◆ <「2・12総決起集会」後のこと>
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「新芽ML」・「ひのきみ全国ネット」・「戦争をさせない杉並1000人委員会」・「杉並コモンズ」の渡部です。
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「2・12総決起集会」について、その後、以下のような感想が寄せられました。
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久しぶりの宮沢弘道先生のお話、全身に響きました。予想はしていたつもりても現実のすさまじさを教えて頂いて 恐ろしくなりました。
先生方を上下組織で縛り、日ごと週ごと月ごとに細部にわたる計画書・報告書など指定の書類つくりを課し、活動の細部まで縛り、上からの指示で先生方を超多忙にすることで、先生方が子どもたちの顔をみたり付き合ったりする時間を与えない、先生方の教育者としての夢や情熱を奪い人間性を破壊する・・・
このやり方は、ナチスが実際に人々を有効に隷属させ支配した方法だ、と、早くも‘90年代に千葉大の三宅晶子先生が話された まさにその通りだと思いました。
<働かせ方改革> 人民を権力の奴隷にする
<教員不足> 教職員になる夢も誇りも希望もなくした結果ですね。
宮沢先生の鋭い指摘
特殊な学校文化
整列、挨拶、一人称、校則(ルール)・・etc
・管理的な文化への違和感を感じる若者は、受け入れて疲弊するか 反発して退職・転職することになる。
この部分には、すでに文化として着々と進められているオーウェルの世界を示されている。
先生が最後に提案されている、(諦めないで)まず、職場で先生方同士寄り添うこと、半径1mの付き合いを大切にすることから始めようというのは 建設的で素敵です。
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また、この集会に参加されたFさんは自分のブログ「多面体F」に大内裕和の「21世紀型ファシズムと戦争にどう立ち向かうか」として報告してくれました。
これは写真入りで、私の報告では割愛した現場からの発言も紹介しており、非常によい報告になっています。Yahoo!でも紹介されました。
また、この集会では「2・26都教委要請行動」が提案されましたが、要請項目の5番目に、
<業者丸投げで、無責任で問題の多いスピーキングテストを中止すること>
が入っています。
そのことについて、大内さんは2月15日にFBで、「都立高校入試スピーキングテスト 機材の不具合などで再試験」という文を投稿しています。
その中には、
「どうしてこれまで・・再試験の実施を公表してこなかったのでしょうか?
・・・
もっと驚いたのは、おととし実施のESAT-J(スピーキングテストのこと)について、
・・適切に試験を受けられなかった生徒が27人いて、一部が再試験を受けていたことを初めて明らかにしました。
おととしの試験ですよ!しかも東京都教育委員会はこれまで・・「問題なく行われた」と説明してきました。
これはウソだったということになります。大問題です。
明日(2月16日)は都議会・文教委員会が行われます。
・・・議論されることを強く望みます。」
と述べられていました。
16日の都議会・文教委員会ではこの問題が厳しく追及されましたが、都教委はウソを弁明するでもなくESAT-Jを強行するということです。
私たちは「2・26都教委要請行動」で追及したいと思います。
ところで、昨日(2月19日)の「朝日新聞」<奈良>版に「正規教員出向の方針 奈良大付小 3年で全員」という記事が出ました。
要するに学習指導要領通りにやらない教員たちは全員排除する、ということです。
大内さんは講演で「21世紀ファシズムのスタートとしての『10・23通達』」と述べましたが、それが今回学習指導要領(法律ではなく大綱的基準)に厳密に従わない教員たちを全員排除しようとしているわけです。
戦前の「長野県教員赤化事件」(1933年)の現代版です。(検索してみてください)
まさにファシズム教育が私たちの眼前で起きつつあります。
三宅晶子さんは、「ナチスが実際に人々を有効に隷属させ支配した方法だ」と述べましたがそのとおりです。
情勢はどんどんファシズムと戦争に向かいつつあります。今こそ、
「日の丸・君が代」強制の国家主義教育反対!」
「ファシズム教育反対!!」
「勤評(業績評価)は戦争への一里塚!」
「教え子を再び戦場に送るな!」
の声を全国各地から上げましょう。
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『2・26 都教委要請行動』のご案内
「日の丸・君が代」強制以降、職階制導入と業績評価などにより、学校現場は物も言えぬ職場になり、超過勤務も異常に増大した。
病休者は増え、教員志願者は減少し、深刻な教員不足が起きている。
しかし、文科省も都教委もその根本的な問題を解決しようとしない。
都教委包囲首都圏ネットは、こうした状況を見るに堪えかね、現場教員たちの声を代弁し、都教委に要請行動を行うことにした。
<日時>2024年2月26日(月)
15:30 都庁第一庁舎玄関前集合。抗議のコールなど。
16:00 第二庁舎に移動、18階の都教委に要請行動
都教委に物を申したい個人・団体の方は一緒に参加してください。
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://hinokimitcb.web.fc2.com/
「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
http://hinokimi.web.fc2.com/
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