田畑さんの裁判結果、報告

　こんばんは。増田です。田畑さんに対する不当な嘱託採用拒否事件で、「公正判決を訴える署名」へのご協力、ありがとうございました。これは、田畑さんの仕事振りに対して嘘八百の情報と推薦書を書いていたことが明らかになった中神校長を訴えていた裁判ですが、本当に不当な判決が出ました。

　裁判は、いつも田畑さんに３０分も時間を与えて陳述させる、という大サービスをしながら、右陪審など着席するなり居眠り体制に入っていました。３人の裁判官は、田畑さんが毎回心血を注いで陳述書を作り、心を込めて読み上げていたのに、何も聞かず、何も見てはいなかったのです。官僚裁判官ですから、期待はできないとは思ってしていましたが・・・

　以下、田畑さん自身の報告です。あまりにひどい判決内容は、田畑さんのファイトに火をつけてしまったようです。今後とも、ご協力よろしくお願いします！

＜田畑和子さんから＞
　２月１２日、私の再雇用拒否理由捏造事件に対し、東京地裁から不当判決が言い渡されました。
　当方からは１５０通以上の、校長の虚偽記載を暴く証拠を提出、その中には同僚や教え子の陳述書が十通以上含まれています。しかし、裁判官（橋本昌純裁判長）はこれらを一切無視しました。

　一方、中神校長には、私をダメ教員だとする、その証言を裏付ける証拠は一通もありませんでした。にもかかわらず、裁判官は校長の証言を採用し、私を敗訴させました。

判決内容は
①　私の主張の「正確で適正な情報に基づき評価を受ける期待権の侵害」に対し
　「被告の行為に仮に違法性が認められたとしても、公権力の行使であるから、被告の属する公共団体が責めを負うだけであって、被告個人は責任を負わない」ので、内容には全く判断なし。

②　私の主張の「中神校長が証言で田畑について虚偽を延べ、名誉を毀損した」に対し
　「被告の陳述・証言は原告の社会的評価を低下させるというべきである。しかし、被告は自らの記憶に反して虚偽の供述・陳述をしたものと認めることはできない。ゆえに名誉毀損は成立しない」

　①②とも、とても納得できませんので控訴します。