【2024.10.19「日の丸・君が代」強制反対!大阪ネット総会へ】
◆ 2つの裁判報告と裁判を引き継ぐ
~「君が代」強制は子どもの権利条約違反!運動
グループZAZA D-TaC 松田幹雄
◆ コロナ在宅勤務不払い裁判 9月30日 大阪市から49,577円振り込み
2020年9月に提訴した「コロナ在宅勤務不払い裁判」は今年7月上告棄却で終結し、9月30日、大阪市から49,577円の振り込みがありました。
8日の欠勤扱いのうち、初めの3日間は、校長が「自宅での研修」として扱おうとしていたことから、「欠勤」の責任は大阪市にあるとした判決に従って3日分の給料が支払われたということです。
地裁判決での「自宅での研修を認めなかったことは違法」とした地裁判決が高裁で取り消され、慰謝料5万円が減額されたことは残念ですが、大阪市のデタラメコロナ対応は裁判書証として残されました。
この裁判の中で全国最大のコロナ関連死を出した大阪市のデタラメコロナ対応が明らかになったこと伝えながら、職員が良心に従って仕事ができる大阪市行政・大阪市教育行政に変える活動をこれからも続けていきたいと思います。
(組合HPに詳しい報告を載せています。「教職員なかまユニオン松田組合員・コロナ在宅勤務不払い裁判」で検索してみてください。)
◆ 「君が代」調教NO!裁判は2024年1月上告棄却
2015年7月、大阪市人事員会「君が代」不起立戒告処分の取り消し審査請求、2020年12月大阪地裁提訴、2022年12月、大阪高裁に控訴、2023年8月、上告、2024年1月上告棄却という経過をたどって、私の「君が代」調教NO!処分取り消し裁判は終結しました。
大阪市国旗国歌条例は、橋下市長の下で2012年2月に制定されました。
「日の丸・君が代」強制は、その条例に沿って、子どもたちに「日の丸」に向かって「君が代」をしっかり歌わせるために、「範を示す教育活動」として教職員自身の起立・斉唱を位置づける教育長通知によって徹底されていきました。
私は、人事委員会・裁判を通じて、この強制が子ども権利条約違反であると主張してきました。裁判は終わりましたが、この裁判を通じて明らかにしてきたことをいかして、新たな『D-TaC~「君が代」調教やめて~』の活動を始めています。
★9月25日、卒業式と「君が代」指導について、大阪市教委と協議を行い、『「卒業証書授与式」や学習指導要領「厳粛」規定は戦前の教育を志向するもの』『大阪市教委の卒業式「日の丸・君が代」通知は子どもの権利条約違反』を明らかにしました。
★子どもたちと対話し、「君が代」の歴史を伝えることから、学校に「君が代」の説明を求める運動を起こしていきたいと思っています。
学校に『「君が代」の意味・扱いの変化の歴史を説明して』と求めることを、「息がつまる学校を変える」権利主張の1つと位置づけて、広く呼びかけていきたいと思っています。
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