きょうは朝早くから雲ひとつない晴天が広がっている。
いつもはわりと風が吹いているのが、いまはかすかに木々の葉が揺れている程度である。
きょうも暑くなるのは目に見えている。
今頃咲くのは時期はずれらしいが、庭の木陰に都忘れがひっそりと花を開いていた。
ちょっと見には、野菊のような感じの花である。
【都忘れ(みやこわすれ)】
・ 菊(きく)科。
・学名 Gymnaster savatieri
Gymnaster : ミヤマヨメナ属
savatieri : フランスの医師で、日本植物を
採集した「サバチェー」さんの
Gymnaster(ジムナスター)は、ギリシャ語の
「gymnos(裸の)+ Aster(ノギク属)」が語源。
ノギク属に似ているが冠毛がないということに由来。
(Miyamayomena 属の名前で紹介している本もあり)
・開花時期は、 4/20頃~ 6/5頃。
・日本原産。
・菊に似た、紫色の可憐な花。
・昔、承久の乱に敗れて佐渡へ遠流となった順徳帝は、
草でぼうぼうになった佐渡の庭に一茎の野菊が紫色に
咲いているのを見つけ、
「紫といえば京の都を代表する美しい色だったが、
私はすべてをあきらめている。
花よ、いつまでも私のそばで咲いていておくれ。
都のことが忘れられるかもしれない。
お前の名を今日から都忘れと呼ぶことにしよう」
と、傷心のなぐさめにしたという説話がある。
花の名はここからきたようだ。
また、京を去るときにこの花を目にとめ、
「都を忘れることにしよう」といったことから
この名前になった、との説もある(どっちだろう?)
・別名 「野春菊」(のしゅんぎく)、
「東菊」(あずまぎく)。
(出典:「季節の花300」)
いつもはわりと風が吹いているのが、いまはかすかに木々の葉が揺れている程度である。
きょうも暑くなるのは目に見えている。
今頃咲くのは時期はずれらしいが、庭の木陰に都忘れがひっそりと花を開いていた。
ちょっと見には、野菊のような感じの花である。
【都忘れ(みやこわすれ)】
・ 菊(きく)科。
・学名 Gymnaster savatieri
Gymnaster : ミヤマヨメナ属
savatieri : フランスの医師で、日本植物を
採集した「サバチェー」さんの
Gymnaster(ジムナスター)は、ギリシャ語の
「gymnos(裸の)+ Aster(ノギク属)」が語源。
ノギク属に似ているが冠毛がないということに由来。
(Miyamayomena 属の名前で紹介している本もあり)
・開花時期は、 4/20頃~ 6/5頃。
・日本原産。
・菊に似た、紫色の可憐な花。
・昔、承久の乱に敗れて佐渡へ遠流となった順徳帝は、
草でぼうぼうになった佐渡の庭に一茎の野菊が紫色に
咲いているのを見つけ、
「紫といえば京の都を代表する美しい色だったが、
私はすべてをあきらめている。
花よ、いつまでも私のそばで咲いていておくれ。
都のことが忘れられるかもしれない。
お前の名を今日から都忘れと呼ぶことにしよう」
と、傷心のなぐさめにしたという説話がある。
花の名はここからきたようだ。
また、京を去るときにこの花を目にとめ、
「都を忘れることにしよう」といったことから
この名前になった、との説もある(どっちだろう?)
・別名 「野春菊」(のしゅんぎく)、
「東菊」(あずまぎく)。
(出典:「季節の花300」)