)のカップルが17日から、沖縄本島の周遊を開始した。那覇市を皮切りに北上し、約2週間かけて本島320キロを縦断する。


約2週間かけて沖縄本島を縦断するフローレンツ・アスキナジさん(右)とフローレンス・ニーさん
=17日、那覇市のハーバービュー通り

共にアフリカのガーナ共和国でエンジニアとして働いていたが「世界の広さを体感したい」との思いから一念発起し、欧州で人気のタンデム自転車を購入し、世界一周の旅に出た。

ニーさんは「沖縄は固有の歴史と文化があり、朗らかで明るい県民性だと聞いている。どんな出会いがあるか今から楽しみ」と目を輝かせる。

2015年5月にベルギーの首都ブリュッセルを出発し、約2年をかけて南米やオセアニア、アジアを周遊。台湾を経て、19カ国・地域目となる日本は沖縄からの出発となる。今後は韓国、ロシアなどを経由して今年10月ごろブリュッセルで旅を終える予定だという。

アスキナジさんは「人生は一度きりだから、貪欲に楽しまなきゃね。フローレンスがいれば世界中どこだって大丈夫」と笑った。一期一会に胸を膨らませ、2人の大冒険はまだまだ続く。(当銘千絵)

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沖縄県内地価4年連続上昇 上昇率3・1%、全国上回る

2017-03-22 04:44:11 | ニュース

国土交通省は21日、2017年1月1日現在の公示地価を発表した。沖縄県内地価の平均(全用途)は前年比プラス3・1%(上昇幅は1・3ポイント)で、4年連続の上昇となった。全国平均のプラス0・4%より高い変動率となり、県内地価の上昇幅は高止まりしている。

住宅地の変動率3・0%と工業地の4・5%はいずれも全国で最も高かった。商業地の3・2%は全国5位だった。県内人口、世帯数の増加を背景に住宅需要が広がっているほか、好調な観光業に連動した土地取引が活発化している。

商業地の1平方メートル当たりの価格は前年比3・3%(1万300円)増の14万2200円だった。

52の継続地点中、41地点で上昇、9地点で横ばい、2地点で下落だった。最高価格は16年連続でみずほ銀行那覇支店が立地する那覇市久茂地3丁目1番1の90万8千円で、前年比6・2%増となった。

住宅地の上昇率は前年と同じ18市町村で増加し、名護市と本部町が横ばい、宮古島市はマイナス0・5%だった。1平方メートル当たりの価格は前年比3・0%増(4100円)の7万9900円。114の継続地点で見ると103地点で上昇し、9地点で横ばい、2地点で下落した。住宅地の最高価格は6年連続で那覇市おもろまち3丁目6番11の23万円で、前年比4・5%増となった。

工業地の1平方メートル当たりの平均価格は前年比4・5%増の5万7500円だった。湾岸道路により那覇市との移動時間が短縮された糸満市西崎町5丁目8番7外(2万7000円)での変動率がプラス9・3%と高かった。/琉球新報

 

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運転席に人乗るがハンドル握らず 自動バス始動 南城市で全国初の実証実験

2017-03-20 20:10:45 | ニュース

関係者を乗せ、自動で走行を始めるバス。

運転席の人はハンドルを握っていない

=20日、南城市知念字安座真のあざまサンサンビーチ

内閣府は20日、自動運転技術を活用した公共バスの実証実験を南城市のあざまサンサンビーチ周辺道路で開始した。

公共バスへの自動運転技術の導入に向けた本格的な実証実験は全国初。

出発式には古謝景春市長ら関係者が出席し、テープカットをした。

内閣府が進める「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」の一環。

実験では定員20人の小型バスが全長2・4キロの道路を時速35キロ(最高速度)で走行する。

バス停に横付けする「正着制御」の技術実証、走行ルート下での安定性の検証などを行う。

運転席には不測の事態が起きた時にブレーキを踏むための人が乗るが、ハンドルは握らず、アクセルも踏まない。

実験は4月2日ごろまで。【琉球新報電子版】

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