近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

春の野に、菫摘みにと、来しわれそ (万葉集)

2005-04-08 13:29:56 | 花好きずき


初夏のような陽射しがふりそそぎ、半袖でもいいくらいの暖かさである。
家内が下仁田ネギの苗を買ってきたので、畑に二列ほど植え込んだ。
ふと、そばの竹薮を見たら、菫が紫色の小さな花を付けていた。



「山路来て、なにやらゆかし、すみれ草」は、たしか、芭蕉の句だったと
思うのだが・・・
わざわざ郊外の山などに行かなくても、まだまだ、身近で見られるうちは
幸せというべきことなのだろうか。




【菫(すみれ)】

スミレ科の多年草。春、葉間に数本の花茎を出し、
濃紫色の花一つをつける。
相撲取草(すもうとりぐさ)。菫々菜(きんきんさい)。
万葉集(8)「春の野に菫摘みにと来しわれそ」

(出典:「広辞苑第五版」電子辞書)

せっかく咲いたヒヤシンスも、無残に折れてしまった。

2005-04-07 16:28:44 | 花好きずき


一週間ほど前から鉢植えのヒヤシンスが花開き、きれいに
咲き揃っていた。(写真はその時のものである)

ところが、きょう、弟が玄関前にある高野槙の剪定を始めたので鉢を
移動したのだが、その場所が悪く、もろに落ちてきた枝に当って茎が
折れてしまった。



高野槙の下には、家内が植えたチューリップや他の草花もあったのだが、
これらも無残な姿になってしまった。

弟は植木職人だが、自分だけの都合で剪定を始めてしまうので、「ありがた
迷惑」になることもある。
もちろん、手間賃を取るわけではないので、文句をいえた義理ではないのだが。




【ヒヤシンス(hyacinth・風信子)】

ユリ科の秋植球根植物。地中海沿岸の原産。
地下の鱗茎から肉質広線形の葉を叢生。
春、青・紫・紅・黄・白色、また一重咲・八重咲の花を総状に
付ける。
江戸末期に渡来し、ヒヤシントと呼ばれた。

(出典:「広辞苑第五版」電子辞書)

楽天・田尾監督は采配ミスを悔やんだ。

2005-04-06 16:05:14 | 楽天イーグルス
小笠原が復活弾 ハム追撃態勢だ (スポーツニッポン) - goo ニュース

【(日5-4楽) 全身で運んだ一発だった。4―4で迎えた延長10回だ。日本ハムの先頭・小笠原は初球を見送り、2球目をファウル。3球目、小山の内角低めに沈んだシュートに、体ごと沈めてバットをぶつける。次の瞬間、赤一色の楽天ファンで埋まる右翼席に、勝ち越しの2号ソロが突き刺さった】

スポーツニッポンの記事によると、初の延長戦で負けた楽天・田尾監督は采配ミスを悔やんだとのことである。

2点を追う6回無死二、三塁、カウント1―2から酒井に送ったサインはセーフティースクイズ。一塁へ転がしたものの、三塁走者・山崎のスタートが遅れて本塁で憤死した。
「これまでのゲームの流れを考え、打たすかどうか迷ったのが裏目に出た」ようだ。
田尾監督は「1つの采配ミスが見えた」と選手は責めず、2連敗以上に1点の重みを痛感しながら、足早にバスへ乗り込んだそうである。

赤塚公園の桜も見頃です。

2005-04-05 17:03:29 | 花好きずき


きょうは、雲ひとつない青空が広がり、久しぶりに飛行機雲も見えた。
先週まではほとんど蕾だった桜も、そこここで咲き乱れ、ようやく春らしく
なってきた。



都立赤塚公園にも見事な桜の木があるので、花見がてら陽射しの中を散歩
しつつ、何枚かをカメラに収めて来た。
花見の席も一つあったが、これからは毎日のように見物客が訪れることだろう。
綺麗な花に似つかわしくないゴミを散らかさないようにして欲しいものである。


いまだに糞の始末ができない飼主に、動物を飼育する資格はない。

2005-04-05 12:47:00 | 近事変々
ちょっと生垣の周りを見たら、犬の糞がそのままに放置されていた。
生垣沿いの歩道は小学生の通学路にもなっているので、しょうがないから生垣の根元に埋めたが、こういうことは、一度や二度ではないし、迷惑この上ない。

家の生垣は「ひいらぎもくせい」で区の保存樹木にもなっており、歩道のある側だけでも15メートルほどの長さがある。時どき犬を散歩させている人も通るが、最近の飼主は、道端に糞をさせてもそのままにするような人は少なくなった。だからこそ、いまだに糞の始末もできない飼主がいるのかと思うと腹立たしい限りである。
人の家の生垣をなんだと思っているのか。こういう輩には、動物を飼育する資格はない。

母親が動物嫌いだったので、犬や猫を飼ったことはないが、動物を飼育するのも、子供を育てるのも、基本的には同じことだと思う。
躾けというは、親であり、飼主がするものであり、「親の背を見て育つ」ということは、動物だって同じはずである。
飼主がだらしなければ動物だってそうなるし、きちんと飼育すればそのように行動するものである。
糞の始末すらできない飼主では、動物にとっても不幸なことである。

緑道にびっしりと咲く雪柳

2005-04-04 11:16:14 | 花好きずき


家の近くに、かつては小川だったところが緑道になっている場所がある。
近頃はどこもそうだが、暗渠の上が緑道となっているのである。
先日その近くを通ったら、緑道の一角に雪柳がいまを盛りと咲いていた。

 

すぐ側に公園があり、高台になっている公園から見下ろすと、真っ白に咲いた
雪柳が、びっしりと連なって見える。
近くによって見ると、小さな5弁の花が枝に沿っていくつも咲いているのがわかる。

 

【雪柳(ゆきやなぎ)】

バラ科の落葉低木。河岸の岩上などに自生。茎の高さ1.5メートルに
達し、葉は披針形。
春、葉とともに、雪白・5弁の多数の小花をつける。観賞用に栽培。
コゴメバナ。コゴメヤナギ。コゴメザクラ。漢名、噴雪花。

(出典:「広辞苑第五版」電子辞書)

西武を相手に3発含む15安打16点。楽天、本拠地で猛打爆発!!

2005-04-02 15:27:40 | 楽天イーグルス
楽天16点!本拠地開幕で礒部球団1号 (日刊スポーツ) - goo ニュース

「岩隈が投げて、磯部が打つ」理想の形で、楽天が本拠地での試合に大勝した。

磯部の記念すべき先頭打者ホームランで、28年ぶりにプロ球団が戻ってきた東北の地に、楽天が大きな1歩を刻んだ。
磯部にとっては今季18打席目の初安打が球団創設第1号。そしてフルキャストスタジアム宮城1号にもなった。

楽天打線は初回と6回に6点を奪うなど、西武投手陣から大量16点を奪う、圧倒的な攻撃を見せた。
一方、中5日で先発した岩隈は5点を失って7回で降板したが、8三振を奪って二連勝を飾り、エースの実力を発揮した。

本拠地開幕で貴重な白星をあげた楽天、この歴史的勝利をフロックといわせないためにも、さらなる奮起を期待したい。

どこかで、何かがずれているとしか思えない。

2005-04-01 14:36:22 | 近事変々
<小学校校長>模造刀振り回し「がまの油売り」 東京・町田(毎日新聞)-Yahooニュース

東京都町田市の小学校で昨年11月、50代の男性校長が、全校児童の前で日本刀の模造刀で大根を切る「演技」をしていたことが分かった。市教委の山田雄三教育長は「校内の刃物持ち込みに過敏になる中、慎重さを欠く行為」として校長に注意し、近く都教委に報告する。

という話だが、「がまの油売り」にそこまで目くじらを立てる必要があるのだろうか。
『教職員や保護者から「模造刀とはいえ、刃物を使うのは好ましくない」などと批判の声が上がり、市教委が事実関係を調べていた』といっても、昨年11月のことであり、今ごろ報じられることにも違和感がある。

長崎県佐世保市で起きた小6同級生殺害事件から、「校内の刃物持ち込みに過敏になる」のは当然としても、これではうっかり余興すら演じられないのではないか。
なんでも禁止すればそれで済むことなのだろうか。どうも、「事なかれ主義」のような感じがしてならない。

ナイフで鉛筆も削れず、リンゴの皮をむくこともできない。徒競走ではタイムが近いグループで走らせ、順位はつけない。「ないないずくし」で児童、生徒がちゃんと育つはずがない。
「いいことはいい。悪いことは悪い」と判断できるように指導するのは大人の責任だが、なんでも悪いではきちんと判断できる子供は育たない。

こういう報道を見ると、どこかで、何かがずれているとしか思えないのは、私だけだろうか。