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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

新聞奨学生の息子が突然行方不明にその原因は

2013年04月12日 | 格差社会
 ◆ 産経新聞調布東部専売所で何が起こっていたのか。
   私たち家族《母.兄弟》が、真実を追究しています


 下の表の内容は、説明会に参加した時に渡される資料と実際の生活の比較です。
 息子は「夕刊配達が無く大学の講義に支障がないのであれば…」と考え、産経新聞奨学生制度を選び、働きながら大学へ進学する道を選びました。しかし、実態は資料とは全く異なり、想定外の業務がたくさんありました。
 息子は高校3年間、地元青森の新聞で毎朝、新聞配達をしてあるから学校へ通い、無遅刻無欠席、皆勤賞で表彰されました。更に生徒会活動も積極的に行い、明るい息子は「自信がついたから」と勤労学生として「4年間頑張る」と言って上京しました。
 それが、大学2年目の2月6日(月)に、産経奨学会の方から突然電話が来ました。「入所以来、初めて無断欠勤し、応答が無いので、本人の部屋に入ってみたらゴミだらけで、本人はいない。実家に戻っていないか」とのことです。
 息子の身に一体何が…。パソコンには自殺サイトへの閲覧履歴が残されており、最悪の結果も考えてしまいました。
 次の日から行方不明になった息子の手掛りを捜しながら、真実を追究する為の私たち家族の長いたたかいが始まりました。
 ◆ 不当な扱いを受けている奨学生の存在に、耳を傾けて欲しいのです
 息子は現在、精神病院に通院しています。うつ状態ではありますが記憶はしっかりしており何があったかを聞きました。
 「月末までに80%店に集金できないから」と、10日に支給する給料を一人だけ遅れて、例えば25日に渡されていた。「何度訪ねても集金できない人の集金代は(おまえに)払ってもらうぞ」と言われた。
 そのため学生ローンで借りたお金と大学の授業料や毎月の給料で集金代を立て替えて店に入金していた。
 「役に立たない奨学生は辞めさせることができる」と脅されていた。とにかく、大学に通えなくなると思い、苦しくても立て替えし集金代金として入金し続けていた息子。
 大学の試験と重なり健康診断を受けられないと断ったら、「キャンセル料を払え」と8千円を要求され支払った(のちに根拠無いキャンセル料とわかる)。
 7月と12月には賞与も支給される契約書にあったが、貰った事が一度もない等々です。
 1月半ば頃、塵経新聞発行本社の方も同席で、「このままだと辞めてもらうか、大学から遠い店に移ってもらう」と言われたのがきっかけで、「店を飛び出した」そうです。そして「所持金が無くなったら産経ビルから飛び降りて死ぬつもりだった」と言っています。
 私たち家族は所長や産経新聞社販売局、産経新聞奨学会と話し合いましたがらちがあかず、新聞社の労働組合の協力を得て、息子の生活を破綻に追い込んだ責任を問いただすことにしました。
 読者の皆さまからは優しくお声をかけてお気遣い頂いたと息子から聞いております。今回は息子の仕事の様子などにっいて、ご存じならばお聞きしたく伺いました。別記の連絡先にご一報頂ければ幸いです。

 発行=日本新聞労働組合連合(新聞労連)中央執行委員長日比野敏陽
 新聞労連 新聞通信合同ユニオン
 連絡先=新聞労連 〒113-0033東京都文京区本郷2-17-17
 (℡.03-5842-2201,Fax03-5842-2250,E-mail:soudan@shinbunroren.or.jp)
 ※このビラの内審は、新闘奨学生の母親から直接訴えるものになっています。

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