新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

老後は時柱が気になる。

2018年12月25日 | 四柱・その他
四柱推命は四つの柱で出来ています。
右から順に年柱・月柱・日柱・時柱ですね…。
その中で「時柱」は最晩年期(65歳~死ぬまで)を意味し、人生の帰結とも言われる柱ですので、この時柱が良いということは、本人の晩年が良いということに繋がります。…実際の鑑定では時柱と晩年の大運の両方を見ますが…。
(時柱が意味するもの)
1.晩年運。
2.寿命
3.子孫運。
大きくは上記の3つを表します。
還暦(60歳)を過ぎると、時柱が気になってきますね…。

若い遊び盛りの頃は、20~30代に良い運が来て欲しいと思い。
中年の働き盛りは40代~50代に良い運が来て欲しいと思います。
そして、あっ という間に65歳を過ぎ、体力の衰えを感ずる年齢になると…
晩年に良い運が来て欲しいと思う様になります。
人間は勝手ですね…。

最近は人生100年時代とも言われていますので、65歳~死ぬまでがとても長く感じます。
健康で元気に生きる人もいますし、病気を抱えながら生きる人も居ます。
出来れば、夫婦仲良く健康で、孫子に囲まれて生活できるのが一番です。
その様に考えると、時柱に良い星が出ていることが一番かも知れません。

例えば…
時柱に吉星が輝いていると良い晩年を送りやすいと言われています。
・旺相する正官…その人の名声が後世にまで残る。
・偏財や食神だと…安穏な老後を過ごせる。
勿論、それを壊す星が無ければですが…。
また、時柱に偏官が出ていると、死ぬまで忙しく働く場合もあります。

逆に凶星が出ていて、それを抑える星が無い場合には…
病気や不慮の事故で早く亡くなる場合もありますし、
独りで寂しく生きる場合もあります。

命式本体の星は生れ持った先天運ですので、時柱に嫌な星が出ていたら、それらをカバーする生き方をする必要があります。
自分自身の生き方で時柱の運を補うのも良いですし、晩年運の良い配偶者と一緒になるのも良いかも知れません。

愛があるところに人は居たいものです。
時柱に嫌な星が出ていたら、夫婦関係や親子関係を大切に生きるのがポイントかも知れません。
そして、「他の為に生きる」ことかも知れません。

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コメント (11)
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