新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

生涯未婚率

2020年08月13日 | 今日の出来事
厚生労働省の研究機関である国立社会保障・人口問題研究所が、国勢調査の結果に基づく時系列の生涯未婚率を公表していました。
2019年時点での最新データーでは、男性が23.37%、女性が14.06%だそうです。
ただし、国勢調査は5年に一度しか実施されないので、このデーターは2015年に実施された国勢調査のものだそうです。
男性の場合は、約4人に1人が生涯未婚ということになるのでしょうか…。

四柱推命の変通星では…
男命(男性の命式)では、女性や家庭を表す星は財星です。
命式や五行に財星が乏しい方は、女性の気持ちが分かり難いところがあります。
身旺で比肩星や偏官等が主体の命式の場合は、好みの女性が居ますと、女心を考えずに一途にアタックする場合も多いものです。
それとは対称的に、身弱や中庸で、天干に食神や偏財が並んだ男性の場合は、優しくソフトに女性の気持ちを捉えて、情的に接する方が多い様です。

女命(女性の命式)では、男性や仕事を表す星(変通星)は官星です。
官星が多い女性の方は、家庭よりも仕事タイプの方が多く、男社会でバリバリと活躍される方も多い様です。
また、女性と話すよりも、男性と話す方が好きな方も多い様です。
特に中心星が偏官の女性の場合は、男の代わりにバリバリと仕事をされている方も多い様です。

女性の命式で一番良いのは、天干に財星と官星とが並んだ命式(財官双美)が良いと言われています。
財星は家庭を表し、官星は夫を表すからとも言えます。…家庭の星と夫の星が輝く命式は女性にとって最高だと思います。

また、女命でやや身旺、天干に官星と印星とが並び(官印両全)財星が弱い女性の場合は、家庭よりも社会で活躍される方が多いものです。
しかし、社会運がアップする分、家庭運は弱くなる場合もあります。

結婚という観点から考えると…
男女共に、命式本体に良い官星と財星を持っていて、適齢期の20代~30代の大運が良ければ、それなりの結婚が出来ると思います。
少々気になるのは、命式本体に家庭や夫を表す財官が乏しく、適齢期にあたる20代~30代の大運に分離を表す強い比肩・劫財(敗財)が出る場合です。
この様な命式や大運の場合は、若い二人だけに任せずに、周りで様々なお膳立てをする必要もあるかと思います。
特に親や先祖に複雑な背景がある場合は尚更です。

命式本体の天干(変通星)の並びが良くて、大運の巡りが良い場合は、スムーズにいく傾向がありますが、そうでない場合は工夫が必要だと思います。
未婚の方に聴いてみますと、結婚はしたいとは思うが、何が何でも…という求める気持ちが弱く、結婚に対する優先順位も低い場合が多いものです。
原因と結果の法則がありますが、強く求めて努力すれば、それなりに叶えられるものだと思います。
人は、命式という遺伝子に支配されているのかも知れませんね…。

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コメント (7)
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