近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

小さな花に大きな実のつく風船唐綿(ふうせんとうわた)

2007-08-12 09:06:24 | 花好きずき
 きょうからお盆だが、夏休みで帰省する人も多いことだろう。
空は晴れているが、雲が多く、強い陽射しになっていない分、僅かな風がいくぶん涼しく感じられる。
 だいぶ前から風船唐綿が咲いてはいたが、2~3個、卵大の緑色の実がついた。この実が茶色くなると割れて種が出てくるのだが、それはまだまだ先の話である。
花自体は米粒のような小さな実のだが、花からは想像もつかないような実をつけるのが面白い。







【風船唐綿(ふうせんとうわた)】

・蘿いも(ががいも)科。
・学名 Gomphocarpus fruticosus
    Gomphocarpus : フウセントウワタ属
    fruticosus : 低木状の
  Gomphocarpus(ゴムフォカルパス)は
 ギリシャ語の
 「gomphos(こん棒)+ carpos(実)」が語源
・南アフリカ原産。
・とげとげをもつ丸い実の形がなんともユニーク。
 とげとげ部分は痛くない。秋の実です。
・晩秋になると、実がカパッと割れ、中から綿毛と
 タネが出てくる。

(出典:「季節の花300」)