パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

8・27都教委包囲アクションへ(1)

2007年07月10日 | 平和憲法
<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」 ・「千葉高教組」、・「新芽ML」、の渡部です。

 本日(7月8日)の「朝日」に、昨年4月に足立区教委がすべての区立小、中学校で実施した区独自の学力テストで、ある小学校において障害のある3人の児童の答案用紙を集計から除いていたことが分かった、という記事が出ていました。

 記事には次のようにも書いてありました。
 「問題だ発覚した小学校の成績は05年度、72校中44位、ところが、3人を採点から外した06年度は1位に。この両年は、同種の問題がほぼ9割を占めていた。今年度からは業者が代わり、テストの内容も変わった。5日に公表された今年度の成績は59位に落ちていた。」

 記事にはさらに、
 「前年の問題を繰り返し練習させたり、テスト中に教員が誤答をしている児童の机をたたいて気付かせたりするなど公正性を失わせかねない疑惑もあり」
 ともありました。

 ここには「学力テスト」の弊害が良く現れています。
 しかし、これは氷山の一角にすぎません。
 「学力テスト」の不正・不明瞭はすでに多くのところで話題になっています。

 今年度から始められた文部科学省(否、民間の教育産業)の「学力テスト」(採点には派遣労働者をあて、採点基準は曖昧、答案返却はなし)においても同じようなことが起きていることは十分に考えられます。

 今後、改悪教育基本法、改悪教育三法の下で、<市場原理教育>が推進され、業績評価と賃金、学校評価と予算、が直結されるならば、こうした傾向はさらに強まるでしょう。

 そこで、「都教委包囲首都圏ネットワーク」では、全国の皆さんに呼びかけます。

 どんどん学校現場から「内部告発」をしましょう!!
 公表できるところは学校名もどんどん公表し、公表できないところは匿名でも構わないと思います。
 私たちはそれをブログ(下記参照)で発信していきます。

 ミートホープ社でも「内部告発」でそれ以上の被害を食い止めることが出来ました。
 私たちも学校現場から「内部告発」をすることで、
 「子どもたちの間で『バカ学校』『エリート校』という言葉が飛び交っている」(朝日の記事から)という痛ましい現実(このようなことを許してはなりません)から、多くの子ども達を救うことになるのです。

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「8・27都教委包囲アクション」のお知らせ
については次回にします。

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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://kenken.cscblog.jp/
最新の国会情勢などを載せてあります。

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