「0歳児ステーションおむすび」~てをむすび、こころをむすんで、いっしょに子育てしましょう!~日野市0歳児一時保育

日野の高幡不動の一時保育「0歳児ステーションおむすび」はリフレッシュしたいパパママの味方!日々の保育の様子を綴っています

シリーズ 離乳食②

2014年05月23日 | 保育のヒント

 

         赤ちゃんの口の発達 

 

    赤ちゃんはお口の中も成長しているのです。

    お口の中の容量、舌の動き、噛む力・・・など

 

       舌の動き 

 

 初期・・・前後にしか動きません。

        → 口に入ったものを舌で喉の奥に送り

           ゴックン!と飲み込む練習をします。

 中期・・・前後に加え、上下にも動くようになります。

        → ちょっと形のある軟らかなものならば、

           舌で食べ物を支えながら上あごに押し付けて

           つぶしてから送り込む練習をします。    

 後期・・・前後、上下、に加え左右にも動くようになります。

        → 舌でつぶせないものは左右によせて歯茎で嚙み

           舌の上にまた集めて送り込む練習をします。

 

        噛む力の発達 

    0~5ヶ月   舌飲み期・・・・(離乳準備期)

    5~6ヶ月   唇食べ期・・・・・離乳初期

    7~8ヶ月   舌食べ期・・・・・離乳中期

   9~11ヶ月   歯茎食べ期・・・離乳後期

  12~36ヶ月   歯食べ期・・・・・離乳完了期     

 

       口の中の変化 

 

  4ヶ月くらいまでの赤ちゃんは‘舌突出反射’という、 

  固形物を反射的に舌で押し出す反射があります。 

  でも、それはだんだん消え、液体だけでなく、少しとろみのついた

  形のある食べ物を飲み込むことが出来るようになります。

 

  6~7ヶ月くらい、乳歯がはえ始める頃には口の中の容量も広がって

  舌が口の中で自由に動きやすくなります。

 

  10ヶ月頃にはさらに容量が広がり、唇を閉じる力も強くなります。

  また、乳歯がはえてくることで、前歯で噛み切り、奥歯ですりつぶす

  という歯を使ったそしゃくの動きを覚えていきます。

 

  こんなふうに赤ちゃんのお口の中はどんどん発達しているので、

  赤ちゃんのその発達に合わせた食べ物をあげて、

  しっかりと噛むことを教えていってあげて下さい。