パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

アベを倒そう!(157)<オバマ発言と再発防止研修とその後>

2016年09月17日 | 日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、の渡部です。
 昨日(9月15日)、3月の卒業式で「君が代」不起立で処分された▲ 田中聡史さん(石神井特別支援学校)に対する研修センターでの「再発防止研修」が行われました。(抗議・支援行動に約40名参加)。
 早朝、職員出勤時に、「ひのきみ全国ネット」<首都圏>では、『アメフト選手の国歌起立斉唱拒否をオバマ大統領が擁護!』というチラシを職員向けにまきました。(5人で)。
 チラシはブログ「パワー・トゥ・ザ・ピープル!!パート2」にアップされています。
 受け取りはいまいちでしたが、通りがかりの一般人や高校生も含め130枚ほどまくことができました。
 田中さんの入場前に、<被処分者の会>、<大阪ネット>、<させない会>、<ひのきみ全国ネット>、<練馬教育問題交流会>、<平松弁護士>などから、抗議・要請がなされました。
 しかし、対応したm課長は、「上司に報告する」「研修は行う」と繰り返すばかりでした。
 ちなみに、<大阪ネット>(「日の丸・君が代」強制反対!不起立処分を撤回させる大阪ネットワーク)の「要請書」には、この再発防止研修に対し、
 「このような行政による差別的かつ違法・異常な行為を謝罪し、直ちにやめることを求めます」
 と述べ、さらに、この間に<大阪ネット>が出した「要請書」に対する回答が、
 「およそ回答とはいえないものです。『関係規定』の内容を表示し、さらに田中さんにのみ『校内研修』が研修センターで行われた理由・根拠規定を明らかにすることを求めます。」
 と付け加えてありました。

 2時間ほどの研修を終えて出てきた田中さんは次のように述べました。
 「最後の研修でした。9:00~9:45は服務指導。その後30分は報告書作成。
 10:30~11:00は室長室で報告。昨年とほぼ同じ内容でした。
 6月から7月は『所属校研修』でしたが呼び出されました。
 本日は<まとめ研修>で呼び出されました。
 いずれも平日の午前中で授業がありました
 自分は小学部の3年担任で、遠足のために校外を歩行練習の予定でした。
 職場は人手が少なく、同僚に謝って研修に来ました。
 日程を変えてもらうように要請したがダメでした。
 教育行政は、現場の人手不足を理解しなければならない
 支障ある時間にセンターに呼びつける。このようなことはやめてもらいたい。
 本日も同じ質問をされた。
 これは(2004年の)地裁決定(「繰り返し同一内容の研修を受けさせ、自己の非を認めさせようとするなど・・であれば、・・・違憲違法の問題を生じる可能性がある」)に反する。
 「日・君」強制は、思想・良心への制約であり、やるべきではない。」
 行動が終了し、昼食後、Yさんは先ほどの回答を聞くために再び研修センターに向かい、私も同行しました。
 研修センターでは、<案内>で外来者氏名を書き、回答を出した「研修部教育経営課」に行きたいと告げると、「3階です」というので、2人で向かいました。
 すると別室に通され、前回大阪のMiさん(私も同席)が会ったS氏とM氏が現れました。
 Yさんが「『関係規定』があるのなら、それを見せてくれ」と言うと、
 S氏が「あるが手順を踏んでくれ(情報公開で開示してくれ)」と言うので、
 Yさんが「それは情報公開の精神と異なる。反している。情報公開を妨げている」と述べ、「見せることもできないのか」と追及すると、
 M氏が上司に聞きに行き、「見せる事ならできます」と言って、≪服務事故再発防止研修実施要項≫(2ページ)というものを持ってきました。
 私が、「それをコピーしてくれないか。開かれた都政のサービスというものだろう」言うと、二人はあくまでもそれを拒否、「情報公開してくれ」と言います。
 そこで、見せてもらいながら話をすることになりました。

 すると、そこには「対象者の所属校において実施する専門研修」として、
  ア、法令問題、データ問題に関する課題、・・・・
  イ、事例に関する課題論文、・・・・
  ウ、課題論文、・・・
  エ、実地研修、・・・
 などと書いてありました。

 そこで、Yさんが「ここにはちゃんと、『対象者の所属校において実施する』と書いてあるではないか」と追求すると、
 彼らは、その下方にある
 「(研修の場所) 
  所属する学校及び研修センター等で実施する

 というところを示し。「だから研修センターでもいいんです」と言います。

 私たちは、「これはたんに場所が<所属する学校><研修センター><等>であって、要綱にはちゃんと『対象者の所属校において実施する』と書いてあるではないか」と言いましたが、同じような答えしか返ってきません。
 そこでYさんが、
 「では他の2人は所属校でやったのに、なぜ田中さんだけが違うのかその理由は?何か規定でもあるのか?」
 と聞くと、二人は、「規定はない」と述べ、理由については何も言いません。
 Yさんが、「差別的扱いではないか」と言っても何も答えませんでした。

 ラチがあかないので、Yさんは情報公開の手続きをして帰ることにしました。

 最後に私が、二人に
 「あなたたちは、オバマ大統領がアメフト選手の国歌斉唱不起立を擁護したことを知っていますか?」と聞きました。
 すると、M氏は、「朝ビラをもらったので・・」と言いましたので、私は、
 「都教委の人たちは自分たちが何をやっているか分かってるのですか。
 そもそもこの問題は石原知事の時から起きました。
 いま、築地の豊洲移転で問題が起きていますが、石原は自分は騙されたなどと言っています。
 また『君が代』で処分しておきながら、自分は『君が代』を歌わないと言っているのですよ。
 都教委の職員はみんなおかしいと思わないのですか。
 お二人はどう思っているのですか。」
 と質問しました。
 しかし、二人は困ったような顔をしていましたが、何も答えませんでした。

 しかし、いずれにせよ、今回大阪からYさんが来てくれ、都教委の不当さをまた一歩暴露することが出来たと思います。
 Yさんありがとうございました。
 また、大阪から(Miさん同様)夜行バスでわざわざご苦労様でした。

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 都教委包囲ネットは、この秋、以下の取り組みをします。

 ★ 『10・20都教委包囲・要請行動』
 <日時>2016年10月20日(木) 15:30~17:30
 <場所>都庁第一庁舎前に集合、
 <内容>包囲・要請行動
 <スローガン>
   ・10・23通達撤回! ・「日の丸・君が代」強制・処分反対!
   ・道徳の教科化反対! ・国威発揚の「オリンピック教育」反対!
   ・教育の軍事化を許さない! ・若者を戦場に送るな!

 都教委や都に文句を言いたい方々、多数お集まりください。
 要請文、抗議文なども当日提出します。
 提出される方はそれもお持ち下さい。


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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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  対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
 http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
 http://hinokimi.web.fc2.com/

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