パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

草津性被害町議リコール問題で海外報道2件

2020年12月13日 | 増田の部屋
 ◆ 草津町議リコールで、海外メディアの報道続く (ハフポスト日本版)
皆様
 こんにちは。増田です。これはBCCでお知らせしています。重複、ご容赦を!
 先日、英ガーデイアン紙の報道をお知らせしましたが、昨日のハフィントンポストによりますと、CNNニューヨークタイムズでも報道された、ということです。
 確かに記事にもありますが「世界経済フォーラムが発表した2019年版のジェンダーギャップ指数で、日本は153カ国中121位だった。」という事の分かりやすい例かもしれません。
 ぜひ、ご一読を! ここについているコメントも一名を除き「性被害」に対する無知を露呈していると思います。
 ※ 日本は「性差別や不平等が蔓延」。草津町議リコールで、海外メディアの報道続く。 | ハフポスト (huffingtonpost.jp)
 ◆ 英『ガーディアン』紙、町長からの性被害を訴えた新井祥子町議リコールについての報道
皆様
 こんにちは。増田です。これはBCCで送信しています。重複、ご容赦を。また、拡散、大歓迎です!
 以下、APP研(Anti Pornography and Prostitution Research Group、略称ポルノ・買春問題研究会)の森田成也さんがFacebookに投稿されていたので、ご紹介します。
 12月7日のハーバー・ビジネス・オンライン記事「性被害が事実認定される前に『憶測』で『町』が、告発した女性町議のリコール主導の不公正」!? も問題点を正確に指摘していましたが、
 英紙の「彼女の窮状は、日本の地方政治や国政における男性支配を浮き彫りにしている。」こそ、本質ですよね!
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 新井祥子議員のリコール事件に関する記事が『ガーディアン』に掲載されたので、急きょ翻訳しました。
https://www.theguardian.com/world/2020/dec/08/japan-towns-sole-female-councillor-ousted-after-accusing-mayor-of-sexual-assault
 ◆ 「日本のある町の唯一の女性町議員が町長の性的暴行を告発した後に議会から追放される」
   by ジャスティン・マッカリー 『ガーディアン』2020年12月8日

 町議会で唯一の女性議員が、町長の性的暴行を告発したことで、議席を失った。これは、日本国内における#MeToo運動を後退させるものだ。
 東京の北西部に位置する人気の高い温泉地、草津町で月曜日まで議員を務めていた新井祥子さんは、町の評判を落としたとして、90%以上の住民が彼女のリコールに賛成投票した後、議席を失ったと日本のメディアが報じた。
 彼女の窮状は、日本の地方政治や国政における男性支配を浮き彫りにしている。政治における女性の代表状況は国際的に見て日本は非常に貧弱なレベルにある。
 新井さんは昨年11月に出版された電子書籍の中で、2015年に草津町の黒岩信忠町長に町長室で「性的関係を強要された」と主張している。
 彼女は、黒岩氏(73)が「突然、私を引き寄せ、キスをし、床に押し倒した」とし、「押し返すことができなかった」と付け加えた。
 黒岩町長は「事件当日は事務所のドアもカーテンも開いていた」として、新井さんへの性的暴行を否定している。地元警察にも名誉毀損で彼女を告訴している。
 新井さんの主張は、男性議員の間で怒りの猛反発を引き起こし、2011年から無所属で議席を得ていた同議員に対する個人攻撃のキャンペーンを展開した。
 昨年12月には草津町議会の議員たちが新井さんを除斥に追い込んだが、県当局はこの動議を覆した。地元の政治家たちは、彼女が議会の「品位を傷つけている」と非難し、リコール投票を行なうのに十分な署名を集めた。
 『アガンス・フランス・プレス』紙は、町役場の広報担当者の話として、投票した2835人の住民のうち、2542人が新井氏のリコールを支持したと伝えた。
 51歳の新井さんは、投票を「不当で理不尽なもの」と表現し、悔い改めることはしなかった。『朝日新聞』によると、彼女は「権力者からの圧力に屈することはない」と付け加えた。
 彼女の元同僚たち(草津町議員)はこの決定を擁護した。
 リコール投票を推進した議員たちの代表は、NHKに対して、多くの観光客が訪れる人口6200人の草津町の「傷ついた評判を回復するために努力したい」と語った。
 新井さんを支持した数少ない住民の一人である地元の女性が『朝日新聞』に次のように語った。
 「性的暴行疑惑を公にして職を失う人が出れば、他の職場の人たちもクビを恐れて声を上げづらくなる」。
 新井氏の訴えに対する今回の対応は、日本における性暴力の訴えが適切に捜査されていないとの活動家たちの主張に対する注目を再び集めている。
 2017年の政府の調査によると、性的暴行を訴え出た女性はわずか4%にすぎない。
 日本のMeToo運動の象徴でありジャーナリストでもある伊藤詩織さんが、2015年に著名なテレビジャーナリストの山口敬之にレイプされたと告発して以来、日本の当局に対して、レイプの訴えをより真剣に受け止めるべきだという圧力が高まっている。
 警察は山口を逮捕しないことを決めたため、伊藤さんは民事訴訟を起こし、昨年末に勝訴した。
 山口は容疑を否認しているが、伊藤さんへの損害賠償を命じられた。

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