パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「通すな通信」(5)

2006年05月14日 | 平和憲法
<転送歓迎>(重複ご容赦)
「教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会」、並びに「都教委包囲首都圏ネットワーク」の渡部(千葉高教組)です。

5月12日、民主党が教基法「改正」案の<対案>をまとめた。
多くの人が目を疑ったに違いない。

そこには、政府が提出した「改正」案には書ききれなかった、「愛国心」・「宗教的感性の涵養」という表現がはっきりと明記されている。
また、政府案では削除しなかった「不当な支配」も削除している。

はっきり言えば、自民党の右派勢力の見解とほとんど一致している。
政府案よりさらに右よりである。

しかも驚くべきなのは、これが「保守系議員や日教組系議員を交えて協議し、大筋で合意した内容」だという。

日教組出身の神本参議院議員は、12日の検討会で「涵養とは、強制しないと理解していいか」と質問しているようだが、これでは<対案>をすでに前提としている。

そして12日朝、日教組に近い議員約10人が対応を協議したところ、森越・日教組委員長は「(大事なのは)政府案成立阻止ということだ」と黙認(!!)したという。
(しかし、民主党の<対案>になればもっと悪いではないか)

しかも、その日教組中央はここに来て『教育基本法調査会の設置に関する請願』署名を全国的に展開している。

ところで、本日(5月13日)、千葉高教組の拡大中央委員会(各職場の代表が参加する会議。大会に次ぐ決議機関)が開かれた。
ここで、民主党の<対案>と日教組の『請願』署名が論議になった。

当初の本部提案では、『請願』署名と、千葉高教組の独自『反対』署名を平行して取り組むというものだった。
しかし、論議の中で、<対案>と日教組中央の態度に対する疑問が多く出され、『請願』署名については1組合員から「取り組まない」という修正案が出され、それが賛成多数で通ることになった。
千葉高教組は、独自の『反対』署名で、全国の仲間と連帯していく。

会議終了後、千葉高教組は、JR千葉駅頭で元気に街頭宣伝をやった。

もちろん、千葉高教組は、日教組が提起している「5・19改悪反対意思統一集会」にも、「国会前座り込み」にも、「全国キャラバン行動」(5月22日は市川~船橋~千葉)(5月23日は市原~千葉)にも、日教組の「5・27集会」にも、参加していく。

また、全国連絡会主催の「6・2全国集会&国会デモ」にも参加していく。

さらに6月3日には、千葉公園での「県民集会とデモ」6月9日には、実行委員会主催で船橋での「県民集会」も計画している。


全国の皆さん!
このヒト月が大きな山場です。
これまでの闘いを無にしないためにも、
職場、地域、全国規模でやれることをやり抜きましょう。

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<教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会>
     ホームページ http://www.kyokiren.net
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     東京都文京区本郷5-19-6 坪井法律事務所内
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<都教委包囲首都圏ネットワーク>
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