旅と潜水の雑記帳

旅して、潜って・・・の記録です。
特に記載がない限り1人で旅してます。

◆高知・柏島 2日目

2008年08月08日 | ◇◆子連れ時代の旅

【8月8日】
昨晩、夜中に大雨が降って雷が鳴っていました。(あまりの音の大きさに目が覚めました)
宿の奥様によると、今までずーっと晴れていたのに、昨日あたりから雨が降るようになったとのことです。
今日は曇っていますが・・・雨はいやだなぁ・・・。

朝食時間はこちらの都合のよい時間でとらせてもらえます。
昨日は長旅で疲れているし・・・と、遅めの8:00にお願いしました。

ぺこは子供用メニュー(大人と内容は同じで量が少なくなっている)、こぼーずはナシでお願いしました。

今日のダイビングは託児が11:00~となるのでそれまでは自由時間です。
とりあえず島内散策・・・
宿から北へ歩いていくとすぐに山田ショップがあります。

ここには食料品(パン類も)、日用品などがあります。
ここの他にも何軒かお店があります。
(分かっている範囲では、郵便局の近くに1軒、神社の南の方に菓子類やアイスクリームなどが売っているお店が1軒ありました)

海岸の堤防を歩いてみました。(ここは車も通れます。)


保育園、小学校・・・などを見て、車で足を伸ばしてみることにしました。

来るときに渡ってきた柏島大橋のすぐ下は、海水浴場になっています。
水がとってもきれいです。シュノーケリングしている人もたくさんいました。



四国本土(?この表現でいいのか?)に渡って、お猿公園へ行くことにしました。

細い山道をどんどん登っていくと、こんな看板が。

この看板からさらに2分ほど走ると、素晴らしい景色が見えました。


そしてついに、お猿がたくさんいる場所に到着・・・
柏島から車で数分で到着します。(道に迷ったので20分かかってしまいましたが・・・

赤ちゃんを抱っこした猿もいます。

「かわいい~」と、ぺこはたいそう感動していました。
今朝、朝食時に宿の奥様から「猿は女性や子供には攻撃してくるので、車から降りないほうがいい」とアドバイスされたのですが、それを忠実に守って車の中から見るだけにとどめました。


こちらのお猿公園では、協力金として一人200円を支払うようです。(エサがもらえます)
行ったときはこのことを知らず、また、管理されているスタッフの方にもお会いしなかったので、払わずに帰ってきてしまいました。
申し訳ないことをしてしまいました。(反省)



10:45、DSに行きました。
(神社側より撮影)




がこちらのDSに決めた経緯ですが・・・

こちらのDSにコンタクトをとったのは、今年の4月でした。
柏島にはた~くさんDSがあって、どこがいいのか見当もつかず、
「NAUI※ 柏島 ダイビング」
のキーワードで検索したら、SEA ZOOさんが一番にヒットしました。

※特にこだわりはないのですが、私はNAUIで取ったので・・・

そこには、シュノーケリングのメニューもあったので、子供達を「(実際はやらなくても)シュノーケリングに参加」することにしてボートに乗せてもらえないか尋ねてみました。
すると、「ベビーシッターがありますよ」と、思いがけないお返事が返ってくるではありませんか

もう少し詳しく話を聞いてみて、実際にシッターさんにもお話させていただいて、信頼できそうだったのでお願いすることにしました。

託児については、年に3回くらい問い合わせはあるそうです。
でも、実際に利用に至ったことはなく、今回私が本格的に利用する方向に向かったため、DSのホームページにベビーシッターの紹介について載せたそうです。
(4月の時点では載っていませんでした)

保育士さんは現在も非常勤で働いていらっしゃるそうです。

託児は、SEAZOOさんの専属という訳ではないそうです。

まず最初に、保育士さんのお家に案内されました。
とてもやさしそうな雰囲気の方でした。
子供達もすんなり私と離れられました。

ショップに戻り、書類に記入したり施設の説明をきいたりしました。
自由に飲める冷たいお茶とホットコーヒーがショップ内にあります。
シャワー・更衣室も完備です。
今日はゲストが私1人とのことで、ゆったりと使うことができました。


11:00過ぎに、ショップのすぐ近くのところから出港しました。

このあたりには各DSの船や漁船がズラズラ~ッと並んでいます。
港は水がとってもきれいで底まで見えるくらいでした。

ポイントまではボートで3分ほどで到着。
柏島での1本目は、バンドウバエです。
エントリーするとガンガゼとクマノミがあちこちにいるのが目に入りました。
透明度は10mは超えていたように思います。水温は25.8℃です。

どんどん潜降していき、最初に案内されたのがアケボノハゼでした。

アケボノハゼはこれで2回目ですが、前回よりも寄ることができました。

ジョーフィッシュ(セトアマダイ、頭が黒くてのどの部分が黄色い)。
口内保育をしています。

このジョーフィッシュは、普段は「カメラが当たっても」隠れないそうですが、今回に限ってシャイで、隠れられてしまいました。(写真はうまく撮れませんでしたが、卵はしっかりと確認できました)

イソギンチャクモエビ。
   



イソギンチャクエビ(左)オシャレカクレエビ(右)もいました。
(透明なのでよけい見えない・・・

このイソコンペイトウガニは抱卵中です。


浅場に戻って安全停止兼フリータイム・・・

フタイロサンゴハゼがいました。

体はオレンジと黒のグラデーションらしいですが、なかなか撮影できません・・・

セアカコバンハゼ。

黄色の体で背中に赤い点が並んでいます。


1本目が終了してショップに戻ってきたのが12:20頃でした。
子供達は隣の神社で遊んでいました。
これからお昼休憩の時間で、一旦子供達をひきとります。(保育士さんの都合によっては、お昼休憩中でも預かっていただくことが可能です)

子供に話をきくと、最初に保育士さんのお宅におじゃましてから、島内の散歩にでかけたそうです。
海岸に出て貝殻を拾ったり、神社でかたつむりをつかまえたりしたそうです。
保育士さんのお子さんで小学校5年生のお姉ちゃんにも遊んでもらったそうです。




昼食は2ダイブ以上でついてきます。
ショップの近くのお店に注文するシステムで、メニューをみて好きなものを頼むことができます。
日替わり定食は2種類から選べるそうですが、ボリュームがあるそうなので日替わりの「ハンバーグ」にして子供達と分けることにしました。
(これとは別に子供の分を頼むことも可能です)

ゆっくり休んで14:00に出港です。その時間に合わせて、保育士さんが来てくださいました。
「小学生が海水浴するから、見に行ってきます」と言われ、車で出かけていきました。
ボートで移動する途中、海水浴場(大橋とは別の場所)の沖を通ったら、ここで遊ぶ保育士さんと子供達が手を振っていました。

2本目は後浜1.5号ブイです。ここも3分ほどで到着です。
「水の色があまりよくない」とのこと・・・透明度は10m未満でした。
それから、午後から冷たい水が入りこむとのことで、フードベストを着用しました。
出発前にDSのログを見ていたら、水が冷たいようなことが書いてあったので、一応持参していました)
13mを超えたあたりで、水温が23度台まで下がりました。
ここでは、リクエストしていたホムラハゼが見られる確率が高いそうです。
・・・早速いましたぁ。

でも、巣穴の奥のほうなのでよく撮れません。
動きがピョコピョコしていて、とってもキュートでした。
ここにはペアでいるそうですが、1匹しか確認できませんでした。
このポイントにはホムラハゼが他にも出没していて、各ショップごとに“オリジナル”のホムラの巣穴があるらしいです。
このとき私は人生で初めてガンガゼに刺されました・・・(左手の中指です)
周りにたくさんあったので警戒はしていたのですが、左手のところにあるのにはうっかり気づかず・・・
刺された瞬間、ビビッときてすんごい
痛かったけど、それだけで済みました。
アレルギー体質だったり、蚊に刺されただけで大きく腫れる人などはガンガゼに刺されるとけっこう腫れるらしいです。

-26mの砂地には、ハゼがい~っぱいいます。
ヒレナガネジリンボウです。

ちらは初の、ネジリンボウ。

共生エビもちょこっと出てきたりしていて、ネジリンボウが“合図”を送っているような場面でした。

ヤシャハゼです。


深度を上げて、ハダカハオコゼ。


このキンセンイシモチは口内保育をしています。

卵が銀色(稚魚の目の色)で、ハッチアウト間近だそうです。
(なかなか正面を向いてくれないので卵までは撮れませんでした)

クマドリカエルアンコウ。

大人になるにつれて、体の表面にブツブツが出てくるそうです。

イシヨウジ。


タナバタウオがペアでいました。

ペアでいるのは珍しいそうです。
黒い体に青やオレンジの配色が鮮やかです。


これで今日のダイビングは終了です。
ショップに戻り、シャワーを浴びて着替えて、15:30に子供達を迎えに行きました。

ちょうど保育士さんが子供達を車で送りに来てくださっているところで、途中で会うことができました。

子供達は海水浴場でしばらく遊んだ後、保育士さんのお家の近くでシャボン玉遊び(←100円ショップで買って持参しました)などをしたそうです。
小5のお姉ちゃんのほかに高校生のお姉ちゃんもいらっしゃって、一緒に遊んでもらったそうです。
子供達はとっても楽しかったようです。
(明日は海に入って遊ぶことになりました!)


ショップに戻り、器材を簡単に洗ってログ付けをしました。


 16:00過ぎには宿に戻りました。
今晩からは、宿に夕飯を頼んでいないので、外で食べることになります。
宿から歩いて1分ほどの、お好みお食事処きみへ行きました。

黒猫ちゃんが写っていますが、柏島では猫をよく見かけました。

テーブルが2つ、席が10席ほどです。

うどんや焼きそば、ラーメン、どんぶり物が450~550円であります。
かき氷も各種ありました。

こちらは日替わり定食(本日は魚のフライ)、800円。

柏島特産のところてんもつきました。
刺身のお造りは、前もって言っておけば立派なものを用意してくれるそうです。
(その場で言ってもない可能性もあるようです)

宿に帰ってすぐにお風呂に入り、19時前にはいつでも寝られる体制になりました。
今日は私達以外に一組の宿泊客がいました。

◆高知・柏島 3日目 へ

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