ぺこももう5年生になるので、春休みに出かけられる機会もあとわずかと思い、今回もダイビング旅行を計画しました。
しかし、3月11日に東日本で大きな震災が発生。
関西在住なので被害は全くなかったのですが、深刻な状況が報道されるにつれ、自粛した方がいいのか迷い始めました。
原発事故もどうなっていくか分からない状態で、こんなときに海外へ行ってもいいのか、かなり悩みました。
でも、被災していないからこそ、今まで通りの生活をして経済活性化を担う役割もあるのではないか・・・
「やっぱり行こう」「今回はやめておこう」・・・この考えが数時間単位で行ったり来たりしていました。
(航空券も宿泊も、一度予約したらキャンセル料が100%だったので、出発ギリギリまで悩むことにしました。)
出発前にこれほど悩んだ旅行がかつてあっただろうか・・・
結局、心から気分が晴れないまま、出発しました。
メンバー:私、ぺこ(もうすぐ小5)、こぼーず(もうすぐ小2)
DS:Balicasag Island Dive Resort 注!音が出ます!!
託児:ベビーシッター
宿泊:Balicasag Island Dive Resort 注!音が出ます!!
交通:フィリピン航空(マニラ乗り継ぎ)
※CHINTAIトラベルサービスで手配。
調べた限りでは、燃油サーチャージも含めた3人分の総額がこちらが最安でした。
出発:3月26日、帰着:3月29日
宿泊予約について
今回、HotelTravel.com(ホテルトラベルドットコム)で予約しました。
バリカサグ アイランド&ダイブ リゾート Balicasag Island Dive Resort のページはこちら。
こちらではネット上でクレジットカード決済(米ドルでの支払い)ができます。
1部屋に3人(ツインベッドと朝食2人分)でも予約できましたが、1部屋59ドルとさらに1晩13.69ドルの税金がかかりました。
Philippine Tourism Authority(Balicasag Island Dive Resort のページ)からも予約できます。
こちらでは PHILIPPINE NATIONAL BANK に宿泊料金を事前に送金する必要があります。
料金は、1部屋1泊朝食込みで2人で2700ペソ(≒5400円)、エキストラベッドが朝食込みで600ペソ(≒1200円)です。
料金支払いの手軽さは前者ですが、けっこう割高になります・・・。
バリカサグアイランド&ダイブリゾートに全泊でダイビング込みのツアー(国内各地より出発)も
ありました。
こちらは割高(ダイバー一人だとなおさら)なので諦めました。
~託児情報~
〇料金
Philippine Tourism Authorityから提示された金額はシッターさん一人につき1日300ペソ(≒600円)でした。
また、ベビーシッターを頼まなくても、子供は宿泊している部屋やレストランで過ごしていてもいいとのことでした。
【3月26日】
関西空港で、マニラ→タグビラランもチェックインできました。
預け入れ荷物は、現在のところ
マニラからセブ、ダバオへ行く以外は、一度マニラでピックアップし、税関検査を受けて再び預ける
とのことです。
関西→マニラ便は2-4-2列の機材。ほぼ満席でした。
出入国カードと税関申告書が配られ、その後チャイルドミールが配られました。
フィリピン航空は4回目の搭乗ですが、チャイルドミールの内容は5年前に初めて乗ったときからほとんど変わっていません。
大人の機内食です。
魚のポン酢がけか、タガログステーキから選べました。(タガログ・・・に惹かれてお肉をチョイス。)
なんとデザートはアイスクリームでした(後から配られました。チャイルドミールの子供にも配られました。)
マニラに着いたのは13:30、定刻でした。
タグビララン行きは15:00発、ボーディングタイムは14:30です。
入国審査は直前に到着便があったせいか、激混みで30分かかりました。
(審査官の人には「How many days (do you) stay?」と聞かれただけでした。)
入国後まずは両替です。
レートは0.5250でした。(1ペソ1.90円・・・この旅行記では2円で換算して円表示します)
続いて、預け入れ荷物のピックアップです。
待てども待てども流れてこない・・・
・・・と思ったら、流れているのは香港からの荷物だけ・・・。
(同じターンテーブルを複数の到着便が使用しています)
やっと流れてきたときは、14:30でした。
荷物にはTRANSFERの目立つタグがついており、同じ便の荷物の中では早いうちに出てきます。
関西空港でマニラでの荷物の預け方について質問したときは、「税関検査後にTRANSFERのスタッフ(荷物が出てくるところの近くにいる人)に預けたらいい」と言われたのですが、実際どの人に預けたらいいのかよく分かりませんでした。
結局、税関検査後にまたターンテーブルに戻り、そこにいたスタッフに預けました。
このとき、キャリーバッグの車輪が一つ取れているのに気づいたのですが、時間がなくて何もできないまま、再び預けました。
時間がない!!ここから大急ぎです。
国内線ターミナルでは、入り口で保安検査を受け、空港税200ペソ(≒400円)を支払い、再び保安検査(ここでは靴も脱ぎます)を受けてからゲートへ向かいます。
ほとんどの人が既に搭乗済みでした
タグビララン行きは空席が目立ちました。
飲み物(コーヒーか紅茶か水)と、カップケーキとピーナッツのサービスがありました。
ついにタグビララン空港に到着です。
ターミナルまで歩いて行きます。
荷物が運び出されて、
小さなターンテーブルに流されます。
ここで大きなトラブルが発生しました。
マニラで3個の荷物(小さめボストン2個とダイビング器材の入った大きなキャリーバッグ1個)を預けたのですが、ダイビング器材の入ったバッグだけ出てきません。
近くにいた空港スタッフに質問したら、2階にあるオフィスへ行くよう言われました。
ここで荷物が到着していないことを言うと、「明日の第一便(6:45着)で届くから」と即答されました。
まだマニラにあるみたいです・・・
では、その荷物が明日タグビララン空港に到着したら、その後どうやって宿まで届けられるのでしょうか??
「宿まで荷物を送ってもらえますか?」と聞くとうなずくスタッフの方々・・・。(フィリピン航空に原因があるからそこまでしてもらわないと・・・)
何度か念を押したけど、「Don’t worry」を繰り返すだけです。
不安ではあるけど、これ以上どうすることもできないのでオフィスを後にしました。
(迎えの運転手さんが、私達が出てくるのが遅くて心配されたのか、オフィスまで来られてました。)
空港から車でアロナビーチへ移動します。
タグビラランの街はにぎやかなところもありました。
そして、携帯電話(3Gのみで、GSM方式には対応していない)も通じました。
運転手さんは昔船で働いていて、日本にも行ったことがある・・・などという話をしながら、空港から40分ほどでアロナビーチに到着しました。
ここにバリカサグアイランド&ダイブリゾートのスタッフの方もいらっしゃいました。
ダイビング器材の入ったバッグが明日の第一便で到着すると伝えたら、
「その便で到着するゲストがいるから、迎えの時に一緒に持ってきます。先日も3人のダイバーの荷物が同じように翌日届いたんです。」
と言われました。
(ちょっとホッとしました・・・でもこんなトラブルはよくあるみたいです・・・)
それと、送迎の代金は、当初は「往復で一人1700ペソ(≒3400円)」と聞いていましたが、「片道3人で1700ペソ」だと言われました。
内訳は、空港~アロナビーチが700ペソ(≒1400円)、アロナビーチ~バリカサグ島が1000ペソ(≒2000円)とのことです。
今から乗る船の1000ペソを船頭さん(?)に支払うよう言われました。
(行きの車の700ペソと帰りの1700ペソは、宿のフロントで支払うように、とのことです。)
この船に乗って連れてってもらいます。
アロナビーチを出発!
遠くにバリカサグの島影が見えます。
船は後半少し揺れて波しぶきが1回だけかかりましたが、びしょ濡れにはなりませんでした。
約45分の船旅でバリカサグ島に到着です。
(携帯は圏外でした)
出迎えて下さったスタッフの方に、どこから来たのか聞かれました。
「From Japan」と答えると、「Tsunamiは大丈夫?」と心配されました。
それ以降も、何人かのスタッフに心配されました。
「仙台」「福島」・・・原発・・・小さな島なのに、日本のことをよく知っているようで、何度か聞かれました。
こちらがフロントやレストランのある建物です。
(フロントではビーチサンダルやTシャツ、スナック菓子などが売られていました。)
ここでチェックイン手続きをして、部屋に案内されました。
ベッドが2台、まぁまぁ広いです。エアコン完備です。
冷蔵庫には2リットルペットボトルも余裕で入ります。
アメニティは固形石鹸のみ。
バスタブはありません。そしてお湯も出ません。(水量はじゅうぶんありました。)
バスタオルは2枚用意されていますが、申し出ないと交換してもらえませんでした。
収納はじゅうぶんあります。
コンセントの形状は日本と同じです。
洗濯機やコインランドリーのようなものはありませんでした。
落ち着いてから夕飯を食べにレストランに行きました。
(韓国からのグループ客がお食事中でした。)
この時間帯は、虫よけスプレーなどを腕や足などにかけておくといいかも知れません。
今回食べたのは、
EGG SANDWICH 120ペソ(≒240円)
左;MYREZ BURGER(ビーフ、コールスローサラダ、パイナップル入り) 150ペソ(≒300円)
右;GAYLYS CLUB(ハム、卵、チーズ、チキン、トマト入りのTriple decker) 150ペソ(≒300円)
コーラ、スプライト各30ペソ(≒60円)でした。
レストランでの食事代は、注文時に部屋番号を伝え、食事後にサインをすれば後でまとめて支払うことができます。
昼食、夕食のメニューは以下の通りです。(大変見づらくて申し訳ありません)
蚊取り線香みたいなものが欲しいな・・・と思い、フロントに「カトール?」と相談したら、「モスキート・・・?」と一応通じました。
(以前マクタンに滞在したとき「カトール」と教わったので・・・)
蚊取り線香はないけど、殺虫剤を貸し出してくれました。
シャワーは「水」ですが、気温が高いのでなんとか我慢できます。
子供達は不満は口にしませんでしたが・・・室内にクモやムカデの小ーさい版がいたのは怖かったようです・・・
◇フィリピン・バリカサグ島 2日目 へ