▲ One for all ! All for one ! (56)
<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽(germinal)ML」の渡部です。
本日(4月11日)朝、<河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会>が都庁前チラシ撒きをしました。(参加者9名)
チラシの内容は、以下の二つでした。
・都教委に抗議する!「君が代」不起立教員に減給1月処分
・「都民の声を広聴する」と謳う教育情報課が「教育委員(長)に都民の声は届けない」と
チラシの受け取りはあまりよくありませんでしたが、撒く人が9名いたせいか、1時間で450~60枚撒けました。
少し遡りますが、3月19日板橋特別支援学校の卒業式の日、校門付近で都教委の役人らしい人物を随分見かけたので、帰路、根津さんと3人で都教委に行き、「処分するな」と申し入れるとともに、誰が出張してきたのか根津さんが情報公開しました。
するとその後、6名の名前が書かれた文書が根津さんに届きました。そこで、本日チラシ撒き後、その役職名を聞きに6人で都教委情報課に行きました。
その結果、1名の副参事(課長級)と5名の管理主事であったことが分りました。
いずれにしても、卒業式に6名もの都教委職員を配置すること自体きわめて異常です。
彼らは一体何を恐れているのでしょうか。
恐らく、最高裁にも異常だと指摘された石原前都知事が作り上げた<都教委の「秩序」>が壊れることでしょう。
その後、5人で都教委定例会を傍聴しました。
今回の定例会には乙武氏は欠席で、新しく山口香氏が出席していました。
<議案>は、『東京都教育ビジョン(第3次)』でした。
その「基本理念」には次のように述べてありました。
「社会全体で子供の『知』『徳』『体』を育み、グローバル化の進展など変化の激しい時代における、自ら学び考え行動する力や社会の発展に主体的に貢献する力を培う」
この中に、「自ら学び考え行動する力」とありますが、都教委は、卒業式などでは子どもたちの創作力を奪い、「日の丸・君が代」は何も考えさえないで従わせ、かつ教職員の自由な教育活動を徹底して規制しておきなら、このようなことを「基本理念」として書いているのです。
ヤレヤレ、「已(や)んぬる哉」(どうしようもない)、です。
すでに本日のニュースでも、「都内公立校155人が体罰」、と出ていますが定例会でこれが<報告>されました。
その中でこの155人というのはあくまでも、
①体罰 (155人)
②不適切・行き過ぎた指導の疑いのある行為 (615人)
③非該当(事実誤認等) (141人)
の①の部分だけです。
そして、この体罰件数については、教育庁の係りから「例年では30~40件上がっていたが、調査の結果このようになった」という説明でした。
ということは、これまでは表沙汰にならなかったものが相当数あったということです。
本来なら、それを問題にすべきでしょうに、議論は、「②についてはあまり細かく調べなくともいいのでは」という意見に集中し、いつの間にか体罰容認とも思える雰囲気になってしまいました。
そういえば、石原前都知事は公然とした体罰論者でした。
定例会終了後、私たち5人は一斉に、大声で、「口パク、口パク、口パク、と猪瀬都知事が言っている。その程度の歌で処分するな!」「猪瀬は口パクする教員をいい教員だと言っているのだ!」「こんなことが許されるのか!」等等と、居並ぶ教育委員のメンバー(「要請書」が届かない)に<直接>訴えました。
木村教育委員長は最初「静かにして下さい」と言っていましたが、すでに会議は終わり、こちらも退出する時でしたから、それ以上何も言いませんでした。
(「何か言いたければ猪瀬に言え!」ということです)
*********************************************************
「One for All ! All for one !」のメールは、昨春の東京都の入学式でたった一人の被処分者になった田中聡史さんの闘いを支援し、処分を食い止めるためのものです。
この春の卒業式では処分を食い止めることはできませんでしたが、「公務員として憲法を尊重する義務を果たしたい」と言っている田中さんは入学式でも不起立で闘いました。
この春の卒・入学式での東京での不起立者はいずれも昨年(3人と1人)を超えました。
闘いの火は2013年度も燃え続けています。
*********************************************************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽(germinal)ML」の渡部です。
本日(4月11日)朝、<河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会>が都庁前チラシ撒きをしました。(参加者9名)
チラシの内容は、以下の二つでした。
・都教委に抗議する!「君が代」不起立教員に減給1月処分
・「都民の声を広聴する」と謳う教育情報課が「教育委員(長)に都民の声は届けない」と
チラシの受け取りはあまりよくありませんでしたが、撒く人が9名いたせいか、1時間で450~60枚撒けました。
少し遡りますが、3月19日板橋特別支援学校の卒業式の日、校門付近で都教委の役人らしい人物を随分見かけたので、帰路、根津さんと3人で都教委に行き、「処分するな」と申し入れるとともに、誰が出張してきたのか根津さんが情報公開しました。
するとその後、6名の名前が書かれた文書が根津さんに届きました。そこで、本日チラシ撒き後、その役職名を聞きに6人で都教委情報課に行きました。
その結果、1名の副参事(課長級)と5名の管理主事であったことが分りました。
いずれにしても、卒業式に6名もの都教委職員を配置すること自体きわめて異常です。
彼らは一体何を恐れているのでしょうか。
恐らく、最高裁にも異常だと指摘された石原前都知事が作り上げた<都教委の「秩序」>が壊れることでしょう。
その後、5人で都教委定例会を傍聴しました。
今回の定例会には乙武氏は欠席で、新しく山口香氏が出席していました。
<議案>は、『東京都教育ビジョン(第3次)』でした。
その「基本理念」には次のように述べてありました。
「社会全体で子供の『知』『徳』『体』を育み、グローバル化の進展など変化の激しい時代における、自ら学び考え行動する力や社会の発展に主体的に貢献する力を培う」
この中に、「自ら学び考え行動する力」とありますが、都教委は、卒業式などでは子どもたちの創作力を奪い、「日の丸・君が代」は何も考えさえないで従わせ、かつ教職員の自由な教育活動を徹底して規制しておきなら、このようなことを「基本理念」として書いているのです。
ヤレヤレ、「已(や)んぬる哉」(どうしようもない)、です。
すでに本日のニュースでも、「都内公立校155人が体罰」、と出ていますが定例会でこれが<報告>されました。
その中でこの155人というのはあくまでも、
①体罰 (155人)
②不適切・行き過ぎた指導の疑いのある行為 (615人)
③非該当(事実誤認等) (141人)
の①の部分だけです。
そして、この体罰件数については、教育庁の係りから「例年では30~40件上がっていたが、調査の結果このようになった」という説明でした。
ということは、これまでは表沙汰にならなかったものが相当数あったということです。
本来なら、それを問題にすべきでしょうに、議論は、「②についてはあまり細かく調べなくともいいのでは」という意見に集中し、いつの間にか体罰容認とも思える雰囲気になってしまいました。
そういえば、石原前都知事は公然とした体罰論者でした。
定例会終了後、私たち5人は一斉に、大声で、「口パク、口パク、口パク、と猪瀬都知事が言っている。その程度の歌で処分するな!」「猪瀬は口パクする教員をいい教員だと言っているのだ!」「こんなことが許されるのか!」等等と、居並ぶ教育委員のメンバー(「要請書」が届かない)に<直接>訴えました。
木村教育委員長は最初「静かにして下さい」と言っていましたが、すでに会議は終わり、こちらも退出する時でしたから、それ以上何も言いませんでした。
(「何か言いたければ猪瀬に言え!」ということです)
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「One for All ! All for one !」のメールは、昨春の東京都の入学式でたった一人の被処分者になった田中聡史さんの闘いを支援し、処分を食い止めるためのものです。
この春の卒業式では処分を食い止めることはできませんでしたが、「公務員として憲法を尊重する義務を果たしたい」と言っている田中さんは入学式でも不起立で闘いました。
この春の卒・入学式での東京での不起立者はいずれも昨年(3人と1人)を超えました。
闘いの火は2013年度も燃え続けています。
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「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
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