時間の最小単位である1秒はどのように決められているのでしょうか。
私たちが学校で習ってきたのは、地球の自転から割り出して決められた・・・
実際に次のように定義されていたのですね。(Wiki)
「秒は、平均太陽日の1/86400とし、東京天文台が秒として決定する時間で現示する」
つまり1日を24時間でわり 60分で割り、60秒で割った時間の長さと言う事でした。
分かりやすい。
柱時計などは数分狂うなど当たり前、振り子の長さを微調整して合わせていましたね。
それでもあまり差支えなかった生活でした。
その後、数秒/月の誤差という正確なクオーツ(水晶)腕時計がもてはやされましたね。
現在はセシウムの原子周波数? (約? 92億Hz/秒)を基準にした時間を1秒とする、
と世界で決められているのですね。
誤差は3億年に1秒だそうです。勿論日本でも厳格に管理された基準時計で計られている。
今ではどこにも使われている電波時計も、ここから発信される時間を受信している。
なので誤差はほぼゼロ パソコンもテレビの表示も・・・
何故そこまで正確な時計が必要なのでしょう・・・
科学技術や産業分野では必須なのだろうけど、分かりやすい事例では、
実はGPS衛星に搭載されている時計の誤差が、GPSの精度に影響しているのですね。
複数衛星の数と併せて今では地球上でのGPS距離誤差にして2,30cm位らしい 。
車のナビにも、私たちは恩恵を受けているのですね。
それが今度は日本人が開発したストロンチウムの周波数(約429兆/秒)を基準にした時計
になると、誤差は300億年に1秒程度になるらしい。なんとセシウム時計の1/100
とすると、GPS距離誤差が2,3mm になるって・・・・すごい
アメリカのナンバーズ宝くじで繰り越された当選金額が1800億円という話題もおったまげー
ジャンボ5億円CMでやっている1年に2000万円使うと25年・・・・頼もう!
それで行くと 9000年 頼めないね。