己巳(帝旺-偏印)扶干干支(火生土)…地支が天干を生じる。生じられた天干星が強く働くことが多い。
① 己…「陰土」
【語源】己は、もともと紀(すじの意)をその語源とし、草木が充分に繁茂して盛大となり、かつその条理に整然となった状態を表している。
自然界では田園の土、湿度。癸丙甲の配合が大切。
【人物】義理人情に厚く温和、しかしその胸中には常に知と謀を秘め、それは外には表しません。
知が良い時と場所を得れば成功しますが、間違えれば陰湿で愚鈍な人と見られます。
② 巳…「陰火」
【語源】旧暦4月。巳は巳(い:やむ意)で草木が繁茂の極限に到達した有り様を表している。
【意義】旧暦4月陽気、已(すで)に出、陰気 已(すで)に蔵(かく)れ、万物 見(あらわ)れ文章を成す。旧暦の4月は陰気は全くかくれ、万物が表面に現れ出るとき、蛇が地中から現れ出るときで、「巳」の字は蛇が曲がって尾を垂れた姿に象するとする。
旧暦4月の卦は☰☰「乾為天」、一陰の影も無い全陽で、旧暦10月の☷☷「坤為地」に相対する。
【人物】性格は柔和で口数少なく注意力も思考力もあるが、寡黙で内心を人にさらけ出さず、他人に事を任せることが出来ない性分です。表面が柔和な割には志操堅固で規律を重んじ、自分で納得できるまで決まりをつけたがります。思慮深いが決断力に乏しく考え過ぎてチャンスを逸する傾向があります。<長所>明るさ・探究心・自己顕示。<短所>執着心・嫉妬・刹那的。
③ 十二運:帝旺…「帝旺」とは十二運(地支星)の一つで、旺相運を表しています。人の一生から見た場合には「トップに昇りつめた状態で、あとは下り坂に向かう兆しのある」時期を表し、基本的な意味として「勝ち気、浪費、頭領運、強過ぎて凶、養子」等があります。
「強気の失敗」と言う意味があり、強運ですが、強引に物事を進めると足元をすくわれる場合があります。個性的で自信家で、傲慢に見られる傾向もありますが、若い頃に苦労しておけばトップに立てる星です。逆に若い頃から恵まれていると、中年以降に運が急落する傾向があります。時に思い込みが激しく、自己の主張を他に押し付けてしまっているのに、自分はそのことに気がついていないこともあります。また、人の言動が気に入らないと、文句をつけてしまうこともあります。四柱に死・墓・絶が共に並ぶ事を嫌います。たとえ長男に生まれても、生家を継がず、他に一家を成すか、養子に行く場合もあります。女性は夫との生死別の可能性があるので夫婦縁に要注意です。四柱に帝旺が2個以上ある場合や沐浴と並ぶ場合には、特に問題が大きくなります。
④ 納音:大林木(木)「上の中」大きな土地に樹木が繁茂している場所という意味です。バランス感覚がよく、天を目指す理想を持ち、賢明な性格によって成功する意味。
【納音十二運】自病…物静かで楽天的。風雅を好み人情が厚い。健康状態には注意(神経痛等)。人に尽くしても返ってこないところがある。憐れみの情が深いが嫉妬心もある。
女性…嫉妬心が深い。
男性…芸術家に向くが自由を束縛されると伸びない。
⑤ 地支中の蔵干…戊20%(劫財)、庚30%(傷官)、丙50%(印綬)
⑥ 神殺
☆学士…「学士」は学問、芸術を意味する星です。学事及び技芸が発展し、また学才があり、一を聞いて十を知るとも言われています。感受性が強く神経質な面はありますが、学究肌の徳を有する星です。
【生日観法】
知的な分野が豊で才能があり、一芸に秀でたところを持っています。物腰は柔らかいが、柔和な割には内面には頑固さがあり感情にも変化が多いので人の反発を受ける場合もあります。旺運のため社会的な名声を得ることも出来ますが、運が頂点に達すると急落する恐れもあるので、トップよりも二の位置にある方が良いとされています。

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① 己…「陰土」
【語源】己は、もともと紀(すじの意)をその語源とし、草木が充分に繁茂して盛大となり、かつその条理に整然となった状態を表している。
自然界では田園の土、湿度。癸丙甲の配合が大切。
【人物】義理人情に厚く温和、しかしその胸中には常に知と謀を秘め、それは外には表しません。
知が良い時と場所を得れば成功しますが、間違えれば陰湿で愚鈍な人と見られます。
② 巳…「陰火」
【語源】旧暦4月。巳は巳(い:やむ意)で草木が繁茂の極限に到達した有り様を表している。
【意義】旧暦4月陽気、已(すで)に出、陰気 已(すで)に蔵(かく)れ、万物 見(あらわ)れ文章を成す。旧暦の4月は陰気は全くかくれ、万物が表面に現れ出るとき、蛇が地中から現れ出るときで、「巳」の字は蛇が曲がって尾を垂れた姿に象するとする。
旧暦4月の卦は☰☰「乾為天」、一陰の影も無い全陽で、旧暦10月の☷☷「坤為地」に相対する。
【人物】性格は柔和で口数少なく注意力も思考力もあるが、寡黙で内心を人にさらけ出さず、他人に事を任せることが出来ない性分です。表面が柔和な割には志操堅固で規律を重んじ、自分で納得できるまで決まりをつけたがります。思慮深いが決断力に乏しく考え過ぎてチャンスを逸する傾向があります。<長所>明るさ・探究心・自己顕示。<短所>執着心・嫉妬・刹那的。
③ 十二運:帝旺…「帝旺」とは十二運(地支星)の一つで、旺相運を表しています。人の一生から見た場合には「トップに昇りつめた状態で、あとは下り坂に向かう兆しのある」時期を表し、基本的な意味として「勝ち気、浪費、頭領運、強過ぎて凶、養子」等があります。
「強気の失敗」と言う意味があり、強運ですが、強引に物事を進めると足元をすくわれる場合があります。個性的で自信家で、傲慢に見られる傾向もありますが、若い頃に苦労しておけばトップに立てる星です。逆に若い頃から恵まれていると、中年以降に運が急落する傾向があります。時に思い込みが激しく、自己の主張を他に押し付けてしまっているのに、自分はそのことに気がついていないこともあります。また、人の言動が気に入らないと、文句をつけてしまうこともあります。四柱に死・墓・絶が共に並ぶ事を嫌います。たとえ長男に生まれても、生家を継がず、他に一家を成すか、養子に行く場合もあります。女性は夫との生死別の可能性があるので夫婦縁に要注意です。四柱に帝旺が2個以上ある場合や沐浴と並ぶ場合には、特に問題が大きくなります。
④ 納音:大林木(木)「上の中」大きな土地に樹木が繁茂している場所という意味です。バランス感覚がよく、天を目指す理想を持ち、賢明な性格によって成功する意味。
【納音十二運】自病…物静かで楽天的。風雅を好み人情が厚い。健康状態には注意(神経痛等)。人に尽くしても返ってこないところがある。憐れみの情が深いが嫉妬心もある。
女性…嫉妬心が深い。
男性…芸術家に向くが自由を束縛されると伸びない。
⑤ 地支中の蔵干…戊20%(劫財)、庚30%(傷官)、丙50%(印綬)
⑥ 神殺
☆学士…「学士」は学問、芸術を意味する星です。学事及び技芸が発展し、また学才があり、一を聞いて十を知るとも言われています。感受性が強く神経質な面はありますが、学究肌の徳を有する星です。
【生日観法】
知的な分野が豊で才能があり、一芸に秀でたところを持っています。物腰は柔らかいが、柔和な割には内面には頑固さがあり感情にも変化が多いので人の反発を受ける場合もあります。旺運のため社会的な名声を得ることも出来ますが、運が頂点に達すると急落する恐れもあるので、トップよりも二の位置にある方が良いとされています。

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