★ 2024年10月27日 第26回 最高裁裁判官国民審査 (日民協の呼びかけ)
2024年10月27日、第50回総選挙の投票の際に、最高裁裁判官の国民審査が行なわれます。主権者である国民として、最高裁のありかたの適不適を判断する大切な機会です。
菅、岸田政権が任命した裁判官6名が審査対象となります。
国民審査は、国民1人ひとりが、個別の裁判官を対象に、罷免すべきとして「×」を付けるか、あるいは付けないかの意思を表明する制度です。そのことを通じて、主権者による最高裁のあり方への信任不信任を明示することになります。
いま最高裁は、
■ 個人の尊厳・表現の自由・両性の平等・学問の自由・生存の権利、そして民主主義や平和等々の憲法に描かれた理想を実現する役割を果たしているでしょうか。
■ 裁判所にとっての生命ともいうべき独立を堅持し、政治権力にも、社会的な権力や権威にも揺らぐことなく、法の正義を貫いていると言えるでしょうか。
■ すべての裁判官が、自らの良心と法にのみ従った判断ができるよう、全国の裁判官の独立を尊重する十分な配慮をしていると言えるでしょうか。
日本民主法律家協会は、創立以来63年、司法問題にとりくんできた実務家と研究者の法律家団体として、このリーフレットを通じて最高裁の現状や裁判内容をお伝えし、厳しい目で正しく国民の審判をされるよう訴えます。そうしてこそ、最高裁にその本来の使命を全うさせることができると考えてのことです。
※ 日本民主法律家協会・国民審査プロジェクトチーム
大山勇一(弁護士)、北澤貞男(弁護士、元裁判官)、澤藤統一郎(弁護士)、新屋達之(福岡大学教授)、角田由紀子(弁護士)、豊川義明(弁護士)、西川伸一(明治大学教授)、森野俊彦(弁護士、元裁判官)
※連絡先
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『日本民主法律家協会(日民協)』(2024年10月16日)
https://www.jdla.jp/shinsa/images/kokuminshinsa24_6.pdf
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