新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

現実的な星…財殺。

2021年08月17日 | 今日の出来事

上図の命式は…
天干の並びは、財星と官星とが並んだ「財官双美の命」ですが、やや土の財星に星が固まり過ぎています。
表は財官双美ですが、多財星の命式で、いわゆる「財殺の命」というものですね…。
財星は優しさや家庭性や財産を表し、官星は責任感や社会性(仕事)を表します。
・優しさや責任感…良いですね!
・お金や仕事…大切です!
・家庭性や社会性…これも必要です。
故に、財官双美の命と言いまして、女性には一番良い命式と言われいます。
また、年月日の柱の12運に胎や養が多いですね…。
特に12運の養を持つと面倒見が良いとも言われています。
また、多財星の命式の方は、扶養の義務といって、もともと人の世話をするような立場になる方が多いものです。
長男の嫁には良いと言われいます…
夫や舅姑に仕え、子供の面倒も看る良い人なのだと思います。
しかし…
少々、財官、特に土の財星に星(●)が多すぎます。
そもそも、財官をコントロールするのが、木の比肩(自星)です。
この命式には、木の比肩が1個しかありません。
例えていうならば、1人の自分で5つの財を抱きかかえ、2.5個の官を背負うようなものです。
財星は優しさですから抱きかかえ、官星は責任感ですので背負うのですね…。
1個で7.5個を相手にしたら、自分は潰れてしまいます。

財官はお金や仕事という目に見える現実のもの…目に見える目先の事に振り回されて、目に見えない本質(心の成長)が後回しになってしまうような命式とも言えます。
忙しいとは心が亡ぶとも書きますね…
姉妹だけの姉の立場で、夫はマスオさんの様な場合もあります。
偏財が多いので、人生 楽しく生きたい…そのためにはお金も必要と思う方が多いですね。
現実的なのだと思います。

この様な命式の場合、行運に官星と印星とが一緒に出ると良いかも知れません…。
天干に印星、地支に官星が出るのが良いと思います。
財官を正しく導くのが印星(印綬)なのだと思います。
「何の為に生きるのか!」心の成長を意識できれば良いのですが…。

クリックしてね
オンライン講座





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする