■ 「日の丸・君が代」強制反対・嘱託採用拒否撤回裁判 ■
控訴審 第1回口頭弁論へ
6月5日(木)午後2時30分~ 817号法廷
原告2人が陳述します
*傍聴抽籤があります。2時までに裁判所1階にお越しください。
*報告集会を行います。弁護士会館502号室ABCです。
◎ 私たちも控訴しました!
2月7日の判決は、都教委による嘱託採用拒否を「裁量権の逸脱、濫用」という理由によって「都教委による不法行為」と断定し、私たちの勝訴という結果になりました。
しかし、この問題の根本にある10・23通達及び職務命令の違憲・違法性は認定されず、その違憲・違法の認定を求めて私たちは東京高裁に控訴しました。
「君が代」の起立・斉唱強制は「思想・良心の自由」を保障している憲法19条に違反し、また教育への不当な介入を禁じている教育基本法にも違反していることの認定を求めて引き続き闘っていきます。
一審判決は、職務命令を「原告らの思想及び良心の自由との抵触が生じる余地がある」としながらも、「全体の奉仕者」「公共の利益」「学習指導要領」「一般的には」等々をキーワードとして、「原告らの思想及び良心の自由を侵すものとして憲法19条に反するとはいえない」と強引に結論付けています。
また、教育基本法10条「不当な支配」に関しても、地方自治を国家に対置することによって教育委員会の教育内容への介入を認めています。
そこには昨年2月のピアノ伴奏最高裁判決の影響が色濃く出ており、控訴審ではこの最高裁判決を覆す実に困難な課題が課せられています。
東京都も控訴しましたが、職務命令の発出は実質的に都教委が行ったとする一審に対する反論以外は、当然のことながら主に裁量権の逸脱・濫用を不服としています。
そこには「(原告は非違行為という)行状を棚に上げて」とか、「(原告らの不起立)がもたらす弊害、害悪」といった感情的言葉が目立ち、一審判決に対する苛立ちが窺われます。
◎ 予想される厳しい訴訟指揮をはね返そう
残念ながら控訴審の担当は、この3月に国立二小ピースリボン判決で控訴を棄却した稲田裁判長を中心とする高裁第4民事部で、都教委の主張をそのまま認め、ほとんど行政と一体化していると言わざるを得ない判決を出した最悪のメンバーです。
私たち原告側の控訴理由をまともに取り上げるかきわめて危険な状況です。
高裁がきちんと審議を尽くすためには、傍聴席だけでなく法廷横の廊下も埋め尽くし、私たちの必死の思いを伝えることが不可欠です。
多くの皆さんの御支援をよろしくお願いいたします。
控訴審 第1回口頭弁論へ
6月5日(木)午後2時30分~ 817号法廷
原告2人が陳述します
*傍聴抽籤があります。2時までに裁判所1階にお越しください。
*報告集会を行います。弁護士会館502号室ABCです。
◎ 私たちも控訴しました!
2月7日の判決は、都教委による嘱託採用拒否を「裁量権の逸脱、濫用」という理由によって「都教委による不法行為」と断定し、私たちの勝訴という結果になりました。
しかし、この問題の根本にある10・23通達及び職務命令の違憲・違法性は認定されず、その違憲・違法の認定を求めて私たちは東京高裁に控訴しました。
「君が代」の起立・斉唱強制は「思想・良心の自由」を保障している憲法19条に違反し、また教育への不当な介入を禁じている教育基本法にも違反していることの認定を求めて引き続き闘っていきます。
一審判決は、職務命令を「原告らの思想及び良心の自由との抵触が生じる余地がある」としながらも、「全体の奉仕者」「公共の利益」「学習指導要領」「一般的には」等々をキーワードとして、「原告らの思想及び良心の自由を侵すものとして憲法19条に反するとはいえない」と強引に結論付けています。
また、教育基本法10条「不当な支配」に関しても、地方自治を国家に対置することによって教育委員会の教育内容への介入を認めています。
そこには昨年2月のピアノ伴奏最高裁判決の影響が色濃く出ており、控訴審ではこの最高裁判決を覆す実に困難な課題が課せられています。
東京都も控訴しましたが、職務命令の発出は実質的に都教委が行ったとする一審に対する反論以外は、当然のことながら主に裁量権の逸脱・濫用を不服としています。
そこには「(原告は非違行為という)行状を棚に上げて」とか、「(原告らの不起立)がもたらす弊害、害悪」といった感情的言葉が目立ち、一審判決に対する苛立ちが窺われます。
◎ 予想される厳しい訴訟指揮をはね返そう
残念ながら控訴審の担当は、この3月に国立二小ピースリボン判決で控訴を棄却した稲田裁判長を中心とする高裁第4民事部で、都教委の主張をそのまま認め、ほとんど行政と一体化していると言わざるを得ない判決を出した最悪のメンバーです。
私たち原告側の控訴理由をまともに取り上げるかきわめて危険な状況です。
高裁がきちんと審議を尽くすためには、傍聴席だけでなく法廷横の廊下も埋め尽くし、私たちの必死の思いを伝えることが不可欠です。
多くの皆さんの御支援をよろしくお願いいたします。
「日の丸・君が代」強制反対・嘱託不採用撤回を求める会
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