おせっちゃんの今日2

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ライン 書き始めの言葉

2021-05-04 13:40:32 | 言葉

確かなことは忘れてしまいましたが、多分1週間ほど前のことです。
羽鳥慎一モーニングショーの導入部の話題でした。
仕事先でのライン(メールはあまり使わないとのこと)でのやり取りの書き出しはどうするかが話題になっていました。

「おじさんおばさん世代は書き出しが丁寧。あれでは手紙を書くのと変わらないよ」
「そもそも事務的な連絡だから、特に書き出しの言葉はなくっても・・・」
「いや、でも、あまりぶっきらぼうなのも」
「斎藤さん(若い世代の代表)どうしてる?」
「目上の人になら、”お世話になります。(なっています)”同僚なら”おつかれさまです”かな。」
「え?朝でもお疲れ様なの?まだ仕事前だよ」
「う~ん。もう決まり文句のように書きますね」

婆さんは思いました。「おはようございます」「こんにちは」「今晩は」。時に合わせての言葉があるじゃあないの。使わないの?こんな基本的な挨拶言葉まで淘汰されているのか。

そして思い出しました。かなり昔の天声人語だったと思います。
どこやら会社の、新しく社長になった人の社長業の始まりは

「なんだ、この会社は!!朝からまだ働いてもいないのに、お疲れ様だと!?疲れている暇はないぞ。何とたるんでいる」と思い、仕事始めの第一声が「わが会社ではお疲れ様の挨拶言葉は厳禁!!これは社長命令!!」

だったということでした。