新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

霞が関と永田町(正官と偏官)

2018年09月09日 | 今日の出来事
変通星の中に正官と偏官という星があります。
男性には欲しい星ですね。
日干を有情の尅で尅する星が正官で、社会性と気品の星とも言われています。
地位・名誉・プライド・行動力の星で、文官・貴公子の星とも言われています。
また…
日干を無情の尅で尅する星を偏官(七殺)とも言い、社会性と武人の星とも言われています。
別名七殺とも言われる星ですので、荒れる星の代表で権力・威厳・闘争・テロ等の意味もあります。

正官は地位や名誉を表す吉星ですので、その正官に頭脳を表す印星が旺相して並ぶと「官印両全の命」となり社会の上位で活躍できる可能性が強くなります。国家官僚等、『霞が関』で活躍しやすい命式ともいえます。

一方、偏官は凶星の一つですが、馬力のある偏官をコントロールする印綬(頭脳)等が付くと偏官の良さが出てきます。
偏官が良く働けば「英雄」、悪く働くと「犯罪者」とも言われ、偏官の良い面が出ると正官以上の働きができるとも言われています。
代議士等、『永田町』で活躍する人が多く、有事の際にはその力を発揮します。

社会性の官星に頭脳の印星が付くのが良く(官印両全)、さらに財星がプラスされると「財官印」三宝の命となり、命式が良くなります。
社会で活躍する男性には欲しい並びですね…。

女性でも、キャリアウーマンとして働くには官星と印星とが並ぶ「官印両全」が良いですね…。
また、月上の変通星が偏官の場合は、夫を凌ぐ場合も出てきます…。

身弱の男性で官星が無い場合は、会社に勤めても出世意識が弱い場合も多い様です。
その方の命式に合った職業選択が必要だと思います。


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コメント (3)
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