パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

アベを倒そう!(480)<卒業式ビラまき(9)大阪、東京>

2019年03月15日 | 日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
 ▲ 卒業式ビラまきの続報です。
 まず、大阪からです。

 中学校訪問と生徒へのビラまきです。是非お読みください。
 メールの最後の方に、一言私の感想を付けておきます。

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 (3月12日(火))
 <鶴見区・B中学校>

 KさんとMの2人で行いました。
 14:50校長訪問、しかし手が離せないとのことで(後から考えるに居留守かな、)教頭(30代後半)が校門にて対応。
 教頭はD-TaCからの全教員宛て個メールは読まれており、こちらの要請もすんなりと理解された。
 しかし最後に「このあと、下校する生徒たちにこのビラを配ります」とお伝えすると
 「それは困ります」「学校の前ではやめてください」「車が出入りするので危ない」

 「周りの住民の迷惑になります」「ゴミになります」「隠しカメラも設置しています」(隠しカメラ?我々が何か悪いことをするとでも?)など並べましたが、
 こちらも「そちらのご要望はお聞きしました、しかし表現の自由に則って配らせていただきます。」ということでビラ配りの是非は決裂。
 15:20 ウィンドブレーカーを着た生活指導の男性教員(30台始め)と20台半ばの男性教員2人、60過ぎの白髪の男性教員の4人が校門に現れ、我々を説得にかかった。
 ことに、ウィンドブレーカーの性質が悪かった。
 (白髪)「ビラ撒きやるの?」
 (ウィンドブレーカー)「ビラ撒き、やめてもらえへんかな。」
 (どこかのチンピラのような馴れなれしさには驚いた。)
 あと教頭と同じような言い分が続く。
 「私たちも現状に危機感を持ってやっているので、引けません」
 (ウィンドブレーカー)「自分らが配ったモンが捨てられたら嫌やろ」
 「構いません、ビラを見て怒る人がいるかも知れないのは、分かってます」
 (ウィンドブレーカー)「かめへんの!」(呆れた感じ)
 あんまりゴミが、ゴミが、と言うので、「道にゴミを捨てるなと教えるのはあなた達の仕事でしょう、学校は捨てて良いと教えているんですか、要らなかったら受け取らなければいいんです」
 そこで4人は苦笑して顔を見合わせ、小声でゴチャゴチャ言って黙った。

 生徒が下校を始める。
 最初の生徒に向かってウィンドブレーカーが「受け取らんでエエぞ!」と大声で叫ぶ。
 (「いらんことを言わないでください!」と、ひと言抗議。)
 生徒は私を無視せざるを得ない。苦笑いを見せながら通り過ぎる生徒もいる。
 5~6人の集団、5~6組ほどが「いいです」か無視を続ける。駆け抜ける子も。
 おそらく校内でウィンドブレーカーが「変な奴が外でビラ撒いてるけど受け取るな」と指示したのでしょう、マイナスのエネルギーに操られる生徒たちの温度が冷たい、無表情。
 (戦争中の学校ってのも、こんな調子かなあ。)
 ごく一部の先生たちが横柄に振舞う、それに便乗して調子に乗る生徒もいるようだ。
 他の生徒たち、先生方は異を唱えることができない。
 カーストが生まれ、学校全体が不正義にねじ伏せられる。
 どんな校長だろう?
 (ウィンドブレーカーにとって教育って何なんやろ?白髪は何をやってんだか、20台半ばの2人は「俺、関係ないし」みたいな顔して。)
 1人の女子生徒はうつむき、壁沿いに、頑なに『話しかけんといてオーラ』を放ちつつ帰って行った。
 そこまででもなさそうだけど、他にも数人が。(しんどそうやなあ)
 そんな中にも希望はあった。友達が行き過ぎて集団に一人、
 取り残されながらも説明を聞いてくれる、そういう男子生徒が3人も。
 その気概には感心させられた。
 日頃から、ウィンドブレーカーのことを面白く思っていなかったからかも知れません。
 終わりぎわに別々に出てきた5~6人は、いずれも本当に素直で、説明もしっかり聞いてくれる生徒たちでした。(嬉しい、救われる想い。)
 皮肉なことだが、一部の者によって引き起こされる騒動にも、これらの生徒たちは精神的に一線を画す精神性の高さを既に身に付けていたと感じる。
 恥ずかしながら、この一件が起きなかったら、私はそんなことにさえ、気付かずにいただろう。
 彼らの将来がまことに楽しみだ。

 4人の教員にとって私たち2人が「学校に危害を加えるワケの分らないヤツ」と映ったのでしょうか?
 彼らに、どこの誰と知れなくとも、市民の要請には耳を傾けるべきという感覚はあったのでしょうか?
 我々は彼らに対しても、たとえ理解されなくとも、こちらの要請を丁寧に説明していたら、結果は違っていただろうか、挑戦すべきだったか、・・・・。
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...以下は▲ 東京からです。

 (3月9日(土))
 <荒川工業高校>

 東京・山谷日雇労働組合の組合員4人で行ないました。
 午前8:00から9:50まで、玄関の前の門と自転車小屋がある門の二ヶ所で行ないました。
 管理職が「ビラまきはやらないでください」「敷地内に入らないでください」と形ばかりのことを言いにきました。
 最初から「どうせ、言ってもムダだろうけど、都教委への報告書に書かないといけないから」という姿勢があらわでした。
 ビラは、歩いてくる生徒や父兄には、「卒業式おめでとうございます」という声をかけて配ると、ほとんどの人が受け取りました。
 自転車で来る生徒には、無理をして渡して、転倒でもしたら大変なので、あまり配れませんでした。
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 (3月12日(火))
 <福生高校>
(「授業してたのに処分」の福嶋さんから)
 7時50分~10時   384枚
 多摩西部市民の会として2人で(3人の予定が1名体調不良でこられず)
 生徒の受け取りは以前より悪くなったな、と思うのですが、それでも他校と比べればいい方でしょう。
 電車の関係で固まりでくる生徒は先頭が受け取るとまあまあ受け取るが、
 先頭が受け取らないとほとんど受け取らない。
 (先頭の法則) 以前は先頭がうけとらなくてももう少し受け取ったと思うのだが、、。
 保護者の受け取りはよいほうでしょう。
 教職員の受け取りも良く、対応も好意的。
 副校長が好意的な口調で安全面の注意を型どおりしたのもお約束。
 06年に私が退職してから勤務している職員は2周りくらい入れ替わっているはずなのだがそれでも元教員というのが効いているのかなと思います。
 今まではチラシのほうがなくなってしまっていたので
 今回は500枚持っていってみました。

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 大阪の報告の中で、以下のような部分がありました。
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 ごく一部の先生たちが横柄に振舞う、それに便乗して調子に乗る生徒もいるようだ。
 他の生徒たち、先生方は異を唱えることができない。
 カーストが生まれ、学校全体が不正義にねじ伏せられる。
 ・・・・・・・・
 そんな中にも希望はあった。友達が行き過ぎて集団に一人、取り残されながらも説明を聞いてくれる、そういう男子生徒が3人も。
 その気概には感心させられた。
 ・・・・・・・・・・・・
 皮肉なことだが、一部の者によって引き起こされる騒動にも、これらの生徒たちは精神的に一線を画す精神性の高さを既に身に付けていたと感じる。
 恥ずかしながら、この一件が起きなかったら、私はそんなことにさえ、気付かずにいただろう。彼らの将来がまことに楽しみだ。
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 ここには、現在の学校現場での、一部教員たち(彼らによって学校全体が不正義にねじ伏せられている)の「横柄さ」と、
 それに一線を画す生徒たちの「精神性の高さ」が見られます。
 この「横柄さ」と「精神性の高さ」は、現在どこの学校でも見られるのではないでしょうか。
 だからこそ報告者は、「彼らの将来がまことに楽しみだ」と述べています。

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