たんぽぽ舎です。【TMM:No3067】地震と原発事故情報
【緊急連絡】 福島原発事故帰宅困難区域で森林火災
★ 森林は除染が出来ていません。
帰宅困難になるほど放射能汚染の激しい地域で山火事が起きれば
高濃度の放射性物質を取り込んだ木々が燃え高濃度の放射性物質が飛散
5月1日現在、強風により放射性物質飛散中。東京電力で賠償を担当していた元東京電力社員の一井唯史さんから、緊急連絡で
す。⇒ https://goo.gl/TO3sGG
◎ 4月29日午後、福島第一原発事故の帰宅困難区域の森林で火災が起き、強風により山林の7万平方メートル以上が延焼し、燃えています。
ほとんどの方が福島で起きたこと、対岸の火事と思っているようですが、風により福島第一原発事故爆発時は関東甲信越、静岡、愛知の東側まで飛散しています。
福島だけが汚染されたわけではないのです。
今もなお火災は継続しており、30日の消火活動は日没とともに打ち切られ、5月1日午前5時過ぎから、再び、ヘリコプターで消火が行われる予定です。
私(一井唯史)は、退職に追い込まれた東京電力で、賠償を担当して色々な事を見てきました。残念ながら森林は除染が出来ていません。帰宅困難になるほど放射能汚染の激しい地域で山火事が起きれば、高濃度の放射性物質を取り込んだ木々が燃え、高濃度の放射性物質が飛散してしまいます。春先は関東にも花粉が飛ぶように飛んできます。3・11の時は、水が汚染されたことも人は、なぜか、すぐに忘れてしまうものです。
1日経った4月30日もまだ燃えており、5月1日以降も消火活動が行われる予定です。被曝に晒される期間は、現時点から鎮火後3~4日間程度です。
多くの放射性物質が飛散し、より長く被曝にさらされる恐れがあるため、要注意です。
◎3・11(2011年)の福島第一原発事故時は、南関東を汚染し、そして北関東、東北に戻り、途中雨の降った地域は高濃度に汚染されました。東北関東甲信越、静岡、愛知の人は、最低限、以下の対策をオススメします。
目に見えませんが油断をしないほうが良いと思います。
(5/1「再稼働阻止全国ネットワーク」MLより転送)
★ 2.広瀬隆さんが福島県の人々への放射能を心配
森林火災現場から、セシウムが出ている、十分注意して生活をして下さい。
広瀬隆さんが福島県の人々を心配して、福島県の人々へメールを出しました。
(たんぽぽ舎の電話取材)
★ 3.かなりの放射能が関東まで飛んで来ています
1週間後までは放射能を防ぐ日常生活にしてください
4月29日に福島県浪江町の十万山で発生した山火事は大きく広がり消えていません
小若順一 (『食品と暮らしの安全』)
原発から10kmの山で大規模な山火事が起きていることは、原発事故に近い規模の汚染が発生していることを意味します。
放射性ガスは発生しませんが、放射能が付いたチリが飛んできます。
さいたま市与野本町にある編集部では、通常0.07~0.08マイクロシーベルト/hを示す値が、今は0.08~0.1マイクロシーベルト/hになったので、かなりの放射能が関東まで飛んで来ています。
この山火事が鎮火して、1週間後までは放射能を防ぐ日常生活にしてください。
たんぽぽ舎メールマガジン編集部が、吉沢正巳さんへ電話取材しました。
吉沢正巳さんのお話(要旨)を紹介します。
・山火事はなかなか消えない。
ケムリが上がっている、理由は落ち葉がかなりの量で積み重なっているから。(ふよう土)厚い層を作っている。
ちょっとやそっとの水では一時的に消えても深い下までは消火できにくい。大雨が降らないと完全な消火はムリだと思う。
燃えたあとの灰が風で舞い上がると大変なことになる。
放射能を警戒しながらの毎日の生活だ。
★ 5.【続報】<浪江町帰還困難区域の山火事続く>
(NHK福島 NEWS WEB 福島放送局04月30日19時30分)
原発事故による帰還困難区域となっている浪江町の山林から、4月29日夕方、火が出て、少なくとも10ヘクタールが焼け、丸1日が経った今も燃え続けています。人や建物に被害は出ていませんが、福島県は自衛隊に災害派遣を要請し、5月1日、あらためてヘリコプターでの消火活動が行われる予定です。
4月29日午後4時半ごろ、浪江町井出の山林から「煙が上がっている」と消防に通報があり、福島県や宮城県などのヘリコプターが4月30日朝早くから、消火にあたりました。火は、30日午前7時半すぎにいったん、ほぼ消し止められたものの、強風で再び勢いを増し、さらに燃え広がったため、福島県は30日正午、自衛隊に災害派遣を要請し、ともにヘリコプターで消火作業にあたりました。
出火から丸1日余りがたった30日午後5時現在、少なくとも10ヘクタールの山林が焼けたということですが、人や建物への被害は出ていないということです。30日の消火活動は日没とともに打ち切られましたが、福島県などは5月1日午前5時過ぎから、再び、ヘリコプターで消火を行う予定です。
現場は、原発事故の影響で放射線量が比較的高い帰還困難区域で、出火した時間帯には、浪江町のほかの場所でも雷によるとみられる火事が起きていたことなどから、警察は、落雷が原因の山火事とみて調べています。
★ 6.浪江町で山林火災 人立ち入れず自衛隊出動
日本テレビ系(NNN)4/30(日)17:15配信
http://www.news24.jp/articles/2017/04/30/07360283.html?cx_recsclick=0
福島第一原発の事故で人が立ち入れない福島県浪江町の山林で火災が発生し、自衛隊などが消火活動にあたっている。山林火災が発生したのは、浪江町の十万山。福島第一原発の事故で帰還困難区域に指定される場所で、29日午後に町の防犯見守り隊から通報があった。
防災ヘリなどが出動して消火活動にあたり、一時、鎮圧状態となったが、強風にあおられて再び燃え広がった。福島県によるとこの火災でけが人はいないが、既に山林の7万平方メートル以上が延焼したという。現場は原発事故後、長期間、人が立ち入っていない場所で、地上からは近づくことができず、県は自衛隊や隣県にも防災ヘリの出動を要請し消火活動を続けている。
★ 7.十万山、消火に苦慮 福島・浪江、隊員に放射線対策も
福島民友新聞5/2(火)07:59配信
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20170502-168996.php
東京電力福島第一原発事故で帰還困難区域になっている浪江町井手の十万山で4月29日に発生した山林火災で、県や陸上自衛隊は1日、ヘリコプターで上空から消火活動を続けたが鎮火できず、同日午後6時30分に活動を終了した。
人の立ち入りが通常できない帰還困難区域内の山林火災は、地上での消火活動に制限が多く、関係者は対応に苦慮している。
「現場まで登山道を歩いて1時間。付近には水利施設もない」と県の担当者。加えて帰還困難区域のため地元消防団員は活動できない。浪江町消防団の佐々木保彦団長(69)は団員が活動できないことに加え「県内外に散り散りに避難している。災害に対する即応性は大きな課題」と危機感を募らせる。
地上で活動できる双葉地方消防本部の隊員にも壁が立ちはだかる。同本部によると、小雨で火の勢いが弱まったため、隊員45人が1日午後3時ごろから水タンクを背負って入山、30分ほど消火活動に当たった。
しかし隊員は通常装備に加え、放射線対策のため防護服と全面マスクを装着した。大和田仁消防長(56)は防護服での活動自体が困難な上、「原発事故後、進入路を整備していないため、倒木や高線量の場所が行く手を阻んでいる」と通常の現場との違いを説明する。
県によると、現場周辺の放射線監視装置(モニタリングポスト)の値に目立った変動はないという。
県が線量測定器2台設置
県は1日、火災現場近くにある双葉町の石熊公民館と大熊町の野上一区地区集会所に大気中の塵(ちり)などを採取して放射線量を測定する機器を各1台設置した。
測定結果は調査中で2日以降、公表するとしている。
【緊急連絡】 福島原発事故帰宅困難区域で森林火災
★ 森林は除染が出来ていません。
帰宅困難になるほど放射能汚染の激しい地域で山火事が起きれば
高濃度の放射性物質を取り込んだ木々が燃え高濃度の放射性物質が飛散
5月1日現在、強風により放射性物質飛散中。東京電力で賠償を担当していた元東京電力社員の一井唯史さんから、緊急連絡で
す。⇒ https://goo.gl/TO3sGG
◎ 4月29日午後、福島第一原発事故の帰宅困難区域の森林で火災が起き、強風により山林の7万平方メートル以上が延焼し、燃えています。
ほとんどの方が福島で起きたこと、対岸の火事と思っているようですが、風により福島第一原発事故爆発時は関東甲信越、静岡、愛知の東側まで飛散しています。
福島だけが汚染されたわけではないのです。
今もなお火災は継続しており、30日の消火活動は日没とともに打ち切られ、5月1日午前5時過ぎから、再び、ヘリコプターで消火が行われる予定です。
私(一井唯史)は、退職に追い込まれた東京電力で、賠償を担当して色々な事を見てきました。残念ながら森林は除染が出来ていません。帰宅困難になるほど放射能汚染の激しい地域で山火事が起きれば、高濃度の放射性物質を取り込んだ木々が燃え、高濃度の放射性物質が飛散してしまいます。春先は関東にも花粉が飛ぶように飛んできます。3・11の時は、水が汚染されたことも人は、なぜか、すぐに忘れてしまうものです。
1日経った4月30日もまだ燃えており、5月1日以降も消火活動が行われる予定です。被曝に晒される期間は、現時点から鎮火後3~4日間程度です。
多くの放射性物質が飛散し、より長く被曝にさらされる恐れがあるため、要注意です。
◎3・11(2011年)の福島第一原発事故時は、南関東を汚染し、そして北関東、東北に戻り、途中雨の降った地域は高濃度に汚染されました。東北関東甲信越、静岡、愛知の人は、最低限、以下の対策をオススメします。
・無駄に内部被曝しないように換気はしない仲の良い人、自分の大切な人に知らせてください。話した人に嫌な顔されたら、そうだね、放射能バカが、未だにウザいこと言ってるよね、と同調して嫌な思いをしないようにしてください。話のわかる人は、今出来るベストを尽くして、自分の身は自分で守りましょう。
・外出時は2重マスク
・家庭菜園はしばらくビニールシートを被せて対応する(ビニールシートを外す時は完全防備しましょう)
・雨が降った時は必ず傘をさす
・1週間くらい、毎日、朝昼晩、味噌汁を飲む(わかめの味噌汁がベスト、味噌は半年以上熟成されたもの)
・子供のいる家庭は特に、水を買っておく
目に見えませんが油断をしないほうが良いと思います。
(5/1「再稼働阻止全国ネットワーク」MLより転送)
★ 2.広瀬隆さんが福島県の人々への放射能を心配
森林火災現場から、セシウムが出ている、十分注意して生活をして下さい。
広瀬隆さんが福島県の人々を心配して、福島県の人々へメールを出しました。
(たんぽぽ舎の電話取材)
★ 3.かなりの放射能が関東まで飛んで来ています
1週間後までは放射能を防ぐ日常生活にしてください
4月29日に福島県浪江町の十万山で発生した山火事は大きく広がり消えていません
小若順一 (『食品と暮らしの安全』)
原発から10kmの山で大規模な山火事が起きていることは、原発事故に近い規模の汚染が発生していることを意味します。
放射性ガスは発生しませんが、放射能が付いたチリが飛んできます。
さいたま市与野本町にある編集部では、通常0.07~0.08マイクロシーベルト/hを示す値が、今は0.08~0.1マイクロシーベルト/hになったので、かなりの放射能が関東まで飛んで来ています。
この山火事が鎮火して、1週間後までは放射能を防ぐ日常生活にしてください。
・外出時は防塵マスクを付けてください。★ 4.吉沢正巳さん(希望の牧場・浪江町にある)のお話
・雨にはできるだけ濡れないように。
・洗濯物を外に干してはいけません。
・空気清浄機は、フィルターを新しくして強めのモードに。
・飲用水は浄水器を通したものか、ペットボトルを飲みましょう。
・野菜は、ハウス野菜を選びましょう。
※『食品と暮らしの安全』HP<http://tabemono.info/>より
たんぽぽ舎メールマガジン編集部が、吉沢正巳さんへ電話取材しました。
吉沢正巳さんのお話(要旨)を紹介します。
・山火事はなかなか消えない。
ケムリが上がっている、理由は落ち葉がかなりの量で積み重なっているから。(ふよう土)厚い層を作っている。
ちょっとやそっとの水では一時的に消えても深い下までは消火できにくい。大雨が降らないと完全な消火はムリだと思う。
燃えたあとの灰が風で舞い上がると大変なことになる。
放射能を警戒しながらの毎日の生活だ。
★ 5.【続報】<浪江町帰還困難区域の山火事続く>
(NHK福島 NEWS WEB 福島放送局04月30日19時30分)
原発事故による帰還困難区域となっている浪江町の山林から、4月29日夕方、火が出て、少なくとも10ヘクタールが焼け、丸1日が経った今も燃え続けています。人や建物に被害は出ていませんが、福島県は自衛隊に災害派遣を要請し、5月1日、あらためてヘリコプターでの消火活動が行われる予定です。
4月29日午後4時半ごろ、浪江町井出の山林から「煙が上がっている」と消防に通報があり、福島県や宮城県などのヘリコプターが4月30日朝早くから、消火にあたりました。火は、30日午前7時半すぎにいったん、ほぼ消し止められたものの、強風で再び勢いを増し、さらに燃え広がったため、福島県は30日正午、自衛隊に災害派遣を要請し、ともにヘリコプターで消火作業にあたりました。
出火から丸1日余りがたった30日午後5時現在、少なくとも10ヘクタールの山林が焼けたということですが、人や建物への被害は出ていないということです。30日の消火活動は日没とともに打ち切られましたが、福島県などは5月1日午前5時過ぎから、再び、ヘリコプターで消火を行う予定です。
現場は、原発事故の影響で放射線量が比較的高い帰還困難区域で、出火した時間帯には、浪江町のほかの場所でも雷によるとみられる火事が起きていたことなどから、警察は、落雷が原因の山火事とみて調べています。
★ 6.浪江町で山林火災 人立ち入れず自衛隊出動
日本テレビ系(NNN)4/30(日)17:15配信
http://www.news24.jp/articles/2017/04/30/07360283.html?cx_recsclick=0
福島第一原発の事故で人が立ち入れない福島県浪江町の山林で火災が発生し、自衛隊などが消火活動にあたっている。山林火災が発生したのは、浪江町の十万山。福島第一原発の事故で帰還困難区域に指定される場所で、29日午後に町の防犯見守り隊から通報があった。
防災ヘリなどが出動して消火活動にあたり、一時、鎮圧状態となったが、強風にあおられて再び燃え広がった。福島県によるとこの火災でけが人はいないが、既に山林の7万平方メートル以上が延焼したという。現場は原発事故後、長期間、人が立ち入っていない場所で、地上からは近づくことができず、県は自衛隊や隣県にも防災ヘリの出動を要請し消火活動を続けている。
★ 7.十万山、消火に苦慮 福島・浪江、隊員に放射線対策も
福島民友新聞5/2(火)07:59配信
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20170502-168996.php
東京電力福島第一原発事故で帰還困難区域になっている浪江町井手の十万山で4月29日に発生した山林火災で、県や陸上自衛隊は1日、ヘリコプターで上空から消火活動を続けたが鎮火できず、同日午後6時30分に活動を終了した。
人の立ち入りが通常できない帰還困難区域内の山林火災は、地上での消火活動に制限が多く、関係者は対応に苦慮している。
「現場まで登山道を歩いて1時間。付近には水利施設もない」と県の担当者。加えて帰還困難区域のため地元消防団員は活動できない。浪江町消防団の佐々木保彦団長(69)は団員が活動できないことに加え「県内外に散り散りに避難している。災害に対する即応性は大きな課題」と危機感を募らせる。
地上で活動できる双葉地方消防本部の隊員にも壁が立ちはだかる。同本部によると、小雨で火の勢いが弱まったため、隊員45人が1日午後3時ごろから水タンクを背負って入山、30分ほど消火活動に当たった。
しかし隊員は通常装備に加え、放射線対策のため防護服と全面マスクを装着した。大和田仁消防長(56)は防護服での活動自体が困難な上、「原発事故後、進入路を整備していないため、倒木や高線量の場所が行く手を阻んでいる」と通常の現場との違いを説明する。
県によると、現場周辺の放射線監視装置(モニタリングポスト)の値に目立った変動はないという。
県が線量測定器2台設置
県は1日、火災現場近くにある双葉町の石熊公民館と大熊町の野上一区地区集会所に大気中の塵(ちり)などを採取して放射線量を測定する機器を各1台設置した。
測定結果は調査中で2日以降、公表するとしている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます