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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

最高裁あて要請署名に取り組もう!

2010年05月30日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 【「君が代強制」解雇裁判通信 第102号 2010/5/12】
 ◎ 最高裁あて要請署名に取り組もう!
 =上告審対策チームの報告とお願い=


 ◆ 署名活動始まる
 上告審対策チームで準備してきた、最高裁宛の要請署名の運動が始まりました。この要請署名は「君が代」強制解雇裁判と嘱託採用拒否撤回裁判との共同署名です。
 五月一日のメーデーと五月三日の憲法集会で街頭署名に取組み、325筆を獲得しました。
・目標は10万筆
 今後10万筆を目標に、取組みを強化していきたいと考えています。この署名を二つの裁判共同のものとしたのは、何より大法廷で一五名の裁判官全員による審理を求めたいためです。
 いずれの裁判も焦点は「10・23通達」の違憲・違法確認にありますが、そのためには「ピアノ判決」の判例変更をさせ、憲法で保障された思想・良心の自由と教育の自由を再確認させねばなりません。
 世論の動向によって裁判官の法令を解釈する基準が変わることは、最近のいくつかの裁判でも示されているところです。署名1筆のカは小さくてもその集まった力に期待して、取り組みましょう。御協力をお願いします。
 【署名用紙】(リンク先:予防訴訟をすすめる会HP)
http://www7b.biglobe.ne.jp/~yobousoshou/syomeiyoushi/saikousaisyomei-kojinn.doc
・全国に働きかけよう
 世話人会および上告審対策チームでは、これから首都圏および全国の労働組合・民主団体などに署名協力をお願いする予定でいます。その場合、団体役員等に知り合いの方がいるとスムーズに協力が得られます。会員の皆さまで、お知り合いの役員がいる団体を紹介していただける方は是非ご連絡下さい。
・会員の皆様へお願い
 会員の皆きまには、署名用紙を同封します。不足の場合はご連絡くだされば追加分をお送りします。ご自分で増し刷りしていただければ助かります。
 友人・知人や団体に呼びかけて署名を集めてください。署名欄が一杯になっていなくてもこ返送可能です。署名用紙に記入されている返送先に送ってください。
 ◆ 知識人・文化人の「共同アピール・コメント」
 知識人・文化入の「共同アピール・コメント」運動は、市川須美子(独協大)・鎌田慧(ジャーナリスト)・小森陽一(東大)・浪本勝年(大正大)・成嶋隆(新潟大)各氏のご尽力で「学校に自由を!共同アピール(案)」を作って頂いているところです。
 これからアピール文案の練り上げと「アピール賛同の呼びかけ人」になっていただきたい約一〇〇名の方への働きかけが始まります。できれば、五月中には「呼びかけ人」による修正を経て「共同アピール」を確定し、約二〇〇〇名の方にそのアピールへの賛同とコメントを要請してゆきたいと考えています。
 ◆ 最高裁への要請行動
 最高裁への要請行動についても対策チームで検討していますが、おおむね次のようになろうかと思います。
 ①二つの裁判共同の要請行動とする。
 ②要請行動に集まった方を2班に分け1班は直接要請、他班は裏門付近で宣伝行動など。
 ③署名・アピール等の提出。
・法廷の決定は六月か?
 弁護士さんの話では、二つの裁判の係属する小法延の決定は、「上告理由書」の提出から約一月後だろう、ということです。したがって、「君が代」強制解雇裁判は七~八月ころになりますが、嘱託採用拒否撤回裁判は「上告理出審」提出期限が五月一三日ですから、六月頃には小法廷が決まることになります。
・法廷決定前にも行勤
 これをうけて、六~七月頃に第一回の要請行動を行う予定ですが、仮に小法廷が決定されていなくても、夏前には一回目の要謂行動を行うつもりです。
 高等裁判所までの闘いでは、ロ頭弁論で法廷に入りきらない多くの傍穂支援をいただきました。最高裁での闘いでは原則口頭弁論がありません。それにかわるものが要請行動です。是非多くの方がお集まりくださいますようお願いします。
 (丸山)

《原告の思い》 ◆「罪人はどちら?」
原告・近藤光男

 地獄には罪人を裁く閻魔大王がいるという。生前に犯した罪の正否を決め、悪罪を犯したと判定されれば八大地獄へ落とされることになる。
 公務員である以上、上司の職務命令には従うのが当たり前と裁判官は判じているが、命令の内容や歴史的経緯・背景などどうでも良いというのですか?
 公務員は戦争に反対してはいけないのですか?
 交通事故やセクハラなどの服務事故と比べて、ただ黙って四〇秒間座っていた方がなぜ首になるのですか?
 これは、明らかに恣意的に思想犯としてデッチアゲたのではないのですか?
 戦争ができる国にするために邪魔者として排除したのではないのですか?
 不起立は内心の自由とは関係なく、式の進行を妨げ、生徒や保護者等出席者の信用を傷つけたというが、どこをどのように傷つけたというのですか?
 混乱した卒業式がありましたか?
 何が正義でいずれに正義があるのか、何が真実でいずれに真実があるのか、何が仁愛でいずれに仁愛があるのか、それらの価値判断を地獄に赴き、閻魔大王にもう一度学んできてほしい。

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