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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

月末都教委糾弾ビラまき「都教委よ、詭弁を弄するな」

2018年09月29日 | 増田の部屋
 ☆ 次回「五輪読本」裁判、第4回口頭弁論に傍聴参加を!
   10月11日(木)14時 東京地裁526号法廷


 ★ 都教委よ、詭弁を弄するのはやめ、
   「五輪読本」の「国旗・国歌」記述の誤りを訂正せよ!


皆さま こんばんは。増田です。これはBCCでお知らせしています。重複・長文ご容赦を!
 本日早朝、東京都学校ユニオン恒例、月末都教委糾弾ビラまきを行いました。以下の内容です。本当に都教委ときたら詭弁ばかり…こんなことで使用を強制する「五輪読本」教科書のフェイク(ウソ)記述を正当化するのは無理でしょう!
 裏面は『週刊金曜日 2018.9.7(1199号)』の「オリンピックは子どもたちの洗脳の場なのか」(高嶋伸欣・琉球大学名誉教授)の論考を載せさせていただきました。本MLは添付ができないので、お読みになりたい方は個人メールをください。
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 ★ 「五輪読本」裁判での都教委の、しょうもない言い訳?

 都教委は2016年3月から『オリンピック・パラリンピック学習読本(五輪読本)』・映像教材DVD・教師用指導書を、東京都内の私立学校も含めて全ての小学校4年生から、中学校・高等学校の全学年の生徒に配布しています。
 そのため都民の税金を、初年度のこの年だけでも1億6285万4239円、支出しました。それから毎年、配布するわけですから、2018年の今年までにすでに都税を2億円は使っているのではないでしょうか。
 内容が本当に生徒のためになるのならば、「良し」としてもいいのでしょうが、当組合のビラで何度も指摘したように、五輪憲章に反する「国旗・国歌」記述を訂正しようとしません。
 五輪憲章の規定は、「オリンピック競技大会は、個人種目または団体種目での選手間の競争であり、国家間の競争ではない」のです。
 旗・歌は「NOC※がオリンピック競技大会を含む自身の活動に関連して採用する旗、讃歌」なので、国旗・国歌ではなく(裏面『週刊 金曜日』記事参照)「各選手団の歌・旗」なのです。現にアジア大会でも、韓国と北朝鮮は国旗ではなく、統一旗で入場しています。
 ※各国・地域オリンピック委員会

 「実教出版教科書問題・五輪読本に関し、違法不当な東京都教育委員会を訴える会(都教委を訴える会)」の『五輪読本』裁判で、都教委はこの点について以下のような釈明を裁判所に提出しました。
「(小学校の『読本』では「オリンピック・パラリンピックでは、開会式で選手たちが自国の国旗を先頭に行進します。表彰式では優勝した選手の国の国旗をかかげ、国歌を演奏します」と記述しているが)国旗・国歌以外に地域から派遣された選手団の旗・歌が表彰式で使われることを否定していない」?
 それならば、そのように記述すべきです! この記述では、生徒たちは「国旗・国歌以外に地域から派遣された選手団の旗・歌が表彰式で使われること」など意識にも上らないでしょう。
 ☆都教委は『五輪読本』の「国旗・国歌」記述の誤りを認めて、訂正せよ!

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