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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

都高教が支援する再任用更新裁判、控訴審へ

2018年10月29日 | 暴走する都教委
 ☆ 2015都立高再任用更新裁判・控訴審第1回 11月7日(水)14:00~東京高裁511
 ◆ 再任用更新裁判の控訴審にあたり、ご支援(傍聴・署名・カンパ)を!!
   元淵江高校教諭 岩崎義男
(『いまこそ』から)


 去る7月3日(金)、傍聴席が私ども原告団支援の方々で満席に埋まる中で、再任用継続拒絶裁判の地裁判決が下されました。「原告らの請求はいずれも棄却・・」との判決に今でも憤りを禁じ得ません。
 私は、2013年3月に淵江高校を定年退職し、同校に再任用として、同年4月から勤務、前年度、生徒部主任をしていた関係で、再任用1,2年とも生徒部に所属し仕事をしていました。しかし再任用2年目の1月30日、校長から「3年目の再任用は不合格となった」との言い渡し、唖然となってしまいました。
 分会の仲間の応援もあり、都高教本部にも取り組みを依頼、藤野委員長の計らいで、本部の応援の下、私は再任用不合格になった4人の方々と共に、2016年1月東京地裁に損害賠償を求めて提訴したのです。
 私の分会の仲間は勿論、他の原告の方々のもいつも支援者が傍聴に駆けつけてくれました。教え子だった若い卒業生が傍聴は勿論、ネット署名にとり組んでくれた原告もいました。多くの方の応援が心強かったです。
 証人尋問を通して校長が再任用推薦書に記した元淵江高校教諭岩崎義男評価は、私共原告の教育活動の実態を全く反映させず、校長が恣意的に評価したものであることが明らかになりました。
 最終口頭弁論では、原告の「再任用継続可能な65歳まで再任用教員には勤務を続ける期待権と生活権がある」ことを述べ、裁判官の対応からも私共の声が届いた、との意を強くしました。
 しかし結果は上記の判決、判決直前に裁判官が交代したことも裁判の過程を反映しない判決が出された要因と考えられ残念でなりません。
 現在原告の内3名が東京高裁に控訴する手続きをしております。3名の元同僚が呼びかけ人となって「原告を支援する会」を起ち上げてくれ、署名活動とカンパ活動をしてくれることになりました。
 都高教本部が「裁判を支援する」としつつも、控訴審については「弁護士費用は当事者負担」としているからです。
 いよいよ控訴審が始まります。今後とも、ご支援よろしくお願いいたします。

 東京高裁での第1回弁論は、11月7日(水)14時開廷、第511号法廷です。
予防訴訟をひきつぐ会通信『いまこそ 17号』(2018年10月11日)


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