妻は今週も自宅外泊を果たせたが、帰り着くと同時に横になり、昼に起すまで眠り続けた。
昨夜は一時間毎にレスキューの鎮痛薬(オキノーム)を飲み、眠れなかったようだ。
暖かいので少し散歩に出てみないかと声をかけたが、その気力は無い。
ブログで振り返ってみると1,2ヶ月ほど前には、短時間ながら散歩もしていたのだが。
かろうじて1人で入浴は出来ている。
風呂上りにドライヤーで髪を乾かしてやりながら、
「俺もこうしてお母さんに面倒みてもらい、看取ってもらいたかったなあ・・・」
と言ってしまってハッとした。
黙した妻の目が涙で潤んでいた。
本音ながら、言ってはならないことだった。
タカサゴユリ