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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

処分撤回を求めて(435)

2016年12月19日 | 日の丸・君が代関連ニュース
東京・全国の仲間の皆さんへ。
(転送・転載・拡散歓迎。重複はご容赦を。一部報道関係者にも送信)
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。

 ◆ 小池都政と東京の教育はどうなる 12月集会が成功!
 ■ オスプレイ 「墜落」が世界の常識~安倍政権の非常識
 12月13日夜の米軍飛行機オスプレイの「墜落」を安倍政権・日本政府は、「不時着(水)」などと言っており、日本のマスコミのほとんどもこれに追随して同じ用語を用いている。
 ところが、米軍準機関紙「星条旗」(Stars and Stripes 米国防総省内で運営)、ニューヨークタイムズ紙(米国)、ワシントンポスト紙(同)、CNNテレビ(同)、BBCテレビ(英国)など海外の報道は、「墜落」(crash)の用語でで見事に統一されている。これが日本以外の世界の「常識」だ。
 「墜落」を「不時着(水)」と言い張る安倍政権・日本政府は、被害国にもかかわらず「日米同盟」の名のもと米軍擁護のため事故を小さく見せようと躍起になり、滑稽な道化師のごとく、世界の笑いものとなっている。恥を知れ!!
 ◆ 命令と処分の教育行政と対決して14回目を迎えた「12月集会」
 12月17日都内文京区民センターで、「12月集会 in 2016 『小池都政と教育はどうなる」が行われ、120名が参加しました。この集会は、被処分者の会などでつくる実行委員会が主催して毎年12月に行われ、今年で14回目となりました。
 石原都政の下、2001年1月、東京都の教育目標から「憲法・教育基本法に基づき」という文言が削除され、職員会議の(校長の)補助機関化、主幹制度の発足など生徒を主人公にした教職員の合意・相互協力による民主的な学校運営が急激に破壊されていく中で本集会が始まったのです。そして10・23通達(2003年)後の命令と処分の権力的教育行政が学校現場を荒廃させる中で、手を取り合ってこれと対決して闘ってきました。
 ◆ 「小池都政と東京の教育はどうなる」~東京の教育に自由と民主主義を取り戻そう!
 その後石原、猪瀬、舛添と3代に亘り都知事が任期途中で都政を「放り出す」中で、今年7月小池都政が発足しました。本集会は、小池都政発足後初の「12月集会」となりました。
 ● 集会のテーマ
 集会は「小池都政と東京の教育はどうなる~東京の教育に自由と民主主義を取り戻そう!」をテーマ行われました。
 ● 中、特別支援、高校の現職教員が発言
 集会ではまず、中学校(武蔵村山市 中学生のブートキャンプ(新兵訓練)参加問題)、特別支援学校(寄宿舎廃止問題)、都立高校(グローバル人材育成の英語教育問題)、「日の丸・君が代」裁判などについて現職の教員が「現場報告」をしました。
 ● 「君が代」四次訴訟原告の発言
 「日の丸・君が代」裁判では、東京「君が代」裁判第四次訴訟原告の川村さん(都立高校教員)が、「証人尋問を終え、いよいよ結審間近の四次訴訟」について報告しました。川村さんは東京地裁の証人尋問での経験を踏まえて、「10・23通達がもたらした教育の荒廃」に関して職場の実例に触れながら発言し、処分撤回裁判への支援を訴えました。
 ● 「築地でええじゃないか」 豊洲移転阻止のために闘う発言
 「築地移転問題の闇」と題して「守ろう築地パレード実行委員会事務局」の平谷さんは特別報告で、都民の税金を湯水のようにつぎ込んで土壌汚染まみれの豊洲の土地を買収した石原都知事(当時)の責任を糾弾し、真実を隠し虚偽の答弁などをしてきた東京都と歴代都知事の無責任ぶりを明らかにしました。そして豊洲新市場への移転を中止し、「築地でええじゃないか」と力強く訴えました。
 ● シンポジウム「”豊洲問題”だけではない! 都政と教育行政の”闇”を検証する」
 集会の後半では、「”豊洲問題”だけではない! 都政と教育行政の”闇”を検証する」と題して進藤兵さん(都留文科大学教授・政治学)と新地文昭さん(首都大学東京教授・教育行政学)によるシンポジウム(司会 河合さん・都立高校教員)がありました・
 進藤さんは、11月に東京都が発表した「『2020年に向けた実行プラン』の策定に向けて」という文書に沿って詳しく説明し、小池都政のめざす施策の重点が、「国際金融都市つくり・都心再開発の推進」にあり、全体として石原・舛添都政を踏襲しながら脱貧困の諸施策が欠如し、「平和・憲法擁護の視点は全くない」と批判しました。
 荒井さんは、昨年の教育委員会制度改定によって設置され2年目となる東京都総合教育会議(本年度第1回 10月)で示された「東京都教育施策大綱骨子(案)」(12月22日 第2回教育総合会議で決定予定)を見ると、従来の都教育庁主導の教育行政を変えるものでは全くなく、このままでは夜間定時制高校つぶしなどの都民不在の「東京の教育」が継続されてしまうと警鐘を乱打しました。
 最後に、進藤さんは来年の都議選で都民本位の都政をめざす勢力を創り出すこと、衆議院選挙小選挙区では野党+市民の統一候補擁立に向けて「憲法25条(生存権)を軸とする都民連合」が求められている、と述べました。
 荒井さんは、権利としての学び」を確保していくためにも「教育実践を支えることのできる、不透明ではなく開かれた、より直接民主主義的な仕組みを作り上げていくこと」を追求しようと首都大学東京労働組合の経験も含めて語りました。
 ◎●裁判傍聴に裁判所へ行こう! ―粘り強く闘われている「日の丸・君が代」強制反対の裁判に絶大なご支援を!●◎
 ◆「君が代」四次訴訟 3月15日に最終弁論(結審)~傍聴支援を!

 ★ 東京「君が代」裁判第四次訴訟・最終弁論
   (東京地裁民事11部。2010~13年処分取消請求、原告14名)
 *いよいよ結審です。
 3月15日(水)
  10時30分 傍聴希望者集合(抽選なし・先着順)
  11時 開廷
  東京地裁527号(定員42名)
  報告集会:場所未定。追って連絡。


 ◆ 再雇用三次訴訟高裁控訴審判決 逆転勝訴をめざしています~駆け付けてください!
 ★ 東京「再雇用拒否」第三次訴訟・高裁控訴審判決
   (東京地裁民事19部。2011年再雇用拒否の損害賠償請求、原告3名)
 *いよいよ高裁(控訴審)判決。逆転勝訴を!
 3月22日(水)
  12時45分(予定) 傍聴希望者集合(抽選なし・先着順)
  13時15分 開廷・判決
  東京高裁511号(定員42名)
  報告集会:場所未定。追って連絡。
  *当日の行動の詳細は追って連絡します。


 <東京地裁・高裁への行き方> 地下鉄霞ヶ関A1出口。徒歩1分。

10・23通達関連裁判・人事委審理の状況(最新版)掲載
「お知らせ」、通達関連裁判進行状況等随時更新。
各種判決文、声明文、行動予定、資料等入手可能。
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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「君が代」裁判原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
事務所:〒160-0008 新宿区三栄町6 小椋ビル401号
被処分者の会HP↓(12月9日更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
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