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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

校長が発表した学校目標以外は、教育活動ではないのか?

2011年06月14日 | 暴走する都教委
 《学校教職員支部ニュース6/2》 なかまユニオンに入って、権利と教育を闘いとろう!
 ★ 自己申告票提出と、目標設定の校長面談で
   不当な書き直し要求 はNO!・・・相談は組合TELへ


 ○ 校長が発表した学校目標以外は、教育活動ではないのか?
 大阪府教委(大阪市教委も追随)は今冬、教職員評価システム「手引き」書の改悪を強行しました。「教職員が設定した個人目標が、学校の教育目標などの組織目標と明らかに異なる場合、・・・教職員が目標の修正・変更を行わなかった場合は、評価は、設定目標を考慮して業績を評価し、・・・」としました。
 校長が発表した年間目標には書かれていない内容を、自分の年間目標に設定した場合、年度末評価を低くする、というのです。“自分で自主的に立てた年間目標をどこまで達成したかで業績評価し、教職員を育成する。”という評価システムの建前を投げ捨て、校長権限の確立を打ち出しました。
 しかし! 校長が発表した目標以外は、教育の仕事ではないというのでしょうか?!
 目標設定面談での校長による書き直し要求は、学校教育をつぶすもので、不当です。
 ○ 目標を数値化しないと、子どもを指導できないのか?
 平行して大阪府教委は今冬、教育委員会会議で府立校の規則を改悪し、これまでの年間「学校教育目標」作成に加えて、その前提として新たに、校長専決で「学校経営計画」を立てて府教委に報告する、と決めました。
 その中で、目標をできるだけ数値化して掲げるように明記しています。
 例えば、有名大学合格何人、中退・卒業率何%、等です。
 “校長は各学校の「営業所長」になって、「教育営業成績」達成のために「社員」(教職員)を管理し働かせよ。”ということです。
 これが教育委員会(教育長)による各校長の評価システム結果に直結します。

 しかし! 目標を数値化しないと、子どもを指導できないのでしょうか?!
 数値化は逆に、その他の多様な教育活動を軽視し、点数にならないものは捨てることになります!
 目標設定面談での数値化の書き加え要求は、学校教育をつぶすもので、不当です。
 目標設定面談での校長の不当な要求は、私たち組合に相談してください。いっしょにはね返しましょう。
 ○「自己申告票不提出は職責だ!」・新勤評訴訟団105名の最高裁判決に注目を!
 ○「なかまユニオン大阪府・市学校教職員支部」ブログと、大阪市教育委員会ホームページに、3/30大阪市教委団体交渉の公式議事録を掲載しています。
 お読みください

『なかまユニオン教職員支部ブログ!』(2011.06.02)
http://nakama-kyoin.jugem.jp/
『今 言論・表現の自由があぶない!』(2011/6/2)
http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/20312907.html

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