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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

これでもオリンピック・パラリンピックに賛成ですか!

2021年05月30日 | 暴走する都教委
  たんぽぽ舎です。【TMM:No4207】
 ◆ オリンピック・パラリンピック観戦の児童生徒が新型コロナに感染した場合の責任はどこに?
渥美昌純(東京にオリンピックはいらないネット)


 しんぶん赤旗日曜版2021年5月2日・9日合併号で「東京五輪・パラ 子どもが危ない 競技観戦に81万人“動員”計画」と報道された東京オリンピック・パラリンピックの競技観戦。
 私は「児童・生徒の動員計画」を知っていたので2021年4月8日付の『東京オリンピック・パラリンピックの中止及び生徒・児童の参加を強制させない要望書』で質問した。
 質問:新型コロナウイルス感染症の拡大状況を見て、競技観戦を中止するように東京都教育委員会が学校に対し指示をすることはあるのか。しないならその理由を説明して下さい。
 この質問に対し5月7日付で「3教総広第3号の2」という文書番号もある公文書として東京都教育庁総務部広報統計課長名で回答が来た。
 回答:競技観戦は、学校の希望により、教育活動の一環として実施するものです。(所管:指導部指導企画課)
 2021年3月23日に日本小児学会予防接種・感染対策委員会が『子どもと新型コロナウイルスの変異株の感染について』 を発表。
 子どもへの新型コロナ感染が問題に。そして4月25日に東京都を対象とした「緊急事態宣言」も発令された。
 ◆ 東京都教育委員会は責任を取る気はなさそうです

 このように新型コロナ感染状況の悪化にも関わらず競技観戦は【学校の希望により】、教育活動の一環として実施するから「競技観戦を中止するように東京都教育委員会が学校に対し指示をすることはあるのか」部分の質問に直接回答しないとは。
 この結果、東京オリンピック・パラリンピック競技観戦に参加した児童・生徒が新型コロナウイルスに感染した場合、東京都教育委員会は責任を取らず、各学校の校長や引率の教員が責任を押しつけられる可能性がある
 また、中高生ボランティア体験についても聞いた。

 質問:中高生ボランティア体験としてオリンピック・パラリンピック大会のボランティアに参加する人数は何人か。また辞退者は何人か。新型コロナウイルス感染症の拡大状況を見て、上記ボランティアを辞退するように東京都教育委員会で促すことはあるのか。ないならその理由も示されたい。
 回答:令和2年度実施予定だった「中高生ボランティア体験」は参加者の決定前に中止となっています。令和3年度「中高生ボランティア体験」は、現在調整中です。(所管:指導部指導企画課)
 令和2年度とは2020年度で東京オリンピック・パラリンピック延期で中止。
 ただ今年度の「中高生ボランティア体験」について現在調整中。
 ということは東京オリンピック・パラリンピックが中止にならない場合は実施される可能性を否定できない
 それでもなお、東京オリンピック・パラリンピックに賛成ですか

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