9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について <マネーを生み出す怪物 連邦準備制度という壮大な詐欺システム>G・エドワード・グリフィン著 その17

2017年08月19日 | 日記
とあるスナックで

小林
この本の Pー239


FRSを廃止すべき第三の理由

何世紀も昔、usuryという言葉は融資に対する金利という意味で使われていた。現代ではこの言葉は過剰な金利、つまり暴利と定義されている。確かに融資のふりにすぎないもので徴収する権利は、どんな額でも暴利である。それなら、この言葉には新しい定義が必要だろう。

暴利とは、不換紙幣の融資において徴収される金利をさす、と

コー

そして重要なこと。 P-240

言い換えれば、マネーサプライはすべて、誰かが借りたから存在している。
借りたのはあなたではないかもしれないが、誰かが借りているのだ


著者は、無から作ったお金を借りて、なぜ金利を払わなければならないのかといってるんだと思う。
そして、ここが難しい。俺はいまだに理解できない。 P-242

すべての金利は結局は人間の労働で支払われるという事実は不変だ。
この事実を考えると、金利を返済するに足るマネーが創出されていないという事実よりもさらに驚くべき真実につきあたる。

人々の労働を足し合わせたものは全部、不換紙幣を創出している人々の懐に入る

これが、社会の大多数が金融貴族という支配階級のために年季奉公の召使として働く現代の奴隷制である。


小林
この本の P-255


FRSを廃止すべき第四の理由

誤解しないでいただきたい。インフレは税なのだ。しかも最も不公平な税である。しかも最も不公平な税である。倹約する人々、固定収入しかない人、所得階層でいえば中から下の人々にいちばん重い負担を強いる。重要なのは、不換紙幣がなければこの隠れた税もありえないことだ。アメリカの不換紙幣は、FRSだけがつくりだす。だから、間違いなくFRSは最も不公平な税を生み出していると言える。こんな不公平な税もそれを生み出す制度も廃止すべきだ。

国家の債務を貨幣化するプロセスを認めた政治のサイエンティストも、そのプロセスを実行する金融のサイエンティストも、これが真の債務ではないことを承知している。ワシントンの誰も完済する日が来るとは期待していないのだから、真の債務とは言えない。この魔術ショーの目的は二つ、

要するに政治家が税を直接徴収するというめんどうなしに財政資金を自由に手に入れられるようにすること、そして銀行カルテルが永続的な儲けの源泉を手に入れることである。

この二者はそれぞれ自分の利益を求めているにすぎない。

ではなぜ、連邦政府はわざわざ課税しているのか?債務の貨幣化だけですませればいいではないか?答えは二つ。第一に、債務の貨幣化だけにしたら、国民はそのマネーがどこから来るのだろうと疑問を抱き、インフレは税だという事実に気づくかもしれない。したがって、ある水準のおおっぴらな税は、制度の成功に不可欠な大衆の無知を温存するのに役立つ。第二は、税とくに累進税はソーシャル・プランを描くエリートが中産階級に戦争をしかける武器だということである。


コー
そして、<ソーシャル・プランを描くエリート>たちとは、もちろん<300人委員会>と呼ばれ、<通貨発行権を牛耳る国際銀行家>と呼ばれ、<オリンピアンズ>と呼ばれるエリートたちだ。
このエリートたちの最大の敵は、世界中の<中産階級の人々>だったんだな。日本の、アメリカの、中国の、ヨーロッパの、南米の、ロシアの、すべての国の<中産階級の人々>が、彼らの敵だったんだな。

これがわからなかった。
コメント
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