じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

ヒメコブシ

2009年04月07日 | 急性骨髄性白血病

妻の白血球数は10万を超えた。

10万を超えると血の色が白っぽくなってきて、皮膚が白くなる、

それが白血病の名前の由来といわれる。

  

感染予防のため、発病以来お化粧の類は一切出来ないが、

病院で隔日のシャワーと、土日には自宅での入浴を欠かしていない。

清潔保持のためもあるが、女のたしなみと思っているのだろう。

  

肩関節や手足の痛みは疼痛治療で何とか抑えられているが、

お腹の膨張による痛み苦痛が増してきた。

ガスや腹水と内臓器の腫脹によるものと思われる。

  

苦痛に耐えながらも携帯で話し メールの返答をし、

毎日のように来てくれるお見舞いの人たちに会える事を望み喜んでいる。

一時、少しでも苦痛を忘れ、気晴らしになるという。

平然としているようだが、実はかなり苦しくきつい状態なのです。

 

 

そんな妻から、今夜はさすがに苦しく眠れそうにないわ」と電話がかかってきた。

眠れなければ夜中でも何時でも電話してくるがいい、と言った。

明日は出来るだけ朝から病院へ行くようにしよう。

 

 

毎年びっしりと花をつけていたが、昨秋の剪定で蕾をなくした庭のヒメコブシ

ほんの2つ3つ、花を咲かせていた。

0904073

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