パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

渋谷署に抗議

2008年11月10日 | 藤田の部屋
 ● 麻生邸ツアー不当逮捕に抗議


「暗闇の中で」 《撮影:佐久間市太郎(北海道白糠定、札幌南定、数学科教員)》

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2008/05/29(木)     11.6 記 三人釈放!
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 本日釈放された模様。
 それにしても、240時間余にわたる責め苦である。
 釈放したからといって、権力の罪責はいささかも消えない。
 昨日、渋谷署に出かけた。
 対面した警部補は、動画の件、一切知らないと言う。 特別の部署以外ネットの接続が禁じられていると言う。
 直ぐにその部署で見て署長に話し、即釈放するよう要請してきたが他の人の影はなかった。
 警部補の名刺には、「明朗・活発・誠実 好きだから 正義で守る この街を」 「街とともに。人とともに。」 「FOR MORE COMMUNICATION」 「警視庁」 なる語句が刷り込まれていた。
 「明朗・活発」に「職権を濫用」し、私服の公安の指示には、現場の警察官がバネ仕掛けの人形のように「誠実」ということが今回の事件によって暴露された。
 現場の映像とネットでの公開の威力は凄い。
 弁護士諸兄よ、早急に「タコ」を法廷の場に立たせよ。

『藤田の日記』
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=fujita63&P=0


 ▼ 麻生政権の脆弱さと若者いじめ
 <11・6麻生邸リアリティーツアーの不当逮捕に抗議する集会報告>


 先ほどメディアールでの授業を終えてからお茶の水での集会「でてこい3人!でてこい麻生!!麻生邸リアリティーツアーの不当逮捕に抗議する集会」に参加してきました。

 厳密には二次会からの参加でした。今日は朝まで仕事して、それから少し仮眠をして、昼から東京地裁での「勾留理由開示公判」に駆けつけましたが、結局公判を流す形で三人が釈放(って言葉を使うのは嫌なんだけど)されたので、F労の事務所に戻ってそこで本日初めてのご飯を食べ、そして今日の集会で使う資料を数人でつくってました。
 そこへ当該の一人が現れ「本当にお疲れさま」と声をかけました。彼は本当に元気そうで嬉しくて涙が出そうになりましたけどグっと我慢しました。後で、私の労働問題をいつも側で励ましてくれた別の当該とも再会し、固く握手をしました。彼は警察に精神的な拷問を受けてそれに耐えてきました。http://asoudetekoiq.blog8.fc2.com/blog-entry-34.html本当にお疲れさまでした。
 救援にかかわった30人以上のチームは前代未聞のジャンボチームでした。みんな必死に頑張って、マスコミ対応、親対応、当該への支援、激励行動など(それに加えて通常の労働相談や団体交渉も行って来た)不眠不休で頑張って来たんですが、そうやって頑張れたのも仲間の笑顔をみるためだったと思います。(あ、それと同時にみんな会社で働くという当たり前の事もやらなければならなかった)

 資料は200くらいつくったのですが、結局予想を遥かに上回る250人のお客様と25の報道機関があつまり(朝日新聞やNHKもきてくれた)大盛況でした。
 今回メディアの反応は最初とても寒かったんですね。警察報道をそのままコピーしたかの様な記事に合わせて(検挙される前の)警察の事前の情報であつまったテレビ局カメラの映像が使われ「過激派」「黒ヘル」などあたかも彼等が特殊な団体であるかのような情報操作に誘導され、第一報がなされました。今回もしも労組映像班がこのツアーに同行していなければメディアは更に酷い報道をやっただろうと思いました。でも、心ある記者の方々の二次的報道によって風向きがかわり、「あの通信社が流したんだから」ということで徐々に取材をしてくれる報道機関が増えました。
 そして特筆すべきは労組映像班がつくった映像がyoutubeで記録的なアクセス数をかせぎ一時期は日本で19位に入る程の驚異的な露出をしました。http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008110401000005.htmlこの事で世論を動かす程の報道が起こった為に警察も検察も方針を変えざるをえなくなったのだと思いました。

 フリーター全般労働組合は本当に貧乏な若者の集まりです。
 普通の労働組合では相手にしてもらえないような社会からの「承認」を得られない人々が集まります。平均年収は200万円以下です。そして、社会の格差に疑問を持つ若者も沢山集まって来る場所です。
 そういった団体が今回これほどまでにキツい嫌がらせを受けたのには理由があると思います。マスコミの人たちと話していて色んな意見を聞きましたが「麻生政権があまりにも脆弱であることの現れなんじゃないか?」と口にする関係者が多かったです。
 今までに経験をした事がない不況にみんな不安ですし、不満もあります。運動の時代(60年代~70年代)ならある程度把握が可能だった区分けがない時代にこういった不満が一体どういった形態で噴出するのか、政権にとっては恐怖だと思います。

 その恐怖を事前に摘む事ができないだろうか?・・・という願望が今回こういった形での嫌がらせに繋がったのかもしれません。
 こういった一般の市民への嫌がらせは今後も頻発すると思います。それはまるでモグラ叩きのようにアッチを打てばコッチが出ると言った風な滑稽な状態を生むでしょう。

 生まれた時から人の上に立つ麻生首相。あなたは秋葉原を味方にしてそれで若者が本当に支持してくれると思っていますか?
 秋葉原を歩く若者だってみんないろんな生活の問題、労働の問題を抱えています。現に一人の青年があそこで最悪の最後を迎えましたね?
 その秋葉原で自己責任論を展開するあなたには本当に苦しむ若者の気持ちがわかりますか?

 この世界に絶望して死んで行く若者の気持ちが伝わっていますか?

 ヒーローに何かを委ねる程私たちはもう夢見がちでは無い

 私たちのリアルな未来は私たちがつくるのだから

『ねごろのぷくぷく日記3』
http://d.hatena.ne.jp/negorin/20081106/1225992085

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