☆ 都立高校保護者のつぶやき
▼ 卒業式―1
ユキメです。
ちょっと聞いてください!うちの娘の卒業式。
答辞も送辞も在校生の出席もなし、生徒の出番がいっさいなかったんです。
実は私は日の丸・君が代問題にはピリピリしてまして、事前に校長へ強制をしないようお手紙を出していました
(でも、もちろん10・23通知どおりでしたが…)。
だけど、それ以外の式の内容まであまり関心をもっていませんでした。
生徒入場 国歌斉唱 卒業証書授与
校長あいさつ 来賓あいさつ 校歌斉唱 …
終わり。
あっという間に閉会でした。
証書授与も、卒業生が名前を呼ばれ、自席で起立するのみ。
受け取るのは1人だけ。
こんな卒業式ってある?と思ったものの、当初は、都教委の管理・統制のせいで画一的にされているのだろうと自分を納得させていました。
でも、ほかの高校の卒業式の様子が、友達や知人から次々メールで知らされてくると、それぞれの高校でいろんな工夫をしているんですね。
写真スライドに生のナレーションを入れ、涙で詰まってしまったり、卒業生が「先生たちが自由にものをいえない学校ではいけない」と発言したり、部活のユニフォームを着た在校生たちが大合唱したり…。
それぞれにドラマがあり、新しい門出を祝う式だったようなのです。
となると、「都立で1番自由な高校だ」と思って入学させ、たしかに生徒の自主性を尊重してくれたK高校だったけれど、最後に裏切られた!という思いです。
なぜ?と考えるうちに、自由な高校だからこそ生徒を登場させればリスクが増えると管理職が考えたのではないかと思い始めました。
以前にある高校で壇上の生徒が都教委に向けて「これ以上先生をいじめないでください」と叫び、それがビデオ録画され、マスコミに流れたことがありましたが、それに近いことが起きれば、管理職の面目丸つぶれになるわけですからね。
この一線は守りたかったのか――。
そんなに怖いか?都教委が
娘の大事な門出の日に…と思うと、日が経つにつれて悔しさが増してきます。
ユキメ
[ Weblog ] / 2009-03-23 21:22:43
▼ 卒業式―2
2通目は都立国際高校保護者(3月まで)からの報告です。
式が終ったとき、12時半を過ぎていました。
すぐ上の子の戸山の卒業式は、本当に「粛々と」という感じで、都教委ご推奨の卒業式になってしまい、たまらなかったのですが、今日は本当ににぎやかな卒業式を見せてくれました。
しっかり卒業生が主役で、彼らの旅立ちを祝う式になっていました。
確かに、壇上には、余計なものが正面に貼り付けられてるは、(なお、生徒の各国の旗が三脚で並べられているのは変りませんでした)
壇上に上がる人はそれに対して一礼するは、年々というか…私の場合、一番上の子の時よりも2人目のときよりも、3人目の娘の時が一番明瞭に保護者席からも、「歌声」がはっきり聞こえるは、「や」なことはありましたが、国際のエネルギーはそんなものはものともせず、という感じでした。
だいたい、進行の先生が、「国歌斉唱」のすぐあとの「校歌斉唱」をついうっかりすっとばしてしまったので、そこで、笑いが生じ、ちゃんとその後、「校歌斉唱」にもどりはしたのですが、それで、場がすっかり和み、あとは、卒業生のほぼ全員に、呼名の折に大きな声でかけ声やら何やらがかかり、卒業生もそれに対して手を振るなどして応えるなど、上の子たちの時には考えられない楽しい雰囲気でした。
だいたい、上の子たちの時は、代表者だけが証書を受け取る形式でしたし。
やはり、時間はかかっても、一人ひとり、壇上に上がり、証書を受け取るほうがいいですね。
少なくとも、娘にとっては、小学校の時よりも中学の時よりも国際での卒業式が一番よかっただろうと思います。
小学校の時は、号令なしに「ザッ」と音をたてて、子どもが一斉に同じ動きを繰り返すような背筋が凍るような式でしたから。
校長や都教委の式辞や祝辞は聞くに堪えませんでしたが、娘が2年までお世話になった、世界史のY.カトリーヌ先生からの祝電はサイコーでした。
たまごを割らなければ、オムレツはできません。
卒業生のみなさん、さあ、自分の殻を割り、自分のオムレツを作ってください。
きっと、みんなのオムレツはおいしいよ、
みたいな内容でした。
以上報告でした。
ねこやなぎ
[ Weblog ] / 2009-03-26 16:53:43
『都立高校保護者のつぶやき』
http://blog.goo.ne.jp/toritsuhogosha/
▼ 卒業式―1
ユキメです。
ちょっと聞いてください!うちの娘の卒業式。
答辞も送辞も在校生の出席もなし、生徒の出番がいっさいなかったんです。
実は私は日の丸・君が代問題にはピリピリしてまして、事前に校長へ強制をしないようお手紙を出していました
(でも、もちろん10・23通知どおりでしたが…)。
だけど、それ以外の式の内容まであまり関心をもっていませんでした。
生徒入場 国歌斉唱 卒業証書授与
校長あいさつ 来賓あいさつ 校歌斉唱 …
終わり。
あっという間に閉会でした。
証書授与も、卒業生が名前を呼ばれ、自席で起立するのみ。
受け取るのは1人だけ。
こんな卒業式ってある?と思ったものの、当初は、都教委の管理・統制のせいで画一的にされているのだろうと自分を納得させていました。
でも、ほかの高校の卒業式の様子が、友達や知人から次々メールで知らされてくると、それぞれの高校でいろんな工夫をしているんですね。
写真スライドに生のナレーションを入れ、涙で詰まってしまったり、卒業生が「先生たちが自由にものをいえない学校ではいけない」と発言したり、部活のユニフォームを着た在校生たちが大合唱したり…。
それぞれにドラマがあり、新しい門出を祝う式だったようなのです。
となると、「都立で1番自由な高校だ」と思って入学させ、たしかに生徒の自主性を尊重してくれたK高校だったけれど、最後に裏切られた!という思いです。
なぜ?と考えるうちに、自由な高校だからこそ生徒を登場させればリスクが増えると管理職が考えたのではないかと思い始めました。
以前にある高校で壇上の生徒が都教委に向けて「これ以上先生をいじめないでください」と叫び、それがビデオ録画され、マスコミに流れたことがありましたが、それに近いことが起きれば、管理職の面目丸つぶれになるわけですからね。
この一線は守りたかったのか――。
そんなに怖いか?都教委が
娘の大事な門出の日に…と思うと、日が経つにつれて悔しさが増してきます。
ユキメ
[ Weblog ] / 2009-03-23 21:22:43
▼ 卒業式―2
2通目は都立国際高校保護者(3月まで)からの報告です。
式が終ったとき、12時半を過ぎていました。
すぐ上の子の戸山の卒業式は、本当に「粛々と」という感じで、都教委ご推奨の卒業式になってしまい、たまらなかったのですが、今日は本当ににぎやかな卒業式を見せてくれました。
しっかり卒業生が主役で、彼らの旅立ちを祝う式になっていました。
確かに、壇上には、余計なものが正面に貼り付けられてるは、(なお、生徒の各国の旗が三脚で並べられているのは変りませんでした)
壇上に上がる人はそれに対して一礼するは、年々というか…私の場合、一番上の子の時よりも2人目のときよりも、3人目の娘の時が一番明瞭に保護者席からも、「歌声」がはっきり聞こえるは、「や」なことはありましたが、国際のエネルギーはそんなものはものともせず、という感じでした。
だいたい、進行の先生が、「国歌斉唱」のすぐあとの「校歌斉唱」をついうっかりすっとばしてしまったので、そこで、笑いが生じ、ちゃんとその後、「校歌斉唱」にもどりはしたのですが、それで、場がすっかり和み、あとは、卒業生のほぼ全員に、呼名の折に大きな声でかけ声やら何やらがかかり、卒業生もそれに対して手を振るなどして応えるなど、上の子たちの時には考えられない楽しい雰囲気でした。
だいたい、上の子たちの時は、代表者だけが証書を受け取る形式でしたし。
やはり、時間はかかっても、一人ひとり、壇上に上がり、証書を受け取るほうがいいですね。
少なくとも、娘にとっては、小学校の時よりも中学の時よりも国際での卒業式が一番よかっただろうと思います。
小学校の時は、号令なしに「ザッ」と音をたてて、子どもが一斉に同じ動きを繰り返すような背筋が凍るような式でしたから。
校長や都教委の式辞や祝辞は聞くに堪えませんでしたが、娘が2年までお世話になった、世界史のY.カトリーヌ先生からの祝電はサイコーでした。
たまごを割らなければ、オムレツはできません。
卒業生のみなさん、さあ、自分の殻を割り、自分のオムレツを作ってください。
きっと、みんなのオムレツはおいしいよ、
みたいな内容でした。
以上報告でした。
ねこやなぎ
[ Weblog ] / 2009-03-26 16:53:43
『都立高校保護者のつぶやき』
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