◆ 闘う!「2・6総決起集会」へ (15、最終)
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」。の渡部です。
本日(2月6日)、東京では様々な集会がかち合う中、「2・6総決起集会」(第六回)が開かれ、220人が参加しました。
集会ではまず、主任教諭制度が導入された東京都の学校現場の様子が小学校、養護学校、高校のそれぞれの現場から報告されました。
中でも、興味深かったのは、高校で各人に、コンピューター(1台)と覚えにくいパスワード(2つ)が配布され、その管理がすごくうるさく、置き方まで指定され、戦中鉄砲などが兵隊に渡された時と同じ状態になりつつと報告されたことです。
しかも成績は都が集中管理、電子黒板なるものも導入され、そのための強制的研修なども行われています。(コンピューター会社に儲けさせるため?)
次ぎに斉藤貴男さんの講演。
斉藤さんは、「政権交代」は起きたが、民主党は自民党がやっていた「新自由主義」路線を批判したわけではなく、「仕分け人」の顔ぶれを見ても小泉・竹中の「新自由主義」路線の人たちが多く参加していることを紹介しました。
また、教育面でも彼らが出した「日本教育基本法」は自民党よりも露骨に「愛国心」を謳っていること、新しい教員免制度は法科大学院同様、大学院までいける金持ちしか教員になれなくなること、などを強調しました。
また、「新自由主義」改革である「公設民営化」のアメリカの実態を紹介し、コカコーラ社が支援する学校では*「全校コークの日」と言うものが儲けられており、その日に「ペプシ」のTシャツを着てきた生徒は停学になったことなどを紹介しました。
石原東京都知事の批判では、オリンピック招致での「既存施設の利用」は、実はそこに全く新しい施設を作ることだったりした事実を明らかにしました。
そして「10・23通達」以降東京の教育は最悪の状態になっていること、しかし、マスコミも学者もはっきりしたことを言えず、現場の教職員の反対・抵抗が大きな役割を果たしていることを強調、卒・入学式での抵抗を呼びかけました。
次ぎに裁判闘争原告から3人が発言。
とくに最高裁でまもなく判決が出される予定の藤田さんは、司法が腐っていることを自分の経験を紹介しながら暴露しました。
次ぎに不起立を続ける被処分者の発言。(近藤順一・根津公子・河原井純子さん)
その中で近藤さんは、
「現場から教員が行動を起さない限り事態は動かない、そして税金で雇われている教員は行動について説明責任がある。教員は変革の原動力になりうる」と述べました。
次ぎに全国から、
①東京杉並区の和田中「夜スペ」裁判、
②千葉高教組の日教組全国教研レポート却下問題、
③大阪門真三中の「君が代」処分撤回裁判、
④福岡の「君が代」不起立宣言の闘い、
などが紹介されました。
②の報告には次のような部分がありました。
「少なくとも、毎年の卒・入学式の度に、生徒に『日の丸・君が代』が刷り込まれていくのを、何もしないで座視しててよいとは日教組組合員の誰もが言わないだろう。
・・・『日の丸・君が代』問題から逃げてはいけない。
・・・『日・君』強制反対の闘いを担う中心は教職員以外にはあり得ない。
・・・私たちが諦めたり座視し続ければ、刷り込みは完成し、『思想・良心の自由』は完全に空文化する。」
③の報告では、「東京のような学校現場にならないために闘っている」という発言がありました。
④の報告では、卒業式に向け、「不起立宣言」をして闘っていることが報告されました。
最後に、
・「2・6総決起集会決議」、
・「民主党による新たな教員免許法案に反対する2・6集会アピール」、
を採択し、集会を終えました。
私たちはこの集会の成功を受けて、卒・入学式に向け、「日・君」強制反対の態勢を作っていきます。
全国の皆さん!ともに闘いましょう!!
*********************************************************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://kenken.cscblog.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
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<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」。の渡部です。
本日(2月6日)、東京では様々な集会がかち合う中、「2・6総決起集会」(第六回)が開かれ、220人が参加しました。
集会ではまず、主任教諭制度が導入された東京都の学校現場の様子が小学校、養護学校、高校のそれぞれの現場から報告されました。
中でも、興味深かったのは、高校で各人に、コンピューター(1台)と覚えにくいパスワード(2つ)が配布され、その管理がすごくうるさく、置き方まで指定され、戦中鉄砲などが兵隊に渡された時と同じ状態になりつつと報告されたことです。
しかも成績は都が集中管理、電子黒板なるものも導入され、そのための強制的研修なども行われています。(コンピューター会社に儲けさせるため?)
次ぎに斉藤貴男さんの講演。
斉藤さんは、「政権交代」は起きたが、民主党は自民党がやっていた「新自由主義」路線を批判したわけではなく、「仕分け人」の顔ぶれを見ても小泉・竹中の「新自由主義」路線の人たちが多く参加していることを紹介しました。
また、教育面でも彼らが出した「日本教育基本法」は自民党よりも露骨に「愛国心」を謳っていること、新しい教員免制度は法科大学院同様、大学院までいける金持ちしか教員になれなくなること、などを強調しました。
また、「新自由主義」改革である「公設民営化」のアメリカの実態を紹介し、コカコーラ社が支援する学校では*「全校コークの日」と言うものが儲けられており、その日に「ペプシ」のTシャツを着てきた生徒は停学になったことなどを紹介しました。
石原東京都知事の批判では、オリンピック招致での「既存施設の利用」は、実はそこに全く新しい施設を作ることだったりした事実を明らかにしました。
そして「10・23通達」以降東京の教育は最悪の状態になっていること、しかし、マスコミも学者もはっきりしたことを言えず、現場の教職員の反対・抵抗が大きな役割を果たしていることを強調、卒・入学式での抵抗を呼びかけました。
次ぎに裁判闘争原告から3人が発言。
とくに最高裁でまもなく判決が出される予定の藤田さんは、司法が腐っていることを自分の経験を紹介しながら暴露しました。
次ぎに不起立を続ける被処分者の発言。(近藤順一・根津公子・河原井純子さん)
その中で近藤さんは、
「現場から教員が行動を起さない限り事態は動かない、そして税金で雇われている教員は行動について説明責任がある。教員は変革の原動力になりうる」と述べました。
次ぎに全国から、
①東京杉並区の和田中「夜スペ」裁判、
②千葉高教組の日教組全国教研レポート却下問題、
③大阪門真三中の「君が代」処分撤回裁判、
④福岡の「君が代」不起立宣言の闘い、
などが紹介されました。
②の報告には次のような部分がありました。
「少なくとも、毎年の卒・入学式の度に、生徒に『日の丸・君が代』が刷り込まれていくのを、何もしないで座視しててよいとは日教組組合員の誰もが言わないだろう。
・・・『日の丸・君が代』問題から逃げてはいけない。
・・・『日・君』強制反対の闘いを担う中心は教職員以外にはあり得ない。
・・・私たちが諦めたり座視し続ければ、刷り込みは完成し、『思想・良心の自由』は完全に空文化する。」
③の報告では、「東京のような学校現場にならないために闘っている」という発言がありました。
④の報告では、卒業式に向け、「不起立宣言」をして闘っていることが報告されました。
最後に、
・「2・6総決起集会決議」、
・「民主党による新たな教員免許法案に反対する2・6集会アピール」、
を採択し、集会を終えました。
私たちはこの集会の成功を受けて、卒・入学式に向け、「日・君」強制反対の態勢を作っていきます。
全国の皆さん!ともに闘いましょう!!
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