楽天強い、ソフトバンクに連勝。山崎が天敵・杉内から３６号３ラン。

追いつかれたら突き放す山崎武３６号 ― スポーツニッポン(gooニュース)

【楽天４―３ソフトバンク】

　ハイタッチの最前列に並んだ。穏やかに笑ってナインを出迎えた３８歳。その楽天・山崎武の右手には３６号３ランの感触がまだ残っていた。

　「打てば何かが起きると思っていた。３６本の中で一番うれしい。大の苦手の杉内を打って勝ったというのが大きいね」

　遠く所沢でオリックス・ローズが３４、３５号を連発。追いつかれたが、再びキングをキープした。
０―１の４回１死一、二塁。杉内から左翼席に一発。２回に遊ゴロに倒れた時点で杉内とは０５年から通算３０打数１安打、打率・０３３。今季も１１打数無安打５三振の天敵を攻略した。
前夜はビデオに合わせて左足を上げるタイミングを試行錯誤。「何をやってもタイミングが合わなかった。でも、一発の後に敬遠してくれたし次からは自信を持っていける兆しが見えた」と笑顔を見せた。

山崎武が天敵杉内撃ちで３６号！ ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

　楽天打線がソフトバンク・先発の杉内を打ち崩し、連勝を飾った。
４回裏、苦手の杉内とあって６番に下がっていた山崎が、一死一、二塁のチャンスでレフトスタンドに３６号となる逆転３ランを叩き込んだ。
５回表、ドミンゴが２点を失い３－３の同点とされた。
８回裏、一死一、三塁と杉内に詰め寄り、吉岡のタイムリーで４－３と逆転した。
　楽天は７回二死から、有銘－山村－渡辺－小山と投手陣をつぎ込み、９回表、二死一、三塁まで粘られたが、追加点を許さず僅差ながら逃げ切った。
何よりも、山崎の起死回生の３ランがこの勝利をもたらした。