じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

それは言っちゃダメ

2009年02月07日 | 急性骨髄性白血病

0902051 この土曜日は、春を思わせる暖かな一日であった。

妻は今週も自宅外泊を果たせたが、帰り着くと同時に横になり、昼に起すまで眠り続けた。 

昨夜は一時間毎にレスキューの鎮痛薬(オキノーム)を飲み、眠れなかったようだ。

  

暖かいので少し散歩に出てみないかと声をかけたが、その気力は無い。 

ブログで振り返ってみると1,2ヶ月ほど前には、短時間ながら散歩もしていたのだが。

  

かろうじて1人で入浴は出来ている。 

風呂上りにドライヤーで髪を乾かしてやりながら、

「俺もこうしてお母さんに面倒みてもらい、看取ってもらいたかったなあ・・・」 

と言ってしまってハッとした。

黙した妻の目が涙で潤んでいた。

   

本音ながら、言ってはならないことだった。                   

                                               タカサゴユリ

コメント (2)
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