9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について ジョン・コールマン著 <タヴィストック洗脳研究所>2006年3月

2015年02月18日 | 日記
とあるスナックで
小林
<タヴィストック研究所>は、ちょうど100年ぐらい前に作られたんですね、イギリスで。
コー
そうだね、この本の <序> (大衆洗脳研究所)が産声をあげる  p-18


タヴィストック人間関係研究所は、私が著書(300人委員会 凶事の予兆)でその存在を暴露するまでほとんど知られていない組織だった。この(超極秘組織)を私が初めて暴露した後、他にも類書がいくつか発表されているが、いずれも根拠に乏しいものだ。

1913年、ロンドンのウェリントンハウスで初期活動を開始して以来、タヴィストックは、米国をはじめ世界諸国の政策や国民生活をひそかに、しかも着々と<方向付け>している。タヴィストックはウェリントンハウスに本拠を置き、プロパガンダの作成と宣伝を手がける組織として活動を開始した。とうのウェリントンハウスは、ドイツとの開戦に断固として反対する英国大衆を翻意させるプロパガンダ攻勢を仕掛ける目的で設立された組織である。そのプロジェクトを担ったのはロスミア卿とノースクリフ卿である。彼らの狙いは、英国の世論を思いのままに操作して、ドイツとの開戦を支持する世論を作り上げる組織の構築だった。

資金はまず英国王室と、その後はノースクリフ卿と姻戚関係をむすんだロスチャイルド家から拠出された。アーノルド・トインビーが未来研究を担当する理事に選ばれた。二人の米国人、ウォルター・リップマンとエドワード・バーネイズが対米世論操作を任され、米国の第一次世界大戦の促進とウッドロー・ウィルソン大統領の懐柔にあたった。

ウェリントンハウスでの設立当初はあらけずりだったタヴィストック研究所も、ドイツ、英国、とりわけ米国の命運を左右するほどの成長を遂げて洗練された組織となり、世論の操作と形成、俗にいう<大衆洗脳>に貢献した。

発展途上でタヴィストックの規模も野望も拡大し、1937年には、ドイツ人哲学者オズワルド・シュペングラーの記念碑的作品<西洋の没落>をモデルとして採用する決定がが下された。
それ以前は、コレア・モイラン・ウォルシュの著作に感銘をうけたウェリントンハウスの理事会メンバー、ロスミア、ノースクリフ、リップマン、バーネイズが彼の作品を指針として推奨していた。なかでも<文明の極致>は、(ワンワールド政府)=(新世界秩序)=(ニューワールドオーダー)の前提条件を端的に表現した書として歓迎された。

こうした努力を重ねながら、理事会メンバーは英国王室の意向を仰ぎ、300人委員会の中核組織である<オリンピアンズ>の承認を得ながら戦略を練った。資金は王室、ロスチャイルド家、ミルナー・グループ、ロックフェラー財閥から拠出された。


小林
イギリスの 支配階級 が金を出したという事ですね。< 支配階級 >があるという事が僕を含めて日本人には分かりずらいと思うんですが、イギリスには、はっきりとあるんでしょう。


コー
そして1917年には、(ワンワールド政府)=(新世界秩序)=(ニューワールドオーダー)という考え方があったという事だ。そしてそれは、だれの為の、新世界秩序、ワンワールド政府なんだい。働いても働いても、明日のパンさえろくに買えない労働者のための 新世界秩序、ワンワールド政府 じゃないだろ。だからこのタヴィストック研究所、そしてこの研究所がやってきた事、やっている事は昔から 支配階級 のために研究しているんだよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする