「0歳児ステーションおむすび」~てをむすび、こころをむすんで、いっしょに子育てしましょう!~日野市0歳児一時保育

日野の高幡不動の一時保育「0歳児ステーションおむすび」はリフレッシュしたいパパママの味方!日々の保育の様子を綴っています

知っておきたい、RSウイルス感染症

2009年11月02日 | 保育のヒント

                       

   インフルエンザと同じくらい乳幼児が、注意しなければ

   ならない病気として、RSウイルス感染症というのが

   あるそうです。

   この感染症は、2歳までにほとんどの乳幼児が、感染する

   そうですが、その多くは、発熱、鼻水、せき程度ですんで

   しまいますが、早産で生まれたり、呼吸器や心臓に

   持病がある乳児は、重症化すると、気管支炎や肺炎を

   起こす危険性もあるそうです。

   早産児は、早く生まれてきた分、母親から受け取る抗体が、

   少なかったり、また体の機能や、免疫機能が、未発達でもあるので

   重症化しやすいのだそうです。

                                         

   感染の報告件数は、10月第2週で、500件以上と

   増加傾向にあり、例年4月ごろまで流行し、ピークは、

   12月から1月と予測されるそうです。

   現在、実用化されたワクチンや、抗ウイルス薬はなく、

   治療は、点滴での水分補給や、気管支拡張剤の投与に

   とどまるとのことです。

   ウイルスは、体外に出ても、6か月程度感染力が持続し、

   大人が鼻をかんだ後、手に触れたものを介して乳児が

   感染するそうです。

                                           

   対策としては、帰宅時や食前の手洗い、うがい。

   家族が、風邪をひいたらマスク着用。乳児のまわりは、

   アルコール等でまめに殺菌。冬の時期は、人ごみに

   連れ出さないことだそうです。

                                                     

   しかし、このRSウイルス感染症は、2歳児未満の子の

   母親で知らない人が多く、あるデーターでは、アンケート

   調査した人の3割しか知らなかったといいます。

   初期症状が風邪に似ているし、知らない間にかかって

   なおることもあるので、きっと、風邪との区別がつきにくいせいも

   あるのでしょうね。

                                     

    重症化した場合の症状は、呼吸が浅い。呼吸数が、

    1分間に60回近くなる。たんがつまったり、ぜいぜいする。

    発症後数時間でぐったりするなどだそうです。

    このような症状が出たら、すぐに医療機関に受診する

    ようにと小児科医は言っています。

                                                            

    予防をこころがけると共に、赤ちゃんは、急変することがあるので

    周りの大人が、赤ちゃんのいつもとちがう様子を察知して

    はやく対応してあげることが大事ですね。