《被処分者会通信から》
◆ 塚本秀男さん(元・昭和)
法廷まで多くの方々が駆けつけて下さり大変感謝する次第です。力強い満席の傍聴者のおかげで、裁判官の目線を確かめながら落ち着いて陳述できたのではないかとホッとしています。
意見陳述は①(余り憶い出したくはなかったが)「10.23」通達から17年間にわたる退職までの持続的なしんどさ
②無料塾を通した不登校等の若者らとふれあう中で感じてきている久しぶりの充実感
③「不起立を不服従の権利、市民的権利である」としたセアート勧告に出会った感動
という三本立てとしました(要旨は別記を参照ください。問い合わせくだされば添付にて拙文を送ります。)
今回の意見陳述を前に、初めて試みたことがありました。それは、中学高校、大学時代の友人や知人、様々な市民運動の仲間、教え子、家族関係者など、アドレスのわかる方々宛に、BCCにて一斉に意見陳述案を添付送信してみたことです。
自分がこの裁判の原告であることを隠してきたわけでないが、切り出す機会を持てずにきていたのも事実。退職して少し余裕が出てきたこともあり、いい機会だと考えて実行した次第。
結果はどうか?来るわ、来るわ、連日のように返信が届き、その多さや反響にびっくり。
半分は「初めて知りました」云々…各自が抱いてきた私に関する人物像とのギャップ?延長上にさもありなん?等々。何か、新鮮な気分がしてきました。
また、半分は激励メールではないか!なかには、「こんな人が高校時代の友人にいるのは私の誇りです。早速、友人にラインしました」なんていうお世辞メールまでありました。折をみて、(勝手ながら、ご期待に応えて)引き続き送信をすることにしよう。
『被処分者の会通信 139号』(2022年7月26日)
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