〔週刊 本の発見〕第297回(レイバーネット日本) ☆ 『武器としての国際人権~日本の貧困・報道・差別』 (藤田早苗・著、集英社新書、1,100円+税、2022年12月)
評者:黒鉄好(2023/5/4)
日本が人権後進国と言われるようになって久しい。しかし本書を読むと、ニッポンの人権後進国ぶりはそんな生やさしいレベルではすまないことがわかる。
レイバーネットを日常的に読んでいる . . . 本文を読む
☆ 疲弊する保育士 良い保育できない (週刊新社会)
「異次元の少子化対策」を打ち上げた岸田首相に対して、1948年の制度創設以来変わらない4歳・5歳児の配置基準など、保育士一人当たりの児童数の基準の改善が大きな焦点となっている。 世界と比べて劣悪な基準となっており、それでも少しでも良い保育をと頑張っている保育士の努力任せにするのは限界だ。
子どもたちから一日中目が離せず、子どもの昼寝時 . . . 本文を読む
ひょうたん島研究会・TT(高木@千葉高退教)です。 すべての友人の皆さんへ。 替え歌を作ったので、紹介します。 例によってしょうもない内容なので、忙しい人はスルーしてください。 ただしこの替え歌、いつも国会前等で翻っているむしろ旗に対するリスペクトのつもりで作りました。 みんなでむしろ旗を持って、悪政と闘いましょう!--って、アジってしまいました。 ぼくらしくないですね!(23/05/02)
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=沈思実行(144) 週刊新社会= ☆ 「本土」の沖縄化・本番
鎌田 慧
大江健三郎さんが他界した。「さようなら原発」運動に積極的に参加していただいていたので、打撃は大きい。 沖縄への自衛隊配備が急ピッチになつて、『沖縄ノート』を読み返した。 刊行は「復帰前」だった。謝花昇、伊波普猷、古堅宗憲など、著者の沖縄の抵抗者たちにたいする若々しい共感が、心を打った。
「復帰」から51年たって . . . 本文を読む
=週刊新社会:映画紹介= ☆ 『裸のムラ』 ~日本の縮図を表すドキュメンタリーhttps://www.hadakanomura.jp/ 2020年、富山市議会の政務活動費不正受給等で、14人の市会議員が辞職に追い込まれました。その顛末を描いたドキュメンタリー映画『はりぼて』の五百旗頭幸男監督が、隣県の石川テレビで制作した2つの番組、『裸のムラ』(21年)と『日本国男村』(22年)を組み直したの . . . 本文を読む
★ 2024年度使用小学校教科書の採択に関する要望書と公開質問状
2023年5月6日
教育委員会 教育長 様教科用図書選定委員会 様
子どもたちに渡すな!あぶない教科書 大阪の会
貴教育委員会の教育への日頃のご尽力に敬意を表します。 さて2024年度から使用される小学校教科書の採択に向けて、貴教育委員会も準備作業を進めておられることと存じます。3月の末に公表された文部科学省の教科書検定 . . . 本文を読む
☆ 憲法記念日に憲法を蔑ろにしている話題を報道していることに気付いていない? 皆さま 高嶋伸欣です
1 『朝日新聞』が5月3日憲法記念日に掲載したシリーズ「みる・きく・はなす」の「遮断の時代④」(添付資料参照)については、昨日のメールで触れたのとは別の意味で疑問があります。
2.それは、記事の後半で紹介している熊本市が条例改正案についてのパブリックコメントで”誤解&rd . . . 本文を読む
☆ 連載「みる・きく・はなす」ではなぜ不当な圧力を跳ね返した例を伝えないのか?
皆さま 高嶋伸欣です
1 今年もまた朝日新聞阪神支局襲撃事件(1987年5月3日)を起こした「赤報隊」に対する「答えとして」『朝日新聞』が毎年連載している「みる・きく・はなす」の第47回目のシリーズが4月30日から掲載されています。
さらに同日の『朝日』は朝刊2ページを広告抜きの全 . . . 本文を読む
☆ <「5・3憲法大集会」を新たな出発点に>
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「新芽ML」・「ひのきみ全国ネット」・「戦争をさせない杉並1000人委員会」・「杉並コモンズ」の渡部です。
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昨年2月24日に始まったウクライナ戦争が泥沼化し、1年以上続いている。その間東アジアでも「台湾有事」が叫ばれ、世界中が軍拡に走り、新たな世界分割の様 . . . 本文を読む
☆ あらたな戦前にさせない!改憲・大軍拡NO! ~憲法大集会に2万5千人 (レイバーネット日本)
→動画(7分) 5月3日、「あらたな戦前にさせない!守ろう平和といのちとくらし 2023憲法大集会」が東京・有明防災公園で開催された。入口で右翼が騒ぐ一幕もあったのが、広々とした会場は続々とやってくる人波でうまった。 市民の旗、組合の旗などが林立してカラフルだった。巨大スペースの会場 . . . 本文を読む
★ 貧困と教育の軍事化~教育の新自由主義と国家主義破壊される教育と進む市場化 奨学金が“サラ金”状態に (週刊新社会)
学校と地域をむすぶ板橋の会が3月21日、『板橋のつどい23』を東京・板橋区内で開いた。講師の大内裕和さん(武蔵大学教授)は、「貧困と教育の軍事化~教育の新自由主義と国家主義~」と題して講演した。 また、集会では東京「君が代」裁判5次訴訟の原告の . . . 本文を読む
☆ 書評:佐高 信 著「反戦川柳人 鶴彬の獄死」 集英社新書(一〇七八円)
私が、初めて鶴彬のことを知ったのは、詩人の秋山清が書いた「ある反戦川柳作家の生涯」を読んでからだった(1971年頃だったとと思う)。そして1977年、たいまつ社から「鶴彬全集」の分厚い一巻本を手にして以来、いつも鶴彬のことを思いながら、川柳を作りつづけてきた。 しかし、それから四〇年以上も経過し、同全集をはじめてとし . . . 本文を読む
=月刊救援:沖縄と天皇(11)= ◆ 日の丸の押し付けと抵抗
一九八七年の沖縄国体を契機に、天皇(皇族)とともに日本によって強行的に持ち込まれたもののひとつが「日の丸」だ。 一〇月二六日、国体ソフトボール競技の開始式が行われた読谷の球場で、スコアボードに掲げられていた「日の丸」が、知花昌一によって焼き捨てられた。
読谷村は、文部省の「日の丸・君が代」強制反対の村議会決議もしている。村は . . . 本文を読む
☆ 労働者を迎える国から「出稼ぎに行く国」へ。 ~円安で剥がれた日本の“化けの皮” (まぐまぐニュース)
by 河合 薫『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』
30年ぶりの円安により、諸外国との賃金格差が拡大し、ワーキングホリデーなどで“出稼ぎ”に行く人たちの話題がメディアで取り上げられるようになっています。国内に目を向けると、 . . . 本文を読む
『週刊新社会』【沈思実行(145)】 ☆ 絶望からの脱出
鎌田 慧
先行き、この国はどうなるのか。無責任に憂い顔でいえるような問題ではない。しかし、このところ、最大の権力者といえる首相が、公私混同を専らにして、政治の劣化が目につきすぎる。それは永過ぎた安倍首相時代から顕著になったのだが、「森友」、「加計」とほかならぬ教育問題、学校の創設に、首相の妻や首相の友人への身びいきがあった。 いま . . . 本文を読む