日本語の「は」と「が」について。

象は鼻が長い=∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}。
とりあえず「三上文法」を「批判」します。

(1007)「排中律・矛盾律・同一律」について。

2021-11-05 21:07:57 | 論理

(01)
排中律
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ナビゲーションに移動検索に移動 排中律(はいちゅうりつ、英: Law of excluded middle、仏: Principe du tiers exclu)とは、論理学において、任意の命題 P に対し"~P∨P"(Pでないか、または Pである)が成り立つことを主張する法則である。これは、論理の古典的体系では基本的な属性であり、同一律、無矛盾律とともに、(古典的な)思考の三原則のひとつに数えられる。しかし、論理体系によっては若干異なる法則となっている場合もあり、場合によっては排中律が全く成り立たないこともある(例えば直観論理
従って、
(01)により、
(02)
「直観論理」の場合は、
①「排中律」は、必ずしも、「真」ではない。
従って、
(02)により、
(03)
「直観論理」の場合は、
①「排中律」の「否定」は、必ずしも、「」ではない
然るに、
(04)
(a)
1     (1)   ~P∨ P   A
 2    (2)    P&~P   A
  3   (3)   ~P      A
 2    (4)    P      2&E
 23   (5)   ~P& P   34&I
  3   (6)  ~(P&~P)  25RAA
   7  (7)       P   A
 2    (8)      ~P   2&E
 2 7  (9)    P&~P   78&I
   7  (ア)  ~(P&~P)  29RAA
1     (イ)  ~(P&~P)  1367ア∨E
    ウ (ウ)    P      A
     エ(エ)      ~P   A
    ウエ(オ)    P&~P   ウエ&I
1   ウエ(カ)  ~(P&~P)&
            (P&~P)  イオ&I
1   ウ (キ)     ~~P   エカRAA
1   ウ (ク)       P   キDN
1     (ケ)    P→ P   ウクCP
(b)
1    (1)    P→ P   A
 2   (2)    P&~P   A
 2   (3)    P      2&E
12   (4)       P   13MPP
 2   (5)      ~P   2&E
12   (6)    P&~P   45&I
1    (7)  ~(P&~P)  26RAA
  8  (8) ~(~P∨ P)  A
   9 (9)   ~P      A
   9 (ア)   ~P∨ P   9∨I
  89 (イ) ~(~P∨ P)&
          (~P∨ P)  8ア&I
  8  (ウ)  ~~P      9イDN
  8  (エ)    P      ウDN
    オ(オ)       P   A
    オ(カ)   ~P∨ P   オ∨I
  8 オ(キ) ~(~P∨ P)&
          (~P∨ P)  8カ&I
  8  (ク)      ~P   オキRAA
  8  (ケ)    P&~P   エク&I
1 8  (コ)  ~(P&~P)&
           (P&~P)  7ケ&I
1    (サ)~~(~P∨ P)  8コRAA
1    (シ)   ~P∨ P   サDN
(b)
従って、
(04)により、
(05)
①  ~P∨ P   :排中律
② ~(P&~P) :矛盾律
③   P→ P   :同一律
に於いて、
① ならば、② であり、② ならば、③ であり、
③ ならば、② であり、② ならば、① である。
従って、
(05)により、
(06)
①  ~P∨ P
② ~(P&~P)
③   P→ P
に於いて、
①=②=③ であるが、特に、
①=② は、「ド・モルガンの法則」である。
従って、
(06)により、
(07)
①  ~P∨ P
② ~(P&~P)
に於いて、
①=② であるため、
① ~(~P∨ P)
② ~~(P&~P)
に於いて、
①=② である。
従って、
(07)により、
(08)
「二重否定律(DN)」により、
① ~(~P∨ P)≡(Pでないか、または、Pである)といふわけではない。
②   (P&~P)≡(Pであって、Pでない)。
に於いて、
①=② である(ド・モルガンの法則)。
従って、
(08)により、
(09)
①「排中律」の「否定」
②「 矛盾 」
に於いて、
①=② である(ド・モルガンの法則)。
従って、
(03)(09)により、
(10)
「直観論理」の場合は、
①「排中律」の「否定」は、必ずしも、「偽」ではなく、尚且つ、
①「排中律」の「否定」は、「ド・モルガンの法則」により、
②「 矛盾 」に「等しい」。
従って、
(10)により、
(11)
「直観論理」の場合は、
②「矛盾(P&~P)」は、必ずしも、「ではない
然るに、
(12)
②「矛盾(Pであって、Pでない)」は、必ず、「であるに違ひない。
従って、
(01)~(12)により、
(13)
排中律が全く成り立たないこともある(例えば直観論理)。」
といふ「説明」が、私には、理解できない。