狭い花壇の半分くらいはクリスマスローズで占められている。
それが次々と咲き始めて、外泊した妻が喜んでいた。
数年前に人から戴いた何鉢かの株を地植えしてから始めて、落ちた種から沢山芽生えて、
育て増えていったものも多い。
だから種類はほんの2,3種類だけで、とりわけ妻の好きな一重の白系が多い。
ろくに手入れもしないので弱い株は駆逐され気味、強い株は冬にも豪快に葉を茂らせる。
名前に似合わず意外に逞しい多年草株である。
これから春にかけて花期も長いので妻の慰めになるだろう。
シュンランの花芽は未だ、春の息吹のする好きな花なのだが・・・。
低い丈で下向きに咲く花は、カメラのファインダーから覗けない。
適当に構えてオートフォーカスで何枚か撮って、運よく画面に入りピントがそこそこ合った一枚。
小さな草花はいつもこの手なので、ろくな写真は撮れない。
今日一日も平穏に終わろうとしている。