◆ 忠実に命令に従うのがあなたの使命なの?
君が代の教育的意義を語れない准校長
2012年3月の「君が代」不起立戒告処分についての大阪府人事委員会への不服申し立てから、2年半以上経過した去る11月6日に、ようやく私の第1回口頭審理が行われました。
内容は私の冒頭陳述と、当時の直接の「上司」である小林元准校長の証人尋問でした。
冒頭陳述の中で私は、戦争につながる一切のものに手を貸すことはできない、憲法に反する職務命令には従えないなどの主張を行いました。
続く小林准校長の尋問では、府教委側代理人の筒井弁護士が、例によって「職務命令を出したか」「申立人にちゃんと命じたか」の確認のみで、証人申請の段階で尋問事項の一つに挙げていた「国歌斉唱の意義」には一切ふれませんでした。
おのずとこちらの代理人、吉田弁護士の尋問内容は、どういう意図、どういう配慮でもつて「職務命令」を出したのか、という点に力点をおいた尋問になりました。
その中で小林証人は、教育長からの職務命令が出されたからと繰り返し、生徒たちに「夢を持って進んで欲しい」という自らの思いと国歌斉唱との関係について訊かれると「答えられません」「分かりません」と逃げ、また、どんな職務命令にも従うのかと訊かれると、「どんな命令…」と一瞬口ごもり、最後に「君」の意味を問われて、答えに窮し、「国民です」と珍回答をする始末でした。
結局、小林証人は、「君が代」を歌うことの教育的意義を全く語ることができず、忠実に命令に従うのが自分の使命とするアイヒマン状態が露呈したと思います。
今回の口頭審理に傍聴席をほぼ埋める30人近い方が傍聴に来ていただき、励まされ胸が熱くなる思いでした。
第2回口頭審理は12月26日(金)、職場同僚の証人尋問です。また傍聴支援をよろしくお願いします。
君が代の教育的意義を語れない准校長
人事委員会第1回ロ頭審理 山ロ 広
2012年3月の「君が代」不起立戒告処分についての大阪府人事委員会への不服申し立てから、2年半以上経過した去る11月6日に、ようやく私の第1回口頭審理が行われました。
内容は私の冒頭陳述と、当時の直接の「上司」である小林元准校長の証人尋問でした。
冒頭陳述の中で私は、戦争につながる一切のものに手を貸すことはできない、憲法に反する職務命令には従えないなどの主張を行いました。
続く小林准校長の尋問では、府教委側代理人の筒井弁護士が、例によって「職務命令を出したか」「申立人にちゃんと命じたか」の確認のみで、証人申請の段階で尋問事項の一つに挙げていた「国歌斉唱の意義」には一切ふれませんでした。
おのずとこちらの代理人、吉田弁護士の尋問内容は、どういう意図、どういう配慮でもつて「職務命令」を出したのか、という点に力点をおいた尋問になりました。
その中で小林証人は、教育長からの職務命令が出されたからと繰り返し、生徒たちに「夢を持って進んで欲しい」という自らの思いと国歌斉唱との関係について訊かれると「答えられません」「分かりません」と逃げ、また、どんな職務命令にも従うのかと訊かれると、「どんな命令…」と一瞬口ごもり、最後に「君」の意味を問われて、答えに窮し、「国民です」と珍回答をする始末でした。
結局、小林証人は、「君が代」を歌うことの教育的意義を全く語ることができず、忠実に命令に従うのが自分の使命とするアイヒマン状態が露呈したと思います。
今回の口頭審理に傍聴席をほぼ埋める30人近い方が傍聴に来ていただき、励まされ胸が熱くなる思いでした。
第2回口頭審理は12月26日(金)、職場同僚の証人尋問です。また傍聴支援をよろしくお願いします。
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