☆元教諭を本で非難
都議らに賠償命令
東京地裁「論評を逸脱」
「こんな偏向教師を許せるか!」と題した本で名誉を傷つけられたとして東京都の元区立中学校社会科教諭が執筆者の都議三人らを訴えていた裁判で、東京地裁(遠山広直裁判長)は二十七日、「生徒を洗脳しているなどと書かれた部分は論評の範囲を逸脱している」として、都議らに七十六万円を支払うよう命じる判決を言い渡した。
増田都子元教諭が、田代博嗣氏、古賀俊昭氏(自民)、土屋敬之氏(民主)の三都議と、出版元を訴えていた。判決は「教師ではなくアジテーター」などの部分については「論評の範囲を逸脱し、元教諭の社会的評価を低下させた」と判断した。
『東京新聞』(2007/4/28朝刊)社会面
☆ 速報 増田都子さん、またも勝訴
2007年04月28日
4月27日(金)午後1時15分より東京地裁627号法廷で増田都子さん(元・足立16中・九段中学)の『こんな偏向教師を許せるか!』の著者(土屋たかゆき(民主・板橋選出)・田代ひろし(自民・世田谷選出)・古賀俊昭(自民・日野選出)の三都議)+出版社・展転社社員に対する名誉毀損・プライバシー侵害裁判の判決言い渡しがありました。
主文
「被告らは連帯して原告に76万円支払え。その余の請求は却下する。訴訟費用の9/10は原告の負担、1/10は被告の負担とする」
というものでした。
(2000年10月以降、年5分の金利付なので支払額は100万円くらい)
本日は被告・原告とも動員をかけ100人を超える傍聴希望者があり、抽選で44人入場できました。わたくしは、本日クジ運よく当選し、被解雇処分の教員の隣に着席しました。
傍聴席から向かって右の被告席にはすでに明るいブルーのスーツ姿の古賀俊昭都議が、その右に弁護士、左に展転社社員をお伴のように従えて大きな態度で座っていました。
しばらくして、増田さんが赤い勝負服で入廷、白のカーディガンを脱ぎ捨てる?姿は女性剣闘士の入場のような凛々しさでした。
しばしにらみあい。
しかしいつまでたっても当方の弁護士の姿がみえない。
そうこうするうちに、田代ひろし都議、当方の弁護士が相次いで入廷、そして4月に転任した裁判長がおもむろに入廷し、冒頭の主文を朗読。
期せずして廷内には拍手がわき起こり、「正義は勝つ」の声。
増田さんがガッツポーズで「早く支払ってね」と声をかけると被告・展転社社員は「バカヤロウ」と怒声で応酬。
引き続き控室で、抽選にはずれた人を含め約40人の報告集会が開催されました。
増田さんから、これまでの経緯、本日の判決紹介がされると、再び大きな拍手が起こりました。あまりない教育関係の勝訴なので、支援者はわたくしも含め、心から湧き上がる喜びをかみしめました。
わたくしは判決文をまだ読んでいませんが、名誉毀損としてあげた27ヵ所のうち、授業で生徒を「洗脳した」、「教師ではなくアジテーター」、「唯我独尊」、「教師としての資質に一番欠ける」など11ヵ所が認定され、3都議が違法に入手した個人情報を掲載したことでプライバシー侵害が2ヵ所認定し、「論評の範囲を逸脱し、元教諭の社会的評価を低下させた」と判断したとのこと。
2月14日東京高裁(石川善則裁判長)の「対都教委個人情報漏洩漏洩・損害賠償請求訴訟」逆転勝訴でのホップ、今回のステップに続き、解雇撤回訴訟の勝訴も勝ち取りたいものです
ブログ『多面体F』
http://blog.goo.ne.jp/polyhedron-f/e/41d309698dfb100380a0ad45e2b5ed6d
都議らに賠償命令
東京地裁「論評を逸脱」
「こんな偏向教師を許せるか!」と題した本で名誉を傷つけられたとして東京都の元区立中学校社会科教諭が執筆者の都議三人らを訴えていた裁判で、東京地裁(遠山広直裁判長)は二十七日、「生徒を洗脳しているなどと書かれた部分は論評の範囲を逸脱している」として、都議らに七十六万円を支払うよう命じる判決を言い渡した。
増田都子元教諭が、田代博嗣氏、古賀俊昭氏(自民)、土屋敬之氏(民主)の三都議と、出版元を訴えていた。判決は「教師ではなくアジテーター」などの部分については「論評の範囲を逸脱し、元教諭の社会的評価を低下させた」と判断した。
『東京新聞』(2007/4/28朝刊)社会面
☆ 速報 増田都子さん、またも勝訴
2007年04月28日
4月27日(金)午後1時15分より東京地裁627号法廷で増田都子さん(元・足立16中・九段中学)の『こんな偏向教師を許せるか!』の著者(土屋たかゆき(民主・板橋選出)・田代ひろし(自民・世田谷選出)・古賀俊昭(自民・日野選出)の三都議)+出版社・展転社社員に対する名誉毀損・プライバシー侵害裁判の判決言い渡しがありました。
主文
「被告らは連帯して原告に76万円支払え。その余の請求は却下する。訴訟費用の9/10は原告の負担、1/10は被告の負担とする」
というものでした。
(2000年10月以降、年5分の金利付なので支払額は100万円くらい)
本日は被告・原告とも動員をかけ100人を超える傍聴希望者があり、抽選で44人入場できました。わたくしは、本日クジ運よく当選し、被解雇処分の教員の隣に着席しました。
傍聴席から向かって右の被告席にはすでに明るいブルーのスーツ姿の古賀俊昭都議が、その右に弁護士、左に展転社社員をお伴のように従えて大きな態度で座っていました。
しばらくして、増田さんが赤い勝負服で入廷、白のカーディガンを脱ぎ捨てる?姿は女性剣闘士の入場のような凛々しさでした。
しばしにらみあい。
しかしいつまでたっても当方の弁護士の姿がみえない。
そうこうするうちに、田代ひろし都議、当方の弁護士が相次いで入廷、そして4月に転任した裁判長がおもむろに入廷し、冒頭の主文を朗読。
期せずして廷内には拍手がわき起こり、「正義は勝つ」の声。
増田さんがガッツポーズで「早く支払ってね」と声をかけると被告・展転社社員は「バカヤロウ」と怒声で応酬。
引き続き控室で、抽選にはずれた人を含め約40人の報告集会が開催されました。
増田さんから、これまでの経緯、本日の判決紹介がされると、再び大きな拍手が起こりました。あまりない教育関係の勝訴なので、支援者はわたくしも含め、心から湧き上がる喜びをかみしめました。
わたくしは判決文をまだ読んでいませんが、名誉毀損としてあげた27ヵ所のうち、授業で生徒を「洗脳した」、「教師ではなくアジテーター」、「唯我独尊」、「教師としての資質に一番欠ける」など11ヵ所が認定され、3都議が違法に入手した個人情報を掲載したことでプライバシー侵害が2ヵ所認定し、「論評の範囲を逸脱し、元教諭の社会的評価を低下させた」と判断したとのこと。
2月14日東京高裁(石川善則裁判長)の「対都教委個人情報漏洩漏洩・損害賠償請求訴訟」逆転勝訴でのホップ、今回のステップに続き、解雇撤回訴訟の勝訴も勝ち取りたいものです
ブログ『多面体F』
http://blog.goo.ne.jp/polyhedron-f/e/41d309698dfb100380a0ad45e2b5ed6d
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