新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

おとぎ話の様な本当の話(遺産相続)

2021年08月20日 | あのひとの命式


先日、何となくTVを見ていたら、上記 タイトルの様な番組が流れていました。
内容は…【前田けゑ】1982.3.4.生時不明。四人姉弟の三男坊。…タレント、俳優、投資家、カスタネット奏者。
血のつながらないおばあちゃんから莫大な遺産を相続した…そんなおとぎ話のような本当の話。
カスタネットパフオーマーの前田けゑさんの人生。
(3回目の会食の時、名古屋のおばあちゃんから「養子に入ってもらえないか」と言われた…「私が死んだら墓を守って欲しい」というのが希望とのこと)
下記は、婦人公論のネットの記事です。

8年前30歳(数え31歳)の時、母方の祖母の友人だった女性から、名古屋市内の不動産15億円ほどを相続(上図がその時の流年の命式)。
この”名古屋のおばあちゃん”と知り合ったきっかけは祖母に「紹介したい友達がいるから」と、ご飯に誘われたことからだそうです。
当時、彼は25歳の売れないミュージシャン、祖母にはしょっちゅうご飯を食べに連れて行ってもらい、その場に祖母の友達が同席することも少なくなかったとのこと。
今 思えば、跡継ぎを探している親友に、孫を紹介するための会食だったのではとのこと。
そして…
3回目の会食の時に、「養子に入ってもらえないか」、「私が死んだら墓を守って欲しい」というのが希望だった様で、この時点では相続の話は一切なかった。
祖母からは「良い話だと思うよ」と、背中を押され、名古屋のおばあちゃんからは、「月に1度ぐらい顔を出してくれれば、あとは好きなことをやっていいい」とのこと。
そこまで望まれるならと思い、その場で承諾した。
その後養子となり、名古屋のおばあちゃんの家に通う様になり、通い始めて1年経った時におばあちゃんが通帳や印鑑を「全部まかせたと」と僕に預けた…その時におばあちゃんが資産家でることを始めて知ったとのこと。

2012年、おばあちゃんが亡くなり、ここで初めて遺産を相続するのが自分だけだという事を知った。
そして、総資産額15億円という莫大な金額が…。
詳しい内容は婦人公論のページから

(彼の命式)
生時不明ですが…
日柱:丙戌、天干の並びは天徳が付いた偏官双並びの命式(彼の天徳は丁壬)。
地支の12運に「墓」が双つ(年日)。

偏官双並びの彼にとって、大運に印星が廻っている時期は官印両全となって運気が上昇する時期でもあります。
名古屋のおばあちゃんと縁を持ったのも25歳、大運 甲辰 偏印 冠帯の時でした。

命式中に「墓」を持っている方は、古いものが好きで、お年寄り等にも縁がある方が多い様です。
また、墓守にも縁があると言われています。
そして、偏印にはおばあちゃんという意味もあり、自分のおばちゃんから紹介された名古屋のおばあちゃんに墓守を託された…。

命式(運命)とは不思議なものですね…勿論、彼の優しさや思いやりがそうさせたのだと思いますが…
また、大運支の「辰」が命式本体の「墓」を冲剋すると墓庫(金庫)が開いてお金の出入りが生じる運が来ると言われています。
彼の場合は、金庫が開くとお金が入る命式の作りでした。
運命+人間の情が運を引き付けたのだと思います。
徳を積んだ先祖も働いていましたし…(丁壬の天徳)。

注)流派により大運の採り方は少々異なります。

クリックしてね

新栄堂





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